高校三年生の合唱祭で何を歌いましたか?

昔からなのですが、どうも楽器を練習していると、楽しいよりも苦しい感覚が多いです。それは、自分でも原因が分かっていて、気持ちの上で虚勢を張ってしまうのです。つまり、こんな事はできて当たり前、とかこんな事はできたことにしようとか言って、問題点の本質を避けているとかいうことがあります。例えば指使いなどをミクロに分割しないで、マクロ的に流すとか。一方では、こうすればいいんだという正しい事を確信していて、それを常に意識して向上しようとしているプレッシャーです。こっちはいいかこっちは大丈夫かと常に注意を払っている。との相乗効果によって、精神的にも肉体的にもリラックスできない練習が続いています。なにか気持ちを楽にして音楽楽器と向き合える方法はないでしょうか。

A 回答 (5件)

言い古された言葉ですが、「音楽」なのですから楽しまなきゃ。


でも、おっしゃること、理解できます。

僕は若いころ、技術や理論にこだわり、結局何もしないで無為な年月を過ごすという愚行をやってました。
そのときの反省を踏まえて、僕の考えを書きます。

1.まず、楽器を使わず、歌ってみる

そもそも音楽家とは歌手のことだという極論があります。実際、僕が人を教える場合、楽器でうまくいかない場合は、まず歌っていただくことにしています。
自分自身もそうです。ピアノやギターのような複音を出せる楽器でも、打楽器のように音程があいまいな楽器でも、この方法は有効です。

2.コンサートを観に行く

どんなに著名な演奏家でも、結構本番で間違っていることを目の当たりにできます。
日本人より、海外からの演奏家のほうが参考になるかもしれません。
ちなみに、僕はピアニストであるブーニンのコンサートを何度か観に行きましたが、いつも間違いだらけの演奏をしています。でも素晴らしい音楽家だと思います。
CDやDVDは、いくらでも直しができますから参考にはなりません。逆に言えば、プロでも間違えるのは当たり前なのです。

3.人前で演奏し、批評を仰ぐ

楽器を練習するのであれば、最終目標は人前での演奏にすべきでしょう。
コンサートや発表会に出演するのもいいですが、まずは身近な人を集めて聴いてもらいましょう。
そのときには必ず感想を述べてもらい、例えそれが自分にとって不快なものであっても受け止めましょう。あなたにとって貴重な財産となるでしょう。

繰り返しになりますが、音楽は楽しまなきゃ。そして、誰かに聴いてもらわなきゃ!

健闘を祈ります。
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この回答へのお礼

いろいろご高察いただきありがとうございます。

>技術や理論にこだわり
とありますが、これこそ重要不可欠なことなのですけど、さらにまだ土台があったのですか?

歌うということは大事ですよね。私はまったくといっていいほどしません。カラオケさえしません。自分の体で音を出す音楽を奏でるという、基本的行為でしょうね。素振りのようなものでしょう。実地体験は大事ですよね。これも私はほとんどしません。最高の演奏家というものがどういうものかという認識は、何か道が示されるような気になります。1人でなく人とあわせる、相対的評価を受ける認識するという作業ですね。

ご指摘のような点を徐々に改善しているところです。

お礼日時:2007/05/31 23:53

私も吹奏楽部に入ってたころは楽しい気持ちよりも苦しいときのほうが多かったと思います。

特にコンサートとかあまりなかった秋ごろはかなりきつかったです。でも部活を引退したあとに後輩たちが吹いているのを聞いているとなぜか楽器をまた吹きたくなってきました。部活やってる最中は早く終わりたいとか早く引退したいとばかり考えていたのにです。
私は初心者で高校から楽器を始めたので周りに追いつこうと必死になっていて余裕がなかったのが楽器を吹くことを楽しめなかった原因だと今は思います。自分を追い詰めると何も楽しくなくなってしまうと私は思います。自分を追い詰めるよりも自分をほめるほうが気持ちは楽になるかと思います。例えば今日はいい音が出たとか昨日よりも~がよかったとか小さなことでいいんで自分の進歩を噛みしめてはいかがでしょうか?目標を決めることはいいんですが、それにこだわりすぎても逆によくないと思います。自分に与える課題を多くしすぎないほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

全くその通りだと思います。できることはできるし、時間とエネルギーを注がなければすぐにはできないこともあって、無理しても成果が出るというわけではないですからね。気持ちの安定こそ、一番の練習課題かもしれませんね。

