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お世話になります。
オートバイの前輪車軸に関する疑問なのですが、前輪のアクスルシャフトは一般的にフロントフォーク下端の中心を貫通するものが多いと思うのですが、アメリカンモデルやオフロードモデル、さらにはスポーツタイプモデルの一部には車軸がフロントフォークのアウターチューブ下端中心より前方にあるリーディングアクスルや、1981年~ヤマハXZ400(550)のようにアウターチューブ下端が後方にカクッと折れ曲がったような奇妙な形式もありますよね。
そこでアクスルシャフトがフロントフォーク下端の中心、前方、後方を貫通するそれぞれの持つ特性とメリット、デメリットを教えていただきたく存じます。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

XZは、前後に長いエンジンを積んでいたので、ホイールベースを短くする意味で、通常とは逆の異様な取り付け位置になっていました。



オフロード系では、ストロークを稼ぐ意味でボトムケースを長く取ったりする意味もあったようです。
トライアル車では、三つ又の中心とフォークの角度も違っていたものもありました。大きなハンドル切れ角に対応しウォッシュアウトし辛くするとか。
あとは、No.1、2さんのおっしゃっているようにキャスター角にとらわれずにトレール量を調整する意味もありますね。
けっきょく、それだけではなく、トータルバランスですね。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/03 18:36

一般的にバイクのジオメトリー(幾何学というより車関係ではステアリング部分のデザインや構成を意味します)といわれる要素の一部で、前後・非平行などで、リーディングやトレーリング、スランテッドアングルなどです。


バイクはステアリングにキャスター角がつくことによって、トレール量が発生し直進性を確保していますが、大きくなると操舵性に難が出ます。またサスが伸縮することによりトレール量も変化します。
この辺りのステアリングの特性、操舵力が軽く、直進性もどう確保するかが設計者の腕になり、バイクの特性になるのですが、その一部ということです。
ごく単純に言えば、前にオフセットすることによりトレール量が減少し、ステアリングが軽くなるというような効果があるわけですが、No.1さんが言ってるように、すべての要素が組み合わさってバイクの特性を生み出しているので、このひとつの要素だけでのメリット・デメリットというのは判断できません。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/03 18:36

アクスルシャフトのオフセットは、サスストロークを長くするためです。


長いホイールトラベルを実現しようとすると、それに従いサス全長も長くなります。
そのため、下端ではなく途中にアクスルをつけているのです。
前か後ろかは、キャスター角、トレールとの関係できまります。
三又のオフセットなど車体全体のセッティングで決まってきますので、前だからこう、後ろだからああなどという特性はありません。
そのバイクに合った特性になるように、キャスター角、三又オフセットで調節しています。

デメリットとしては、あまりアクスルシャフトよりも下に長く出ていると、マディ走行で轍に当たったり、転倒時に路面と接触して削れたりします。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/03 18:36

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