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フェアレディZに乗ったことすらありません。しかも日産車も乗ったことはないです。しかしフェアレディZのデザインがかっこよく惹かれるものがあります。それでネットで調べていたらZは重たくてエンジンもホンダみたいなスポーティなエンジンじゃないと書かれていました。なぜZはスポーツカーなのにスポーティーなエンジンと軽いボディに仕上げなかったんでしょうか?車の方向性が走りバリバリを目指していなかったと言われればそれまでなんですが、車体まで重たい必要はないかと思います。何か安全のために重たくしてるとかあるんでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

ANo.4です。


まだ書き足りない気分なので、もう少し書きますね。。。。。

「軽量スポーツ」という言葉があります。
MR-Sやロードスターはこの範疇に入ります。
出力も、サスも、「テキトー」でいいから、とにかく軽く作ろうという車です。
車にとって慣性モメントが少ないというのは重大なことで、安物サスでも、セッティングが決まれば、びっくりするくらい軽快にコーナーを抜けていきます。
もともとは、イギリスやフランスのいわいる「バックヤードビルダー」と呼ばれる人たちが、自宅のガレージで、手に入ったパーツをパコパコっと組み立てて、自分で楽しんだものです。
そのうち、「その車を譲ってくれ」という人が現れるようになって、ビジネス化していきました。
ロータスセブンやヨーロッパは、商業的に最も成功した軽量スポーツです。

しかしモータースポーツを楽しむ人の性で、どうしても「モアパワー」ということになります。
そうすると、大きくて重いエンジンを積む必要があり、高出力がかかってもボディがねじれないように鉄板を使って補強する必要があり、サスも「きちんとしたもの」を組む必要があり、そうやって車はどんどん重くなっていきます。
そうした方向性の先にあるのが、Zであり、スープラであり、さらにその延長線上には、ポルシェやアストンマーチンがあります。
F1マシンの重量が軽自動車と同じというのは、走ることだけに特化した車で、しかも湯水のようにカネを使うからできることで、市販車はまだ「鉄の時代」です。

もうひとつは、「スポーツカーのゆううつ」と呼ばれる現象があります。
新しいスポーツカーがデビューした時、最初はスポーツカーというものを理解した人しか買いません。
ところがそのスポーツカーが評判になり、売れ出すと、普通の人たちが、大量に買いに入ってきます。
彼らは、そもそもスポーツカーを理解していませんから、クイックなステアリングや、固いサス、高回転を維持しないとまともに走らないエンジンに、大ブーイングを起こすことになります。
自動車メーカーも商売ですから、営業サイドからの要求で、車はどんどん「改良」され、「乗用車化」していきます。
同時に、高い値段で売るために、(逆にいえば高い値段でも売れるために)いろいろなアクセサリーが追加されていきます。
「元」スポーツカーは、どんどん重くなっていきます。
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もともと、S30が販売されていた当時は、言うまでもなくL型6気筒が載っていました。

このエンジンは、当時のセドリック、ローレル、スカイラインと広範囲な日産車に搭載されていました。

しかし、S30の乾燥車重は1tを切っていました。
このフロントへヴィな車に、色々と手を加え、早くしていくのも一つの楽しみといった時代でした。今と違い、非常にシンプルな構造でした。
エアコンが無かった時代です。別付けのクーラーといった物が、助手席の足元に付けられるといった物です。

その後、ターボの登場やエンジンのV6化などで、Z32は1.5tを超える車重となりました。それこそ、装備は豪華な物で、2/2ではサンルーフ標準装備、クルーズコントロールまで標準で付いています。
もちろん、シートは全て電動。

20代にS30を、40代になり現在もZ32を乗っています。
改めて思うのですが、ZにはZにしかない物があります。それは、元々Zがピュアスポーツとして誕生していることがあるでしょう。
そこが他車と比べて一番の違いです。他の車では味わえません。
まだ、乗ったことはありませんが、Z33で軽さを取り戻し、軽快さは良くなったのではないでしょうか。

Z32については、重いとはいえTWINターボを持ってすれば、1.5t超な車重など関係ないですね。

先日もあるZ専門ショップのオーナーと話をしたのですが、38年経ってもS30の美しいフォルムを超える車は現れません。たとえ、歴代のZでさえ超えられない。ただ、そのスピリットは全てのZは受け継いでいると思います。ただし、2シーターに限ってですが。