お礼日時:2007/06/09 09:55

こんばんは。


チョット荒療治的ではありますが、
一度楽器を置かれてはいかがでしょうか?
察するに質問者さんはかなり音楽を長くやられているご様子ですし、
きっと「触っちゃダメ」という状況で他人の音楽を聴き続けると、そのうち触りたくてしょうがなくなったりするんじゃないかな。自分の音で表現したくなるというか。
それが根本的な解決に結びつくわけではないですが、一度、初心を思い出すにはよい方法だと思います。
技術的な向上という部分では、私はとにかく部分的にゆっくりと練習する、出来るようになったら徐々に早くし、最終的には原曲より少し早く演奏できるようにする、というのをひたすら繰り返します。王道ですかね?
これによってもとの速さで通しで演奏すると、チョットゆっくりに感じてカンタンに弾けるような気分になります。また、少し速めというのも、メトロノームなどでちゃんとリズムを追います。これがゲームのようで私はとても好きです。
私はこのような方法ですが、なにか練習に遊びの要素を織り込むと、楽しくなるんじゃないでしょうか?
苦しみが少しでも和らぐことをお祈りいたします。
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この回答へのお礼

とてもいい練習方法ですね。精神のコントロールもうまくいっていますね。私もそれが一番いい方法だと思っているんです。それを実行する落ち着き穏やかさを獲得するのが課題と思います。そう考えると、躍起にならないで(楽器を置く)というのは、とてもいいアドヴァイスです。問題は結構根が深いんです。人間性人生の問題に直結してますね。

お礼日時:2007/06/09 09:54

はじめまして。


楽器でも歌でも自分の限界を思い知らされて落ち込むことはよくあります。
提案ですが、一度先生やマニュアルから離れて自分で考えて演奏してみてはどうでしょう?
ボランティアで人に喜んでもらえるように演奏することは喜びにつながると思いますし、今後の励みになります。

クラシックの世界は、マニュアル通りや師匠は絶対服従的な雰囲気がありますが、もっと自由に楽しんではいかがですか?
上を目指しておられるなら難しいかもしれませが・・・

煮詰まった時は、自分を違う環境に置いてリフレッシュすると新たな目標が見えてくると思いますよ。
時には、寄り道をして違う世界を知ることも大事ですよ。
今は難しと思っていたことが、ある日突然出来ることもありますので、
あせらないでくださいね。
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この回答へのお礼

音楽は、自分の精神と肉体との戦いでもあります。体をどうやって楽器に適合させるのか、道具の選択、体の操り方、精神的なリラックスと肉体の関係とか。いろいろ普遍的なこと(力みはすべてにマイナスになるとか)も分かってくるわけですけどね。とにかくうまくなりたい結果を出したいで、精神が欲張るわけで、それを押さえ込む成長を遂げなければならないとか。

そこで、ご指摘のような、全くリラックスした(向上という足かせをはずした方法が有効なんですよね。いろいろ考えて渡来し続けることであるとき新しい境地に至れることもありますね。

お礼日時:2007/06/01 00:02

お気持ち、非常にわかります。

私も、一時期は受験勉強のように一日八時間練習を一ヶ月間行ったことがあり、それによってリズム感は突きましたし、楽器の音もある程度きれいに鳴らすことができるようになりましたが、睡眠不足、栄養失調により倒れたり、持病を抱えてしまったりということもありデメリット面が非常に大きかったです。
知り合いの方で、腱鞘炎(楽器練習しすぎのため)がひどくなり、手術したという方もおり、音楽楽器と常に楽しく向き合うというのはなかなか難しいですよね。
やはり、バンドをお組みになることでしょうか。音楽の話、趣味が合うことはもちろん当然ですが、日常生活面でも話の合う方と一緒に。
楽器の練習に取り組む辛苦を常に分かち合える仲間の存在が大きいのではないか、と思います。
我輩もののアドバイスで非常に恐縮ですが、少しでもご参考になればと思います。
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この回答へのお礼

ストレス誘発剤のようになってしまいますよね。これは、体に実際悪影響が出たり、欝を招いたりで、いいことがありません。上達自体にも影響するでしょう。なにか、そんなにうまくなろうと躍起になるところが間違えているのかもしれないとさえ思ってしまいます。楽器というのは一種肉体や精神の限界に挑戦する行為ですから。非常にハードで、しかもスポーツのように高揚感が必ずしもないです。しんどいものですよね。

お礼日時:2007/05/31 23:58

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