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かつて何かで聞いた話しなので、本当かどうか分からないのですが、知っている方がいましたら教えてください。

それは、「中国軍と日本軍が前線で対峙したときに、中国の兵士はお互いを紐で縛りあって、後方に逃げられないようにしていた」。というものです。
これを見た当時の日本兵が、大変な国と戦争しているんだなぁと驚いたとか…

これは本当のことでしょうか?
もし本当だとしたら、ここ場で戦っていた中国兵は、犯罪者が連れて来られて戦闘に参加させられていたのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ソ連軍は、「督戦隊」を後方に置き、前線の兵士を突撃させ、逃げ帰る者を機関銃で射殺することを普通にやっていました。

2000年ごろの映画「スターリングラード」の冒頭で描写されていました。ノモンハン事件でも同様のことが行われたようです。兵士が犯罪者だからとかそういう話ではありません。

日中戦争当時の「中国軍」とは、蒋介石の中国国民党の軍隊ですが、蒋介石はソ連軍のやり方を色々模倣し、督戦隊制度も輸入していました。
日本軍を中国軍がドイツ人軍事顧問の指導で構築した陣地線に吸引し、第一次大戦方式の塹壕戦で日本軍を殲滅しようとした訳ですが、その際に「トーチカの後ろの出入り口を外から施錠」した例が多く報告されています。「支那軍の督戦隊」や「外から施錠されたトーチカ」は、当時の日本人にとっては常識で、この頃出版された小学生向けの「のらくろ」の単行本の序文に書かれているくらいです。(講談社から20年ほど前に戦前出版されたそのままの復刻版が出ていました)

No2さんが言われるように、当時制作された日本映画に「鎖で繋がれて死守を強制される兵隊」の姿が出てくるのも同じことで、当時の日本人には非常に衝撃的なことでした。

日中戦争での中国軍、第二次大戦でのソ連軍の戦い方については下記の本に詳しく書いてあり、「督戦隊」などのことも情報があります。

技術戦としての第二次大戦 日本vs中ソ米英篇
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31596240
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この回答へのお礼

ソ連軍のやり方を模倣したというのは、大変参考になりました。
拘束などしたら、士気が低下しそうなのですが。。。

お礼日時:2007/06/17 12:18

私、この話テレビで見ました。


「朝まで生テレビ」という例の討論番組です。
戦争体験者が詳しく話していました。
鎖でつないで、絶対に逃げれないようにしていたそうです。普通なら不利なら降伏して戦闘も起きないのですが、鎖でつないで後ろから味方が狙っているわけですから、相手も必死で戦うわけです。
日本兵も生き残るために、相手を殲滅させねばならず、結果虐殺のようになってしまったということです。中国人は酷いことをしたものです。
三国志の董卓や袁術のようなやつらだ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
私が見たのも、きっとその番組です。
ウヤムヤが晴れてすっきりしました。
戦争体験者の話しだったので、非常に興味深かったです。

お礼日時:2007/06/17 12:19

この種の話は戦史に散見される事で、繋がれていたからといって即犯罪者と言う事でもないでしょう。


例えば、同じく第二次大戦中のマレー作戦でも制圧した英軍トーチカ内で枷をはめられて逃亡できないようにされたインド兵が発見された話がありますし、ベトナム戦争では撃破された北ベトナム軍の戦車から手錠で車内に繋がれた戦車兵の遺体が発見された例もあります。
強制されたのか、自ら決死の覚悟を示すためにやったのか(先のインド兵の場合は前者でしょうが)不明ですが、戦時になると人権思想は簡単に制限される例でしょう。現在でもどこかで似たような事が行われているかも知れません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ここまで人権を無視したやり方は酷ですね。
自分だったら精神異常をきたすかもしれません。

お礼日時:2007/06/17 12:16

映画「土と兵隊」1939


のラストに描かれています。

中国兵(国民党軍)が立てこもるトーチカ内の兵士が、鎖で繋がれていました。
それを目にした主人公(日本兵)が呆然としています。

トーチカ制圧の寸前、数名の中国兵が逃げ出していますが、おそらく指揮官なのでしょう。

ほかにも、中国人難民を撃ち殺す中国兵?のシーンもありました。

日中戦争当時の作品で、描き方は確かな名作です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
その映画を是非見てみたいです。
今でも入手可能なのでしょうか?

お礼日時:2007/06/17 12:15

これは推測しますと犯罪者だから縛っているのではなく中国軍の兵士の戦闘意欲が低く隙あらば敵前逃亡する恐れがあったので指揮官が命じて縛ったのではないかと思います。


似たような例が第二次大戦中のソ連軍でもあったようです。
戦闘に参加する戦車の「外側」からしか天蓋が開かないようにして鉄の棺桶状態にして出動させた例がそれです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
戦車の棺おけって、凄く怖いですね。
身の毛がよだちました。

お礼日時:2007/06/17 12:14

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