機会があれば一度お試しを、、、、。
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ANo.12に一票、私はスポーツカーではないですが代々ランサーを乗り継いでいます、現在の高度に電制化されたドライブトレーン、ICターボによるハイパワーバージョンより、初代のA73 GSRのほうがスポーツできましたね。


A73はロングストロークにしてはそこそこ回るサターンエンジンと5MT、リーフリジットの貧弱なリヤサスですが軽量ボディを活かし拳一つ動かすとクィット向きを変える俊敏性が好きでした。
今の車は衝突安全性、エミッション規制その他のなかで そこそこ売れる価格設定でも利潤を確保しなければならないので高強度軽量パーツはそれ程使えませし、乗り心地に影響するダンパーも量産品の手直しで妥協せざるを得ません、結果的に豪華内装など素人受けする方向に行くのは仕方ないかもしれません。
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フェアレディZのコンセプトは昔から「だれでも乗れるスポーツカー」であり、「出来るだけ多くの人にこの車に乗ってもらいたい!」と言う当時の開発者の思いから、設定金額を出来る限り抑えています。


そのため、あの金額で出来る範囲があの車となっています。
アルミ素材を多く使えば軽くはなりますが、金額はNSXをみればどうなるか分かりますよね(一般人では手が届きません)。

あと、軽い車くてパワーのある車は走らせてみると意外に扱いが難しく、そういった車に搭載されているエンジンは高回転型となっている傾向が多いため、扱い難さがさらにアップします(万人受けしない)。
逆に軽さに合わせてエンジンパワーを落とせば、スポーツ走行する人は「軽さを生かしてヒラヒラと舞うように走る」と満足しても、そうでない人にとっては当然「もっと坂道を力強く走ってよ!」と物足りない感じになります。

また、重いと言われますが、フェアレディZはそれを感じさせない程のトルクを低速域から高回転時まで発揮しますので、軽量スポーツカーにはない余裕のある走りが可能です(高速道路でその差が顕著になります)。
重いとかどうとか頭で考える前に、まずは試乗してみて下さい。
私はどちらかと言うと軽量スポーツばかり乗っていますが、友人が乗るフェアレディZに乗せてもらうとやはり大排気量NA独特の乗り味・安定感(ある程度のパワーになると重さも重要になります)に素直に憧れます。

余談ですが、日産の時代を築いた車は日産の技術者が開発したものではありません(吸収合併した会社の人・海外に左遷された人が作った等の逸話があり、日産の上層部はそれら全ての車を否定してきました)。
現在はそういった人も退社して昔の人まねメーカーに戻りつつあり、何を勘違いしたのかレクサスの真似をしようとすらしています(次のGT-Rは一般人では手の届かない世界に行く可能性が高い)。

そう考えると、今のマイナーチェンジ後のフェアレディZは、日産が出す一般庶民にも手が届く最後の高級スポーツカーになるような気がします(性能面でも相当なものを持っています)。
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>他のスポーティな車と比較して重い、重くないと聞いたのですが



だから・・・・市販車なんて、五十歩百歩だって言いたいんですよ。
レーシングカーに比べたら、どれもドングリの背比べのようなもの。

もっとも、#9の方の回答は、現在の全てのメーカーに言える事です。
正直な話、クルマの技術なんて、'90年代の初頭からな~んにも進歩していません。デミオのミラーサイクルエンジンなんて、'90年代に既にあったし、13B-RENESISのロータリーだって、結局はチョコチョコといじってほんのちょっと改良しただけ(事実、RENESISの燃費はどれだけ燃費を意識した走りをしてもメーカー発表値ほど良くはありません)。今ある技術なんて、結局'90年代に出し渋っていたものを小出しにしているだけ。なにも、最新技術なんてどこにもないのです。

で、回答は「市販車だから」。市販車なんて、どれもドングリの背比べみたいなものです。そんな中であーだこーだと言い争っても、結局は「ガキのケンカ」ですね(笑)
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>なぜZはスポーツカーなのにスポーティーなエンジンと軽いボディに仕上げなかったんでしょうか?



