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こんにちは。
経理を担当するようになって1年近く経ちます。
先日、会社の勉強会で「財務諸表を見るときに最初見る利益は売上総利益と経常利益だ」といわれました。経常利益はわかる気がするんですが、売上総利益が重要なのはなぜですか?仕入調達力を見られるからですか?一番最初に計算される利益であり、全ての経費をまかなえるかどうかの元になるからですか?
売上総利益が重要でないとは思わないのですが、まだ自分の中でぴんとこないものがあり、会社の人があまりにも強調するのでそこまで強調されると、重要だといわれる理由が他にもあるのかなと考えたのです。

あまりにも初心者な質問ですみませんが、どなたか教えてください。

A 回答 (5件)

皆さんの回答の通りですが、もう少し補足しますと、売上総利益からさし引かれるのは、一般管理費や営業外損益など、第一線の営業部門の努力とは関係ないところで発生するものです。


最終的な会社の業績は、経常利益と税引後利益(当期利益)ということになりますが、普通、一般管理費や営業外損益は営業活動の状況によって大きく変動することはありませんから、売上総利益をどれくらい確保すれば、経常利益がどの程度達成できるかということを常に念頭に置きながら、月次などで管理しています。 そしてこれら一般管理費などは、営業部門の人数などで自動的に配賦されてくるものですから、各部門において、自部門の営業活動の成果を評価するときは、まずもって売上総利益を意識し、なおかつ全社の経常利益に貢献できたかどうかをみることになります。
したがって、特に営業部門はまずは売上総利益をしっかり稼ぐことに注力し、予算編成でもそこから積み上げていくことになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変わかりやすかったです。
私の勉強不足と経理を始めて間もないことも手伝って、どのように財務諸表を作るかに一生懸命になっている自分がいます。数字そのものにもう少し注目できるようになりたいです。

お礼日時:2002/07/18 21:35

売上総利益が重要なのは、2つの理由があります。



1.売上総利益が、一般管理費および販売費や、営業外費用などの経費を賄う財源ですから、売上総利益が少ないと、経費を賄うことが出来ず、事業計画の経常利益が確保できなかったり、赤字になったりするためです。

2.売上総利益の金額だけでなく、売上総利益率が重要視されるのです。
売上総利益率とは、売上総利益÷売上高で、粗利益率の事であり、この率が高いほど、販売する商品に人気があり、高く売れるので、会社の収益力が強いということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
kyaezawaさんには何度もご指導いただいていますね。
他の方のところでも書きましたが、今は財務諸表の作り方に力を注いでいて(具体的な仕訳そのものすらわかっていないので)、その数字の持つ意味、経営に役立てる為の経理という観点に立てていません。しかし、先輩からは粗利が大事だと何度も聞いていましたので、ここでも問い合わせてみました。

お礼日時:2002/07/18 21:44

変動費・・・売上に応じて発生するもの


固定費・・・売上に関係なく発生するもの

売上に関係なく発生してしまう固定費を賄えるだけの利益を商品を売ることできちんと確保できているのかを知るのに売上総利益(いわゆる粗利)をみます。
会社の利益を上げるには、売上高を増やす、原価率を下げる、固定費を下げるという方法がありますが、そのどの方法をいくらぐらいすればいいのかを分析するには、粗利を中心に考えるとわかりやすいのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
粗利及び粗利率は大事なのですね。いまさら情けないのですが皆様に教えていただき、もう少し会社の利益、営業さんの努力を感じながら、生きた数字を扱えるように勉強します!

お礼日時:2002/07/18 21:38

売上総利益は、会社が売上た金額から、その売上にかかる材料費・労務費・経費等を控除した金額(売上高-売上原価)ですので、ココがマイナスになる事は会社自体、販売しても意味がない事です。

(通常はあまり無いと思いますが・・)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そういえば、前にいた会社のある事業部が粗利がマイナスになっていたことがありましたね。その頃は経理ではなかったのですが、あれはなんだったのでしょう?粗利がマイナスになるのって、どういった時に発生するのでしょう?

お礼日時:2002/07/18 21:31

経常利益が会社の総合的な利益力を表すのに比べ、売上総利益はその会社の製品なり商品の力を示します。



付加価値が高いとか低いとかいう製品(商品)の力は、売上総利益率でインジケートされるのです。

この利益率が高いに越したことはありませんが、同業他社の利益率と比べてどうなのか、もし高いならあなたの会社の製品(商品)は、他社に比べて優れた魅力を持っており、その逆なら劣っています。

劣っているから、価格を安くしないと買ってもらえない・・・だから売上総利益率が他社より劣る、ということになるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
同業他社との比較ですが、早速やってみたいと思います。まだそういった分析までできるレベルにないのですが、製品力(商品力)に注目して分析したり、日々の仕事をやっていけるようになりたいです。

お礼日時:2002/07/18 21:29

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