
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
こういうページがありました。
http://sasapanda.net/archives/200512/30_0000.cgi
定説かどうかはわかりませんが、説としては面白いと思いました。
少なくとも、古い漢文が「左右」となっていたというのは事実だと思います。
有名な史記の四面楚歌の箇所には、項羽が「虞や虞やなんじを奈何せん」とうたったあとに
「左右皆泣、莫能仰視」とあります。ここから字音語で示すばあいに日本人が「左右」と書きならわしたのは自然の流れだったといえるのではないでしょうか。
ただし、和語も古くは「みぎひだり」より「ひだりみぎ」が多く使われていたかもしれません。
「ひだりみぎにも濡るるそでかな」(源氏物語・須磨)--このばあい副詞
「聞こしめてひだりみぎと方わかたせ給ふ」(源氏物語・絵合)
上記のように「左右(「ひだりみぎ」と読みます)」と書かれた例がたくさん(少なくと数十件)ありますが、「右左(みぎひだり)」と書かれた例は1件もありません。
このような例は他に、
東西→ にしひがし
表裏→ うらおもて(「おもてうら」もある)
早晩→ おそかれはやかれ
などがあります。
しかし、
前後→ まえうしろ(「うしろまえ」もある)
上下→ うえした
善悪→ よいわるい
往還→ いきかえり
という逆の例もあります。
ここまで、考えると直感的には二文字/三文字の区切りのリズムのよさが原因かと思いましたが、
昇降→ のぼりおり
の例もありました。
ちょっと一筋縄ではいかないようです。実際は、論文を書くときのように詳細に調べてみないとわかりません。ごくごく大雑把に調べただけなので単なる他人のいい加減な仮説としてください。
答えにならず申し訳ありません。
No.7
- 回答日時:
No.1です
>→サンダルを右左に履いちゃったよ
>→お茶碗を持つ手が右左だよ
No.2 様
なるほど。
思い至りませんでした
この場合だと
「みぎひだり」だけで「左右逆である」という意味に使われてますね。
No.6
- 回答日時:
No.2です。
>普通「右左」というと間違ってしまったときに使っていると思います。
No.2様 そういう例が 思いうかびません。
どういう例でしょうか?
→サンダルを右左に履いちゃったよ
→お茶碗を持つ手が右左だよ
とか使いませんか。子供の頃によく親に注意されました。
皆さん、なかなか奥深いですね。
学力が無いのが悲しい…。
No.4
- 回答日時:
日本語と中国語の発音の違いによって順番が決まってる, って考え方はあるみたい.
ちなみに日本では左大臣の方が右大臣より上ですが, 中国では時代によって違ったんじゃないかなぁ?
参考URL:http://www.sf.airnet.ne.jp/%7Ets/language/sayu.h …
No.3
- 回答日時:
No.1の者です。
No.2の方の回答を拝見して、1つ思い当たることがあります。
右と左とでは 左の方が位が上なんです。
右大臣より左大臣の方が偉い。
音読みの方は 中国からの漢語由来、昔からある言葉。
左右(サユウ)は 位が上の「左」が先でなければなりません。
もう1つの訓読みは 和語(日本語)ですよね。中国にはない読み方。
音読みより後からできた読み方。
「ひだりみぎ」は いいにくいなあ。
交通安全でも 小学生に
「みぎひだり みて わたりましょう」の方が リズム感あって、わかりやすい。
もしかしたら 大昔は「ひだりみぎ」だったのが 「みぎひだり」の方が言いやすいと馴染んでいったのかもしれない。
なんて私の仮説
金田一春彦先生は どう思われるかしら。
お伺いしたいものです。
>普通「右左」というと間違ってしまったときに使っていると思います。
No.2様 そういう例が 思いうかびません。
どういう例でしょうか?
No.2
- 回答日時:
面白い質問ですね。
>なぜ、両者は逆なのでしょう?
という質問の意図からするとちょっと違うのかも知れません。
ハッキリとはわかりませんが、
漢字は元々中国から渡ってきたもので
音読みは中国の発音に近くて、
訓読みは後から日本人がつけたのかなと思います。
「左右」は「人生を左右する」とか何か重要な使い方だったり、
歴史的にも古く能や狂言の舞の型にもあるようです。
普通「右左」というと間違ってしまったときに使っていると思います。
ですから、何が理由かはわかりませんが「左右」が基準となって
「右左」は間違っているとそういう事なんじゃないでしょうかね。
金田一先生に教えて欲しいですね。
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