まあ、ぶっちゃけ日産がそこまでしない会社だからです。
本気でスポーツカーを作ろうと言うのではなく、Zという名前で稼いでほしかったんです。
あれだけの大きな車体なら、無理に2シーターにしなくてもいいですが、これもイメージ戦略です。
中を見れば無駄だらけですよ。
しかも軽く仕上がってないというお粗末さです。

あの車は、完全に儲けを考えています。
開発の手抜きはすごいものがあります。
発売後に少しずつ手直しするという、日産お得意の手法で仕上げていきましたね。
あれで400万取ろうと言うのですから、これはもう名前に金を出しても良いと思える人に買ってもらうしかありません。
同時期に発売になったRX-8の方が、はるかに新しい技術の結晶ですが100万以上安いです。

Zは、単に「排気量がでかい」という事しかありません。
しかし、ターゲットとなる年齢層には効果があります。


>何か安全のために重たくしてるとかあるんでしょうか?

いえ、日産が今出来るレベルがこのくらいなんです。
開発にそこまで金を使う余裕はありません。
実際技術的には、90年代には既に他社に遅れ始めていましたし、今はかなりつらそうですよ。
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この回答へのお礼

あのデザインに騙されて買ってしまう人も多いんでしょうか。Zは毎年改良しているイメージがあります。そこまで毎年少しずつ改良しなくて、マイナーチェンジとかで一気に変えてもらいたいと思っていたのですが、策略だったんですか。どこかのHPでZを買っていろいろチューニングしたけど1、2年で改良されたバージョンに追い越されたと怒りの声がありました。日産は元々、マツダ、スバル、三菱より欲しい車がないので自分の中では最下層だったんですが、Zはいいなと思っていました。いろいろ聞いてなんだか購買意欲が失せました。まあ、もともと買う予定はなかったんですが(汗)。ありがとうございました!

お礼日時:2007/08/08 02:23

そもそも、シビックやインテグラのタイプRも、結局は市販車のレベルです。

ランエボやインプレッサだってそうです。1tを裕に超えるボディに280psしかないエンジン。正直、重いです。

世の中、600kgそこそこの重さのボディに、740psのエンジンが乗ったクルマがあるんですよ。

僕から言わせれば、スポーツだことのと言っても、結局みんな所詮は市販車、ってのが結論ですけどね。

で、回答は「市販車だから重い」。それだけです。
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この回答へのお礼

他のスポーティな車と比較して重い、重くないと聞いたのですが・・・なにもフォーミュラカーと比較なんかはしていません。

お礼日時:2007/08/07 23:38

グランドツーリングカーだから。


以下引用
グランドツーリングカーとは、大型トランクなどの荷物を積むところ、そして高速で長時間連続ドライブが可能な性能をスポーツカーに追加した車がグランドツーリングカーである。

いわゆるスポーツカーとは、違う目的を持って生まれた車。
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この回答へのお礼

Zはピュアスポーツじゃないってことですか。うーむ、ありがとうございました

お礼日時:2007/08/07 21:09

初代フェアレディZ(S30)から6気筒という、比較的重いエンジンを積んできた歴史があるためと思われます。



その重いエンジンを収め、前後重量配分や高速安定性、安全対策、そしてコストなどを
全てを満たすために、必然的に重くなったと思われます。

一方、車体の中心に重いV6エンジンを搭載し、車体をアルミで作ったNSXは、ご存知の通り1000万円級になってしまっています。

結論は、「車の方向性(コンセプト)」と「価格」のバランスを取った結果と言えます。
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この回答へのお礼

NSXは1千万級ですか、それじゃZはアルミでしあげるなんてしたら誰も買わなくなりますね。ありがとうございました

お礼日時:2007/08/07 21:08

車体を軽くするためにはお金が掛かる為、1000万-2000万円クラスのスポーツカーに比べると確かに重いです(シャーシが違います)


あの価格で販売するには仕方のないことです。エンジンも流用した方が安く仕上がりますし。実際にスカイラインとZと乗り比べるとZの良さが分ると思います。
北米でZが売れる理由は他のスポーツカーに比べ安いからではないでしょうか。
もうちょっとお金がある方はコルベットZ06を買うでしょうし、もっとお金がある方はフェラーリにするでしょうね。
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この回答へのお礼

車体を軽くするにはお金かかるんですね・・・単純にはやい車ならランエボ勝った方が良さそうですね。

お礼日時:2007/08/07 21:07

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