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熱帯の海や熱帯雨林は、生物が豊かというイメージがありますが、熱帯の海や熱帯雨林の土壌は栄養が少ない、と聞きました。どうしてですか?寒い地方の海は栄養が豊富で寒流と暖流がまじわると魚がたくさん育つし、寒い森林も腐葉土とかたくさん堆積しているといいますね。消費されないということですか?

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A 回答 (4件)

生物が豊かといった感覚は,生物種の多様さによるものです。

栄養の少ない地方では,生物種は多様になります。少ない栄養しかないわけですから同じ栄養(餌)を同じ種で奪い合ったら共倒れしてしまいます。ですから餌等生活を変えるわけです。一種の棲み分けですね。これをニッチ(生態型)と言いますが,ニッチの隙間に生物は広がって行く性質があります。ですから生物種が豊かな地域は実は栄養は乏しい地域なのです。

一方栄養が豊富な地域では,栄養を奪い合う必要もないですから同種の個体数が多い方が繁殖には絶対的に有利です。繁殖行動にしましても有利ですし,子育ても有利です。ですから同種の膨大な群れが誕生します。人には生産性が高く利用価値の大きな地域です。

海洋についてですが,栄養塩類の供給は河川水と深層水です。熱帯では海水温が高いですから河川水からの塩類供給しか望めません。しかもこれらの塩類はプランクトンによって深海に絶えず運ばれています。マリンスノーという言葉はご存じと思います。あれはプランクトンは泳げませんから沈む一方なわけです。沈んで行く分増殖しますからなくなりはしませんが…プランクトンは塩類を深海に運ぶポンプのような役割ですから海洋生物ポンプと呼びます。その結果熱帯の海は貧栄養になっているわけです。

一方代表的な北部太平洋海域では,海水温が低く深層水と表層水の密度が同じになる密度躍層といいますが,この水深が極めて浅いのです。つまり深層水が豊かな栄養塩類と共に湧き上がってくるのです。ですから当然生産性の高い魚群個体数の多い豊かな海となります。

多雨林は文字通り多雨ですから単純に説明すれば雨で栄養塩類が流されてしまうのです。さらに木が伐採されて直射日光が当たりますと,雨水による塩類の流出と太陽光による土壌酸化で不毛の大地になってしまいます。一度熱帯雨林を伐採しますとほとんど森林の再生が不可能な理由がここにあります。

タイガの針葉樹林は別な理由で再生が難しい森林です。永久凍土に生育していますから伐採されると日光が当たり永久凍土が溶けて湖沼になってしまいます。これも森林再生は難しいですね。美しい国日本は,実は世界でも最も森林再生しやすい恵まれた国だったのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とてもわかりやすく、また奥深い回答でした。

お礼日時:2007/06/27 21:26

nemochanさんこんにちは


土壌の話をさせていただきます。熱帯雨林の土壌が肥沃でないのは次の理由が考えられます。
(1)熱帯雨林は雨が非常に多いため、養分(ミネラル類や硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩など)が雨水で流亡してしまう。
(2)季節が無く植物が旺盛に育つので養分の供給も追いつかない。
(3)肥料になるべき動植物の死骸も高いため高温多湿のため早く分解されてしまい、地表に留まりにくい。((1)の理由で流亡も早い。)
よって、土壌自体は肥沃にはなりにくいと考えられます。
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この回答へのお礼

明快な回答ありがとうございました。とても勉強になりました。おしえてGooには、ほんとうに博識のかたがいるのだと感じました。今回このような質問をして、またこのような皆様の回答をいただけて、本当に感謝していますし、ほかのひとにも教えてあげたい気持ちです。みなさまありがとうございました。

お礼日時:2007/06/27 21:28

熱帯の海は太陽によって表面が温められます。


養分は水より密度が高いので沈降しますが水の対流は起きません。
表面水は貧栄養化します。

寒帯の海は表面水が冷やされて水自体が沈降し下層の富栄養水を押し上げて表面が富栄養化します。
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この回答へのお礼

なるほど!ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/27 21:24

熱帯の海は広いですから、他の生き物とあえる確立が低いです。


よって捕食するものがすくない。だから貧しいんだと思います。
太平洋の真ん中なんか海の砂漠っていわれているなんて聴いたことがあります。
熱帯雨林は木々の背丈が高く地面まで日の光が届かないんでそうなっているのだと思います。
参考程度ですいません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。寒いところの海は狭いんですか?

お礼日時:2007/06/24 17:45

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Qアメザリを餌にしたら何が釣れます?

