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ブラジルではバイオエタノール燃料がガソリンの6割程度なので、経済性が受けていまよく普及しているらしいです。でもエタノールってガソリンの六割くらいしか熱量がないはず。エタノールの重さまで考えると燃費はガソリンの六割以下になるんじゃ?ガソリンの6割程度のバイオエタノールって本当に経済的なんですか?

A 回答 (5件)

米国での話しですが、現状のガソリン価格であれば、消費者にメリットのある価格でのバイオアルコールの製造はかなり旨みの大きい商売と見なされているそうです(現状で米国ではガソリンほぼ同水準の売価だそうですが、将来的には1/3程度の価格1ガロン1ドル以下程度までは見込めるそうです)。


現状は米国政府の補助金も加わっていますので米国でのトウモロコシの市場価格を相当押し上げており(食用の価格にくらべバイオ燃料用は相当高そう)、米国からの輸入にたよっているメキシコで輸入価格が高騰し騒動になっているそうです。このことはバイオアルコールが消費者にも生産者にも経済的であるという証拠ではないでしょうか。原油価格が現状の高値に張り付く限りアルコール燃料は経済的とみなしてもよいと思います。
もちろん、アルコール燃料の最大の売りは、CO2の排出量が零である点で、CO2の排出権が金銭で売買されようとしている昨今、環境負荷を考えればもっとも経済的であることは間違いないようです。だからこそ米国での積極的な導入が始まったとみるべきでしょう。
ただ、開発途上国の貴重な食料を、先進国のガソリン代貸としてよいのかという議論がこれから生じることは間違いないようです。
食料以外の植物からバイオ燃料を作成することが急務か。
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この回答へのお礼

 大規模農場が近くにあり、現地のそばでエタノール醸造ができる環境なら可能なんでしょう。でもそんなことができる施設はまだまだ少ないですし、バイオエタノール生産が増えれば、穀物相場が上がるので、実際には旨みが大きいというのも無理がありそうです。排出権取引までが連動すれば、かなり経済性もあがりそうです。
 確かにセルロース系のバイオエタノールができれば最強でしょう。実を市場に出荷して茎えdエタノール作ればいいんですから。でもセルロース分解は時間がかかりますし、セルロースを高発現できる酵母も簡単じゃあないでしょう。最終的な目的地はそこでしょうが、なかなか道は険しそうです。いつか再生紙がなくなる時代が来るかも。
 皆様ご回答ありがとうございました。いろいろ脱線してきてるし、ここらで締めさせていただきます。

お礼日時:2007/03/29 06:46

ちょっと混乱させたようですね。


>エタノールのほうがもともと燃焼効率がいいということでしょうか?
燃料電池の燃料として使った場合のエネルギー変換効率は90%にもなります。
内燃機関で使った場合は、ガソリンでもアルコールでも持ってる化学エネルギーのいいとこ40%程度しか運動エネルギーに出来ません。

なので、燃料電池自動車として実用化されれば、効率の面では内燃機関では太刀打ちできません。

この回答への補足

いえ混乱してはないと思いますよ。エネルギー効率が四割劣るエタノール燃料が、燃費では2~3割しか落ちていないので、燃焼効率がいいのかなと思いました。勿論燃料電池が効率いいのはわかっています。フレックス燃料車と同じ値段で、エタノール改質機能付燃料電池車ができれば最強でしょうね。ある意味無駄にCO2出してる状態ですが。

補足日時:2007/03/27 02:33
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価格が6割で熱量が6割として、単純に利点・欠点を考えると次のようになると考えます。


・燃料槽の容積の関係上、給油回数が増える。
・高出力を得がたい。
・単価が原油供給に左右されない。
・単価が天候や病害虫等の自然現象に左右される。
単価に関しては補助金で調整されるわけですが、これは元は税金ですから相殺しているものとみなします。
まとめると、次のようになります。
・投機的な国際取引や国際情勢の変動(例えばイラク戦争など)の影響を小さく抑えられる。
・給油と大量貨物の輸送に必要な手間と時間が現状より増加するため、「機会の損失」が発生する。

個人的には、ハイブリッド車や燃料電池車が大幅に安くなれば、消費者にとって経済的だと考えます。

この回答への補足

お礼欄と補足欄を間違えてしまいました。ご解答ありがとうございました。

補足日時:2007/03/27 02:32
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この回答へのお礼

原油高によって穀物(砂糖)相場が上下する時代ですから、”・単価が原油供給に左右されない。”の効果は薄そうですよね。勿論フレックス燃料車は両方使えるので、安いほうを使うという選択肢があるわけですが。
 私が気になっているのは個人が、ガソリンを使うのとE100を使うのではどちらが経済的かという点です。別にE100(ガソリン)を使うと所得税や消費税を控除してくれるわけではないので、単純にガソリンスタンドでの税込み売却価格で考えたいと思いました。

お礼日時:2007/03/27 01:12

こんにちは。


内燃機関(つまりエンジン)で使用した場合は、燃費はガソリンに比べて2~3割落ちるそうです。
http://www.brics-jp.com/brazil/car.html

現在の技術では、燃費の低下はその位まで食い止められているという事のようです。

ただ、将来的には燃料電池自動車の燃料として使った場合には、エネルギー変換効率が全く違うので、ガソリン車よりはるかによくなる期待が持てます。
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この回答へのお礼

ガソリンよりエネルギー効率が高いとはおどろきです。エタノールのほうがもともと燃焼効率がいいということでしょうか?3割り落ちだとたいしたことないですが2割落ちとすると、燃料費4分の1カットですか。庶民にはばかにならない数字ですね。(フレックス燃料車がいくらかによるけど)ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/27 00:52

 おもっきり不経済ですよ・・・・



 石油(ガソリン)の値段に対抗するためにブラジルではバイオエタノールにバイオ燃料の生産者が免税措置を受けけてます
 また、産業への直接補助金もありますので

 この2つののけると、石油(ガソリン)より実質価格は高くなります

 ちなみに、アメリカでも同様で補助金がじゃぶじゃぶで補助金が無くなれば採算ラインはトウモロコシ 1ブッシュ当たりの値段が1.4ドル以下で無いと採算が合わないと言われてます

 ちなみに
 バイオ燃料 補助金 で検索すると知りたいことがうじゃうじゃ出てきますので見てください

この回答への補足

いやそういう意味じゃなくて、ガソリンの六割の値段のエタノール燃料を使うことは、消費者にとって経済的かどうかという質問です。

補足日時:2007/03/27 00:08
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