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はさみがどう梃子の原理を応用したモノなのか、
いまいちわかりません。
よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

少し前でホッチキスについて質問されていましたね。



その質問での疑問と同じ様な疑問を持たれたのかなと思います。
どちらの質問も簡単に書かれているので疑問に思われたことがうまく伝わらなかったのではないでしょうか。

手元にある鋏を見るとたいていは刃の先までの長さがにぎりの部分の長さよりも長いです。刃のどの部分で切るかによって必要な力が変わってきます。小さい力でちょんと切ればすむようなものに対しては先を使います。ちょっと厚めのものを切るのには元に近い方を使います。でも使いやすいのは中央部分です。ここで切ると力の調節がやりやすいということだと思います。この部分はほぼ支点から力点、作用点の距離が等しくなるところではないでしょうか。加えた力がそのまま伝わるところです。

文房具用の鋏と裁縫用の鋏では大きさが違いますが比率は変わりません。にぎりの部分の穴が大きくなり力が入れやすくなっています。梃子で力を増幅するよりは使うことの出来る指の数を増やす方向に変化しています。ただ切ればいいのではなくて微妙な切り方が要求されるときは梃子で力を拡大するだけでは切りにくい場合が多いからです。
指の数が増えると力も大きくできますが刃先のぐらつきもなくなります。

植木用の鋏などになると柄の長いものがあります。大きな力でばっさりと切るという使い方です。
昔は裁縫用のにぎりバサミというのがありました。今はあまり見かけません。私の母親は糸を切るのには必ず使っていました。片手用のホッチキスと全く同じですね。支点が一番端についています。
散髪用の鋏などは逆に刃の長さが長くなっています。

鋏もホッチキスも梃子に関しては同じようですね。梃子は使っていますが必ずしも力を大きくするためだけに使っているのではないのです。力を加えやすくするというのはどれだけの数の指を使うか、握りやすいかというのにも関係します。

どちらの質問も同じなんですが梃子を使った道具を「梃子の原理=力の拡大」だけで考えるというところにそもそもの「?」の原因があるようです。でも小学校、中学校ではそういう風に習いますよね。
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図の黒い握りの部分が力点
かしめ鋲で2枚の刃が合わさっている部分が支点
切られる物が最初に当たる部分が作用点

固い紙、ぶ厚い紙を鋏で切る場合、紙は刃の奥に当てます。刃の奥とは、2枚の刃が交差している点にかなり近い場所です。

この時、握って力をかける場所は、刃が交差している点よりかなり遠くなります。

テコの原理で「力点から支点までの距離より、支点から作用点までの距離が短ければ、力点にかけた力より大きな力が作用点に働く」ので、固い紙、ぶ厚い紙も切れるのです。

「刃の奥に当てて思いっきり握ればやっと切れる」ような厚い紙は、刃の先っぽに当てて切ろうとしても切れません。これは、テコの原理が逆に働くからです。
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指があたる部分が力点、クロスしている部分が支点、切断する刃の部分が作用点です。


支点から指があたる部分(力点)の距離が長いほど力が入りますよね、また支点から切断する刃の場所(作用点)までの距離が短いほど少ない力で切れますよね。
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支点を交点に2つの軸が交差しているのです。



テコらしいのは、交差点の近くほど、厚紙とか、固いものでも切れるところ。

参考URL:http://www.so-net.ne.jp/kagaku/naze/hon/cat_d_1_ …
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