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 テレビの時代劇を見ていましたら、お姫様やお嬢様クラスの女性の爪がチョッと長かったので気になりました。
 長いといっても少しだけです。手のひら側から見て、先が少し覗く程度です。今のOLさんくらいかな。色はついていませんでした。
 江戸期の働かなくてもよい女性に、爪のおしゃれというか、形状による美醜の感覚というものはあったんでしょうか。
 

A 回答 (2件)

「大江戸ものしり図鑑」という本に錦絵や、浮世絵がたくさん出ていまして、残らず見ましたが、爪の長い女性、染めている女性は、いませんでした。


ただ、指先のしぐさというのは、かなり、重要なファクターだと思いました。
江戸時代は、指先の器用さを要求される作業が職業、立場に関わらず、大変多いので、伸ばせなかったのだと思います。
爪みがきは、当時あったアイテムで、できますので、やっていた可能性もあると、思います。
今ごろ・・・ですが、深川の辰巳芸者の羽織は、男装だそうです。
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この回答へのお礼

 お待ち申し上げておりました。
>残らず見ましたが、爪の長い女性、染めている女性は、いませんでした。
 すみませ~ん。ありがとうございます。やっぱりなかったですか!
>江戸時代は、指先の器用さを要求される作業が職業、立場に関わらず、大変多いので、伸ばせなかったのだと思います。
 おおせの通り!  なんだか某君と同じお礼のしかたになってきました(苦笑)。
>辰巳芸者の羽織は、男装! 深川は格が大分落ちるということを聞いたことがありますが、何かわけありなんでしょうな。後で調べてみましょう。
 ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/02 22:51

自称「歴史お宅」です。


日本の歴史の中で爪に関するおしゃれがあったという話を聞いたことがありません。江戸時代の髪結い所で爪の手入れをしていたところもあったようですが、おしゃれではなく、仕事や着物に爪を引っ掛けないという配慮からのようです。
源氏物語(?)あたりに爪が伸びて不潔だったというような記述もあったように思います(極めて不正確な知識です)。
江戸時代の美醜の基準は、一重の目・なで肩・小さい胸・下がったお尻・チョッと太めの体型などが好まれたようです(時代によっても違いますが)。
時代劇の時代考証は、ひどいものです。水戸黄門で言えば、水戸ー江戸間しか移動していないようです。せいぜい鎌倉に旅したくらいです。代官も日本中に十数か所にしかいません。「梅里」という号も親藩の殿様や江戸留守居役ぐらいしか知らなかったと思います。地方の城代が手紙をもらっても理解できないはずです。しかし、水戸黄門は大好きです。
話が長くなりました。爪に関するおしゃれは、奈良時代以降には、なかったと思います。
もし、あるのであれば、教えていただきたいと思います。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
>爪に関するおしゃれは、奈良時代以降には、なかったと思います。
 やっぱりそうですか。
 私の個人的な経験では、明治生まれで大正に娘時代を過ごした人は、爪を磨いて光らせるようなことは、やったと言っていました。ただ伸ばすようなことはしなかったらしいです。
 それから指の細さや爪の形状についての美醜感覚は、今の女性とそう変わらなかったと思います(模様のペインティングなどは別にして)。
 明治初期生まれの人は、爪については気にしていなかったと思います。
 まあ、手や指についての、形がいい悪いの感覚はあったと思いますが、爪を伸ばすってことはどうも考えにくいですね。
 爪を伸ばす=不精者 という基準が一方ではありましたし。
 浮世絵などで伸ばした例が発見されれば面白いですが。
 髪結いでは爪の手入れをすることもあったんですね。なるほど。
 それから、テレビの時代劇でいつも違うなと思うのは、夜間の室内シーンです。全体に明る過ぎるのはしようがないと思いますが、炎のゆらめきが感じられないのがオカシイと思います。部屋イッパイにゆらめきを感じるものです。
 ま、あまり目くじらをたててもどうかと思いますが。
 ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/02 13:34

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