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小5の問題で
『次の熟語の二字とも異なる漢字を使った類義語を答えなさい』で
『短所』の類義語で、答えは『欠点』だったのですが、
子供は「弱点」と答えたようです。
「どうして弱点ではいけないのか??」と質問されたのですが、?????辞書などを見たのですが?????
うまく教えられません。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

 私立中高一貫校の国語科教員です。


 言葉の意味を考えるときに「置き換え」てみると明快に説明できることが多いです。
 「私の**は、引っ込み思案なところです」の**は「欠点」「短所」のどちらを入れてもいいですが、「弱点」を入れると不自然です。
 「アキレスの**は、かかとだ」の**には、「弱点」ははいりますが「欠点」「短所」はやはり不自然です。
 このようにいろんな文で考えていくと、「短所」と「欠点」は相互に置き換え可能な場合が多く、「短所」と「弱点」は、置き換え可能な例が相対的に少ないといえます。したがって、「短所」の類義語は何かという問いに対しては、「弱点」よりも「欠点」のほうが適切な解答といえます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
国語の先生からのご回答助かります。
実は「明日、先生に聞きなさい」と答えようかとも思ったのですが・・・それでは、あんまりかなと・・・

『置き換えてみる』のですね。なるほど!!です。
ぜひ、明日、子供に説明してみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/05/25 00:04

「短所」の反対語は「長所」、「欠点」の反対語は「美点」ですが、


「弱点」の反対語はありません。(ネットの対義語・反対語辞典を見る限りでは)

互いに反対語を持つという整合性の観点から見れば、「短所」の類義語は「欠点」と
いうほうがスムーズな感じがあります。
「弱点」は英語のweak pointの直訳ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

〉互いに反対語を持つという整合性の観点から見れば、「短所」の類義語は「欠点」というほうがスムーズな感じが

なるほどです!!

皆様にご回答いただきまして、感謝しております。
なんとか、子供に説明してみるつもりです。
ありがとうございますた。

お礼日時:2007/05/25 21:30

はじめまして。



原義に忠実に言えば、
短所:劣っているところ
欠点:足りない部分、欠けているところ
弱点:十分でないところ、後ろめたいところ、弱み
となります。

つまり、「弱点」は「短所」「欠点」と違い、「付け込まれる弱み」ととることができますが、他の語はその使用法はありません。

例:
短気なのは私の短所だ。
短気なのは私の欠点だ。
短気なのは私の弱点だ。

この中で、「短気」な性格につけこまれるのは、「弱点」を使った文です。従って、厳密には「短気」=「弱点」にはなりません。

しかし、この3文を見る限り、意味としてどれも不自然ではありません。その意味で「短気」=「欠点」=「弱点」とも言えるのです。

「弱点」を不正解としたのは、単に先生の不寛容によるものだと思います。例えば授業で、「短所」の類義語は「欠点」であると教えていた場合は、テストでは「欠点」と書かないと、授業で教えたことを聞いてなかったとして間違いになることもあります。

しかし、「弱点」には確かに「欠点」という意味もあり、その意味で使われることもあります。テストに「短所」の使用例がないまま、「短所」の同義語は?と問うような問題では「弱点」と書いても正解にするのが、教育の寛容、広い視点というものです。

ただ、現行の受験などで、「短所」=「欠点」という文法上の厳密な決まりがあるのであれば、「今回は弱点でも正解にしましたが、今後は短所=欠点と覚えて下さい」とテスト問題を「レッスン」にするのが、教育の基本です。

ただ、間違いを間違いと教えるのも教育の基本ですが、その場合、なぜ間違いなのかを生徒に納得させなければなりません。恐らくお子様は、自分の間違いに納得してできないことを直接先生には言いにくいのでしょう。お母様から、直接聞いて見なさいと勇気づけられては如何でしょう。

本当の教育者なら、子供の言い分に一理あれば正解にしてくれるはずです。お子様の「弱点」という解答が正解に訂正される可能性・根拠は以下の通りです。

1.辞書には弱点=欠点=短所と書かれている
2.テストでは使用例を書いていない。その場合は短所=弱点で間違いになる根拠はない。
3.授業で短所=弱点と教えていない(もしそうなら)
4.テストはレッスン。教えていないことをテストで測るのは間違い。テストで「正せば」いいこと

これらの点を主張すれば、普通の先生なら「今回は正解にしよう」とOをくれるはずです。

お子様がこんなささいなことで、教育不信になり国語嫌いにならないよう、お子様の疑問・疑惑を晴らして差し上げて下さい。先生はあくまで正しい教育を与える義務を、生徒は正しい教育を受ける権利を持っています。お母様から先生に手紙で「子供へ説明して欲しい」と依頼するのもひとつの手です。お子様がお母様に話したのも、お母様の支援を必要としているからだと思います。頑張って下さい。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

長文のご回答ありがとうございます。

〉お子様がこんなささいなことで、教育不信になり国語嫌いにならないよう

ありがとうございます!
せっかく子供から聞かれたのですが、なかなかじょうずに答えられない自分に 少しイライラしてました!!

