No.6ベストアンサー
- 回答日時:
古文、漢文はさっぱりのままでしたので、ほとんどアドバイスできません。
これらはとりあえず知識として知っておかねばならないことをきちんと覚えて慣れていかないことにはどうにもならないように思います。現代文については、読解というものをきちんと理解することだと思います。きちんと理解できていないと、文章を読んで自分が感じたことを解答してしまうことになります。ですから、読み間違えていればそのまま間違った解答をすることになりますが、自分では「自分はそう思ったのになぜ間違いなんだ。」と疑問と言うより不満に思えてしまいます。
国語の読解問題では、「その文章にはなんと書いてあるのか。」を聞かれています。「その文章を読んでどう思ったか。」と聞かれているのではありません。
文章は暗号のようなものです。その意味にしか取れないように言葉が組み合わされています。いくつもの意味に取れるような場合は文章自体がよくなく、そのような文章は出題されません。必ず、なぜその解答になるのか明確な理由を示す部分が“その文章の中に”あります。
また、読解の対象は設問の文章も含まれます。何を聞かれているのかを間違えていては正解できるわけがありません。
読解についての参考書はほとんどありませんでしたが(あるのは大学受験用でそれも難関文系向け、すでに相当な読解力がある人向けの難度の高いものだけ)、最近少し小中学校向けのものも出てきたようです。高校生とのことですが、高校参考書は前述したような難解なものばかりなのでそういったものを読んでみてはどうでしょうか。
http://item.rakuten.co.jp/book/3568932/
は、中学受験、高校受験向けということになっていますが、国語が苦手な小中学生が一人で読むのはちょっと無理なレベルで(読解についての説明はそれほど難しくはないが、扱っている文章が小中学生には難しい)、高校生にちょうどよいくらいなのではないかと思います。
以下、蛇足です。
小学校1年のテストにあった問題です。
> 白熊の親子が海へ行きます。
> 海にはおいしいアザラシがいます。
設問は「白熊の親子はアザラシを見つけてどうするのでしょうか。」というものです。「おいしい」が見つけられれば「食べる」と正解できます。本当の問題ではもっと長い文章なのでそれを見つけられず、一緒に遊ぶ風景を勝手に思い浮かべてしまって「遊ぶ」と答える子がいたりします。
授業では、「どうすると思いますか?」という聞き方をよくされたように思います。小学校1年生では読解などということはもちろん知りませんし、先生の質問が「どうすると書いてありますか?」であるとは理解できませんから(出来る子もいるかも知れませんが)、思ったことを答えます。ですから、それは間違いですと言われても、自分は実際にそう思ったのになぜ間違いと言われなければならないのかわかりません。
読解の出来ている子は思ったまま答えて正解、出来ていない子は不正解で、そのまま放置されているのが今の国語の授業だと思います。
私自身は読解の意味を理解したのは高校を卒業してからです。なぜか突然出来るようになりました。国語はもっとも苦手で中学校の模試で学校の平均以下だったこともありますが、理解してからは模試の偏差値は平均で70後半になりました(理系なので国語は共通一次(当時)の模試だけですが文系受験者も含めた全体での偏差値)。
あと、語彙が少ないとどうにもなりませんから、なんとか増やすしかありません。語彙を増やすにはものをたくさん読むことですが、その時、知らない言葉があったら辞書を必ず引くことです。最近の国語辞典は用例をたくさん載せているようで理解しやすくなっています。
読むのは論説文や小説でなくても漫画でもいいと思います。絵ばっかりの漫画ではダメですけど。ゴルゴ13とか横山光輝の三国志や史記などには四字熟語や慣用句がたくさん出てきて勉強した気になれます。ただし、全てが事実、史実とは限らないので注意してください。
No.5
- 回答日時:
私の意見は、みなさんとは逆です。
読書をすれば国語の成績があがるというのは、その逆はあっても
まずあまり効果的なやり方とはいえないのではと思います。
自分の受験時代を振り返ってみてもそうです。
国語のテストで高い点数を取るのは、読解力ではないです。深い
洞察で文章を読めば読むほど、テストの答えとちがう解答をしがち
です。
すべからく、国語のテストでは、問題作成者が何を答えさせたがっ
ているかを見抜く力が試されます。鑑賞力などもとめていません。
とにかく、作成者の意図どおりに書くことです。
そうすれば、国語の成績はあがります。経験者としていえること
です。がんばって。
No.4
- 回答日時:
当然ですが、国語の成績が上がる万全の方法はないと思います。
それは、国語だけに限りませんね。
それぞれの個人個人の事情もあると思います。
でも、一番いいのは小学校1年生からの問題集をコツコツとこなして、
問題の傾向と対策を自然と身につける事と、小学校からの教科書の音読でしょう。
音読はひとりではなく誰か実際に聞いてもらいながら、間違ったところや意味が聞き取れなかったところなどの指導を受けながらと言うのが良いでしょう。指導を受けるのが難しい様であれば、前で聞いてもらうだけでも良いと思います。
高校での勉強は小学校や中学校での基礎的な事柄の応用ですので、高校の問題で解らなかった問題の基本的なところを復習する事で、徐々に力が付いてくると思います。
照らず焦らずに、じっくりと取り組んでみて下さい。
No.3
- 回答日時:
本をたくさん読むというのがセオリーですが、古文を頑張ってみるのはどうですか。
現代文は、小さな頃から得意だった人とかなりの格差があり、それを埋めるのは大変そうですが、古文なら全員が中学生からのスタートですから、差はそんなについていないと思われますので、頑張ればできる人に追いつけると思います。
No.2
- 回答日時:
私もNO。
1で回答された方と同じ意見です。たくさん本を読むこと。
それと、国語に限らず調べ物をするときには、安易にインターネットを利用しないこと。
国語辞典、英和辞典、漢字字典、国語便覧、社会科資料集、地図帳…
たぶん、あらゆる辞典・資料集を持っておられると思います。
ひとつの単語(項目)を調べると、隣の単語が目に入ったりします。
急いでいるときは、そんな隣を読んでる暇なんてないと思いますが、
集中力低下してる時ほど、隣のページまで見ちゃったりするんですよね。
でも、こういう『ついでにみたこと』の方がのちのち役に立ったりして。
勉強、頑張ってくださいね
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