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AlamarBlueによる細胞増殖アッセイについて、どのような原理で反応するのですか?また、培地に入っているフェノールレッドやFBSや2-メルカプトエタノールなどはAlamarBlueの吸光度や蛍光に影響を与えないのですか?MTTやWSTといったフォルマザンを形成する細胞増殖アッセイにおいても、フェノールレッドやFBSの影響があったりするのですか?文献をみていると血清フリーや1%などの条件で実験している場合があるので。AlamarBlueは570nmと600nmの吸光度を測定するということなのですが、570nmと600nmでは何の吸光度を測定して計算しているのですか?ご教授よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

MTTやResazurin (AlamarBlue)で測定するのは細胞の活きの良さ


(viability)であって、増殖ではありません。どちらもミトコンドリ
アでの呼吸に関わるNADHやNADPHにより還元されて呈色します。増殖
能を測定するには、「元気な細胞はドンドン増殖する」ことが成り
立つような系であることが必要です。私は大昔、脳梗塞で神経細胞
が死んだ部位と生きてる部位の鑑別にMTTを使ってましたよ。増殖な
んかしませんね。

で、Resazurinの最大吸収に近い600nmと還元されたresorufinの最大
吸収に近い570nmで吸光度を測定するわけですが、培養液への添加物
が測定を阻害していれば標準曲線を書いた時点で判りますから、と
りあえず一度ヤッてみればいいんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。一度やってみようと思います。

お礼日時:2007/06/01 18:26

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