プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よろしくお願いいたします
金属の処理にシランカップリング処理という言葉が
でてきました。
なんだか高校だったか大学の教養だったかで習った覚えも
ある言葉ですが、忘れてしまいました。
どんなものなのか概略をご教授いただけたら幸いです

A 回答 (3件)

一般に金属の表面には水酸基があります。


シランカップリング剤のアルコキシシリル基を加水分解させたシラノール基と金属表面の水酸基とを結合させシロキサン構造にします。有機官能基部分は有機物と親和性があるので、結果として有機質と無機質の接着性を上げる効果が得られるといったところでしょうか。
また補足として、硫黄原子含有シランカップリング剤だとさらに金属への接着性が上昇すると言われています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

みなさん、ご回答ありがとうございました。
みなさんの回答で化学をもう一度勉強してみたいなと
思いました。
ありがとうございました

お礼日時:2007/04/24 15:01

一般に極性基などあっては困る官能基をシリル化して物質の表面物性を変更するとき良く用いられる試剤です。


最も頻繁に用いられるのは酸性のOHでシリカゲルのSi-OHなどもキャップすることが出来ます。
種類は#1のお答えの引用にあるように非常に多くそれぞれ使いやすい官能基に対応する官能基を持っています。
    • good
    • 1

 シランカップリング処理とは、分子内に無機部分と有機部分をもつシランカップリング剤というものを無機材料の表面に化学反応で結合させ、有機材料と反応結合しうる形に改質する処理です。

シランカップリング剤については、ネットで調べればいろいろ出てくると思いますが、例えば以下のサイトなどをご覧ください。
http://www.tokyokasei.co.jp/product/materials-ch …
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A