この前池で飼育しているウナギの餌用でアメリカザリガニを50匹網ですくって帰ったのですが、
つい沢山取れるので調子に乗って餌にできない体長10cm以上のザリガニを7匹持って帰ってしまいまして、要注意外来生物だし元の池に戻すのはちょっとねぇ・・・
で海などでザリガニを釣り餌にすると何がかかるでしょうか?
取り敢えずタコが食いつくのはタコを飼育している際に試したのでわかっています。

Aベストアンサー

#2です。

>それってザリを使った時でしょうか?それともルアー?泳がせ?もうちょっと詳しくお願いします。

エサはザリガニを使った正真正銘の「エサ釣り」です。ザリガニの大きさは10cmくらいで、このザリガニのハサミを取ったものを使いました。

釣り針は「丸セイゴ 17号」で、エサのザリガニは尻尾の尾びれ?を切ってから「ちょんがけ」にして大きめの電気浮きをつけていました。(単なる浮き釣り)

これを20~30mくらいの沖に軽く投げたあと、潮の流れにあわせるようにリールの糸を送り出していたところ、電気浮きが海中に消えたので合わせをしたらスズキがかかっていたのです。

富津北港は友人が80cmオーバーのスズキを何匹もルアーで仕留めています。しかし、それをするにはウエーダーが必要だとのことで、ウエーダーを持っていない私は堤防からスズキを狙うしか方法がありませんでした。

Q南の海の海水がきれいなのは何故でしょう。

南の海の海岸などで見る海水は、大変澄み切って、きれいですが、北の方の海は、海水がにごっています。細かい砂によるようですが、南と北で何が違うのでしょう。

Aベストアンサー

砂というよりももっと細かい土埃と呼ばれる土による影響も確かにあります。
一番大きく影響しているのは海中のプランクトンの数といいますか量の違いです。
特に植物性プランクトンの影響が考えられています。
南北を地球規模で眺めますと、北の方が陸地が多く、赤道に近いほど陸地がすくなくなって小さな島だけになります。
陸地の川から植物性プランクトンの栄養になる成分が流れ込みます。
このため陸地が多い北の海の方が植物プランクトンの量が南の海よりも多くなります。
この植物性プランクトンを餌とする動物性プランクトンも増えます。
地球規模でも南の海と北の海とでは透明度が違ってきてしまいます。

川から運ばれて来る栄養が豊富な陸地に近いほど透明度が落ちて濁って見えるようになり川から遠い沖では透明度が上がって青く見えます。
大きな川がない南の海では植物性プランクトンが少なくそれを餌とする動物性プランクトンも少なくなります。
結果として同じ海岸でも北の海の海岸の方が濁って見え、南の海の海岸の方が透明で青く見えることになります。
日本の近海でも沖縄の海域が一番透明度が高く青いことが知られています。る

同じ海域といいますか海岸でも季節によって違うことが分かっています。
春の雪解けのシーズンには、大量の雪が溶けて流れ込むことから、植物性プランクトンが好む栄養分も増えて、結果として透明度が低くなることが、各地の海岸で確認されています。
晴天が続く夏になると透明度が高くなり青くなることが確認されています。

植物性プランクトンに必要な水の中の炭酸ガスの量も海水温が低いほど沢山溶け込むことが分かっています。
川からの栄養が豊富で海水温が低い北の海のほうが植物性プランクトンにとっては好都合だということができます。
それだけ濁って見えることになります。

最近はこのような自然現象の影響だけではなく、人間の生活排水に含まれる栄養分が過剰で大きな影響を及ぼしてきています。
更に、森林を伐採して農地や宅地にした結果土埃や泥が川へ流れ込みやすくなってしまいました。
都市の場合は自動車のタイやが減った分だけ細かいゴム屑やカーボンが川へ流れ込むようになってきています。
このように都市の周辺の海岸は自然現象に加えて人間の影響が大きいために、より一層濁ってしまいます。

砂というよりももっと細かい土埃と呼ばれる土による影響も確かにあります。
一番大きく影響しているのは海中のプランクトンの数といいますか量の違いです。
特に植物性プランクトンの影響が考えられています。
南北を地球規模で眺めますと、北の方が陸地が多く、赤道に近いほど陸地がすくなくなって小さな島だけになります。
陸地の川から植物性プランクトンの栄養になる成分が流れ込みます。
このため陸地が多い北の海の方が植物プランクトンの量が南の海よりも多くなります。
この植物性プランクトンを餌とする...続きを読む


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