がんばってみます。

お礼日時:2007/05/25 21:22

小中生向けの国語のテスト(業者テストや入試問題)、学参などを作っている者です。


類義語や対義語といったものは、かなり曖昧な概念です。対義語の場合は「絶対-相対」のように一対一対応に近いセットもありますが、類義語の場合、そのようなセットはありえません。全く同じ意味の語があったなら、二つの語が存在する必要がありません。(実際にそのような組み合わせはありません。)となると、結局、”相対的に意味が近い語どうし”という便宜的な定義しか与えることができないのです。
そういったことから、対義語どうしに関しては、テストで語句の問題として出すことができる(文脈なしに”「絶対」の対義語は何か”という問題を出せるということ)のに対し、類義語に関しては、語句の問題としては出せません(”「短所」の類義語は何か”という問題は、文章題で類義語(同じような意味の語)を文章中から書き抜かせるという形でしか出せないのです。)
とはいえ、以上は模試や入試の場合であって、学校で教師が児童・生徒に「短所」の類義語は何だろうね、と問題を出すことはありえます。ただし、その場合はいわゆる”正解”を求めているわけではありません。(そうであれば、教師失格です。)確かに「欠点」の方が「弱点」より「短所」に意味が近いでしょう。まさに、そのこと(似た意味・用法を持つ言葉どうしというものがあって、その似ている度合い(意味・用法の近さ)には違いがあること)を教える=に気づかせるためにこそ、その手の問題(短所の類義語は何か)は出すべきなのです。
まず、「欠点」「弱点」「不得意」など、いっぱい答えを出させて、それをいったん肯定した上で、それぞれの語の間に意味・用法の違いがあることを教え示すべきなのです。

つまり、「短所」の類義語は何かと問い、「欠点」は正解で「弱点」は不正解だとするような問題は、甚だしく不適切である、ということです。仮に、授業で「欠点」の方が「弱点」よりも「短所」に相対的に意味・用法が近いということを教えた上で、復習テストで「欠点に最も近い語は何か」という問題を出すのなら、百歩譲って許せますが……。

少なくとも、私が、仕事にしている「テスト」において、万が一にも「短所の類義語は何か」という問題を出してしまったとすれば、自他ともから責任を厳しく追及され、結局「弱点」も正解にせざるをえないでしょう。

ただ、すでにご理解いただけていると思いますが、私が言いたいのは、「欠点」も「弱点」も「短所」の類義語として同等である、お宅の坊っちゃんの答えは正しいのだ、ということではありません。
無前提に類義語を問うような問題は出してはいけない、ということです。

よって、お子さんには、「弱点」も「短所」の類義語だけれど、「欠点」の方がより「短所」に意味・用法が近いんだよ、と教えてあげればいいと思います。具体的な方法については、#5の先生の挙げていらっしゃる理屈・方法を参考になされってください。
また、対義語である「長所」を引き合いに出して、それと正反対にあるのが「短所」、そこから少し角度がずれたところにあるのが「欠点」、さらに角度がずれたところにあるのが「弱点」、というような観点から説明なさってもいいと思います。
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この回答へのお礼

長文のご回答ありがとうございます。

小学生の問題でも、とても答えられない!!とつくづく実感しました。

〉お子さんには、「弱点」も「短所」の類義語だけれど、「欠点」の方がより「短所」に意味・用法が近いんだよ・・・

はい、そのように教えてみるつもりです。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/25 21:28

いいと思うに一票・・・根拠はありません。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

〉いいと思うに一票・・・

そうですね~
『弱点』と『欠点』どちらにも一票いれたいような気がするのですが~
難しいです!!

お礼日時:2007/05/25 00:06

apple44444さんの考えで正しいと思います。

意味としては似ているかもしれませんが、使う場面が違いましたね。。。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます!!

『使う場面』ですね!!
わかりやすい言い方が浮かびませんでした!!

ありがとうございます。
なんとか説明してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 23:58

弱点でもいいと思いますよ!!



言葉の意味で考えてみます。長所・短所の意味は人に比べて長けているから長所、この長と言う漢字の対義語を用いて短所です。
弱点は人に比べてその部分が弱いから弱点なのです。

このようにかんがえれば、間違いではないと思います。

広辞苑には“弱点”・・・不十分なところ。欠点。短所。と書かれています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

〉弱点でもいいと思いますよ!!

そうなんです。私も「弱点でもいいのでは??」と思ったのですが、解答には『欠点』しか載っていなかったんです。

子供に「なんで???」と聞かれて、あわてて辞書を見たのですが・・・
難しいです!!

ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 23:54

短所・欠点は 性格などの悪いところをさすのでは



弱点は 弱い部分ではあるが、悪いところとは限らない

というイメージがあります^-^
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

〉弱点は 弱い部分ではあるが、悪いところとは限らない

なるほど!です。
うまく教えれない自分が情けないです・・・
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 23:50

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