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大学で有機ELについて研究したいのですが、数年後にはどこの大学も研究しなくなると聞きました。
それは事実なのでしょうか?

A 回答 (2件)

専門ではありませんので詳しいことは分かりかねますが、大学での研究するテーマとしては、すでに実用レベルまで研究し尽くされているということだと思います。

言い直せば研究の予算がつく研究テーマということからは、陳腐化した研究といえるかも知れません。

日本では有機ELと言っていますが、世界では有機LED(light-emitting diode)と呼ばれています。用途は携帯電話など小型で寿命があまり長くないディスプレイに需要が限られています。パソコンやテレビなどの大型ディスプレイについては、競合する液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに対して、市場のニーズと製造価格競争力、寿命の点で劣勢にあり企業も量産を控えている状態ですね。同じ方式なら、先行技術は優位にあり量産しても採算が合わないということでしょうね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F% …

ソニーの有機EL製品の研究実用化レベル:技術的には現行液晶TVやプラズマTVの製品化がほぼ終わっているが、量産は踏みとどまっている。
(ソニー、27型フルHD有機ELディスプレイ)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070411/ …
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この回答へのお礼

有機LEDって言うんですか。
まだまだ問題があるようですね↓
URL参考になりました。

お礼日時:2007/06/24 23:39

有機ELを現在さかんに研究されている大学が複数存在していますね。


数年後その大学が研究を終了しかつ、あらたに参画する大学もないとのではというご心配ですね。

たしかに有機ELに関しては、実用化、製品化研究が主流であり、大学の出るところがあるのかなという疑問はあるでしょう。また先行するLCDやプラズマディスプレーに勝てるのかというANo.1のご指摘も聞こえてきます。
しかし自らが発光し、応答速度もLCDに比べれば著しく改善されていること、LCD以上に薄型化が可能、など有機ELはコストと寿命さえ改善されれば、LCDを駆逐するポテンシャルをもっています。時々各地の見本市で展示されている有機ELディスプレーをご覧になれば、まさに「目から鱗」、LCDなど相手にならないという感じを持たれるはず。
競合するのはCanonのSEDしかあり得ないと思います。

問題はともかく寿命とコスト、これを解消するためには材料開発と新しい素子構造の開発が不可欠です。
LCDと同様TFTが必要で、この分野で大学がでる余地はありませんが、TFT以外の素子構造はかなり簡単なので充分に大学でも取り扱えるはず、また材料開発は要はあたらしい有機物の合成、「当たるも八卦」大学が企業に勝てないとは言い切れない(というか解があるかわからないものに企業はこれ以上資源投入できない コダックデュポンがやりつくしたはず日本でも出光石油、パイオニア、三洋などはどれほど資源を無駄に投入してきたか)と思います。
小生の感触では、まだまだ実用化はほど遠い、材料開発、素子構造開発が必須で、イノベーションが求めれてる。しかし大手企業はそろそろ尻込みしている、まだまだ現在研究している大学がギブアップする段階ではないし、新たに参入してくる物好きの先生もおられるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

大学も企業も苦戦しているようですね。
「当たるも八卦」有機ELの今後の研究は長そうですね。
返答ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/24 23:49

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