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今、レトリックについて勉強しているのですが、
RAGFAIRの「白い天使が降りてくる」という曲の歌詞で「窓の外には プラタナスの木に おめかしをする 北風の子供達」という部分がありますがこれはレトリック的にどう解釈したら良いのでしょうか?
(くだらない質問でごめんなさい・・。)

あとレトリックについて詳しくわかるサイトなどがあったら教えてください。

A 回答 (2件)

はじめまして。



レトリック(修辞法)とは、言葉をうまく使って美しく表現することをいいます。ここでは、擬人法と暗喩(隠喩)と呼ばれる比喩が使われています。

1.擬人法:比喩の一種で、物を人に例えて表現する方法(例:風がささやく、花が微笑む)

(1)「おめかしをする」が擬人法になっています。「おめかし」は人に使われる名詞です。木は人ではないので、おめかしすることはできません。ここでは「飾る」「きれいにする」の意味で使い、木を擬人化しています。

(2)「北風の子供達」も「天使」の擬人法として使われています。「天使」は人間ではなく想像上のものなので、「子供」という表現は擬人化しているといえます。

(3)北風は子供を持ちませんから、「北風」を人間と見ている言い回しになっており、北風を擬人化しています。

(4)つまりここで擬人化されているのは「木」「天使」「北風」の3つということになります。

2.暗喩(隠喩):比喩の一種で、たとえを引いて説明するが、「ような」という言い方(直喩)をしないもの(例:もち肌、絹の肌)

(1)天使を「北風の子供達」と表現するのは、想像上の天使を可愛らしく言い換えた暗喩となっています。天使には大人の天使もいますから、「可愛らしい」天使を想像させるための、暗喩という使った修辞上の技法が使われています。
*上記の擬人法とは違う技法なので、用法の違いに注意。

No.1にあるWikpediaは説明が詳細でお薦めです。ただ例が少ないので、使用例を示した関連サイトを添付します。
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~ame/word/Rheto …

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

歌の歌詞をレトリック的に解釈してくれというなんとも無謀な質問とも思いながらも一つずつ丁寧な回答をありがとうございました。

またサイトものせてくださりありがとうございました。

勉強の参考にしたいと思います。

お礼日時:2007/05/01 15:54

 「レトリック」とは「修辞法」とでも訳せましょうか。

下記サイトに説明があります。少々、説明が難しいですが。
「プラタナスの木に おめかしをする 北風の子供達」とはその中でも「メタファー」(暗喩・隠喩)と呼ばれるもので、「おめかしをする」とは木につもることで、「北風の子供達」とは雪を表しています。いわゆる「雪化粧」も似たような意味です。
「メタファー」に対して「シミリー」(明喩・直喩)は「~のように」とか「ような」と比喩であることが分かる言葉が付いています。「まるで雪で化粧をしたようだ」言えば「シミリー」です。
 その他の「レトリック」はいろいろあります。下記サイトでどうぞ。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E8%BE%9E% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

大学で今、レトリックについて勉強する授業をとっているのですが
やはりレトリックというのは難しいですね・・・

サイトまでのせてくださってありがとうございました。

お礼日時:2007/05/01 15:50

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