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今までに同種の質問がありましたら申し訳ありません。アンプとスピーカーのインピーダンスについて教えて下さい。アンプが低いインピーダンス、スピーカーが高いインピーダンスの場合は使用に問題無し、その逆の場合でも小音量なら問題無しと認識しております。ところで出力トランスを備えた真空管アンプでも、これと同じ考え方が通用するのでしょうか?現在使用中の真空管アンプは出力インピーダンスが8オーム、使いたいスピーカーはインピーダンスが16オームです。またこの組み合わせが可能としても音質等に問題は無いのでしょうか?どなたかこの点に詳しい方、回答方よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

私も真空管アンプ持ってます。

LUXMANのSQ-38 Signetureです。

真空管は、フィードバックを入れない裸特性での歪率が、半導体より優れています。
トランジスタアンプは、裸特性での歪率が多く、多段増幅で深くNFBをかけないと広帯域、低歪が実現できないのです。

真空管の高調波歪は偶数次がおおく、トランスも高域では偶数次が多いので、耳に優しい音になります。

ただ、300V以上の高圧回路で、回路インピーダンスが高いので、高周波数でのストレーキャパシティ(回路にないコンデンサ)がたくさんぶら下がり、位相の回り込みが発生します。
なので、高域まで発振せずにNFBをかけるのに技術・ノウハウが必要です。

トランジスタは、奇数次の高調波歪がおおく、多段増幅のためNFBによるトランジェント性能では、原理的に不利です。

音の鮮度で真空管が良いのはこのようなわけです。
心配なのは、球の供給でしょう。(日本では製造してません。台湾・中国あたりしかないので。)あと1,000時間程度という寿命の身近さ。

ハイ受けだと、たぶんちょっと低域が足りないように感じる事もあるかもしれませんが、だぶつくよりましです。

能率の高いスピーカーなら充分駆動できると思いますよ。

ちなみに、大出力、高周波で、バンドパスフィルタを用いる放送電波送信機やレーダーは、真空管でないと、まだ実用段階ではないようです。テレビのブラウン管は、消えてしまうようですが。

この回答への補足

回答への補足ではありませんが、下に書いた私の使用しているスピーカーは、DIATONEのP-610MA(16オーム)の誤りでした。

補足日時:2007/08/13 11:56
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。LUXMANSQ-38 Signetureですか、羨ましい限りです。私の場合、価格が4桁で収まる自作キットですが愛着があり、また、おっしゃるような偶数倍音が何とも魅力です。他の方の回答も含めて判断すると、真空管アンプでもハイ受けの場合、アンプ、スピーカー共に電気的な無理はかかっていないようで安心しました。私はDIATONEのP-610MBを使用していますが箱とのマッチングのせいか、低音がややだぶつき気味。ハイ受けの場合、低音が足りないように感じるかもとのことですが、これが幸いしてかえってすっきりと聞こえているのかもしれません。このままの取り合わせで楽しみたいと思います。

お礼日時:2007/08/13 09:11

No.3です。



お好みの音楽のジャンルが解らないので、参考程度にしてください。
ローカット目的の、コンデンサデカップリング(直列)で位相がかなり低いところから回り込みます。

カーオーディオの1万円クラスの同軸スピーカの音になります。

ご使用している、フルレンジの音を聞いた事がないので、何ともいえませんが、1kHzを中心として、上下帯域のバランスが取れればいいですが、たぶんバランスを崩してしまうような気がします。

そして、フルレンジの良さが消えて今います。
ごいくら位のトゥイータをご検討かわかりませんが、高い買い物になるのではないでしょうか?。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「P-610MA/B」について他のサイトなどを見てみると、一発をフラット特性で鳴らし、あとは環境調整なので好みの音に追い込んでいく人、あえてトーンコントロールやサブウーハーを使う人、ツイーターを追加する人と様々です。そしてそれぞれの人が悩み、またそれを楽しんでおられるのも良くわかります。私の場合この度の回答を読ませていただき、音質そのものよりもインピーダンス対策のためのツイーター追加は本意でないと改めて感じ、今のフルレンジ一発だけの音を大切にしていくことにしました。適切なアドバイス、大変ありがとうございました。ちなみに全くどうでも良い報告ですが、前回のお礼で所有するアンプは4桁台の価格で収まるように書きましたが、5桁台の誤りでした。さすがに管球アンプで一万円以下は無理ですよね。

お礼日時:2007/08/15 09:54

#4 です。

 補足&お礼の書き込みありがとうございます。
>真空管が食われて
は 私も驚きました!! 「壊れ」のタイプミスです。(申し訳有りません)

ちょっと気になったのは「同インピーダンスのツイーターを追加」です。 
最近のツイターには16Ω製品 かなり少ないと思います。 8Ω製品で問題ないと思います(ローカットコンデンサー込みですし)
 そのへんの周波数のインピーダンス、16センチユニットの説明書に特性図ありませんか? プラスツイータだと5Kとか8KHzから上でしょうから、16Ωどころか 20~30Ω以上になっているかと思います。基本的にスピーカーのインピーダンスは周波数によって大きく変動しています。 鳴らして異常がなければヨシと考えておりますが、万が一を考慮して、「壊れる場合が」と表現いたしました。

 真空管の「明るくor暗く」は 過負荷で熱暴走や、劣化が顕著な場合です。 要するに焦げ臭かったり、ヒューズが切れないまでも真空管を痛める状態にならないように と言う状況です。(まぁ、普通の使用ではあり得ないと思いますけれど)

「P-610MA」を利用した経験は有りませんが、前身のP-610Bを中学時代に購入した経験はあります。 素直なダイナミックスピーカーですので、原理通りの、教科書に載るようなインピーダンスカーブと思います。 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。手元にある「P-610MA」のインピーダンス特性を見ますと、60~80Hzで50Ω以上まで上昇、一旦下降した後1KHzを境に再び緩やかに上昇していきます。従って16Ωというのは一番低いところの数値のようです。私としてはやはり心情的に、一番低いところをきっちり8Ωに持って行きたいと思った次第ですが、実際の使用となると周波数によるかなりの変動、ましてやフルレンジのため一番低いインピーダンスで鳴り続けるというのはあまり無いと解釈して良いようですね。そうなってくると16Ωという数値は、アンプに過負荷をかけないための基準値ととらまえることができ、再生周波数によって上がることはあっても下がることはない現状から考えると、立ち上がりが16Ωでなんら問題ないと改めて感じました。また、「万が一を考慮して、壊れる場合がと表現した」ということですが、お気遣いも含めて納得いたしました。所有するアンプはロフチンホワイト結合ですので、電源投入時等について真空管の状態には気を配っていますが、出力中については全く異常無いようです。またOPTについても書きましたが、実際のところ真空管輻射熱による加熱が大部分のようで、お恥ずかしいですがあまり信憑性も無いようです。(出力管に近い遠いでトランスの温度が異なっていました)以上のようなことからも、このままの状態を維持していこうかなと改めて考えております。

お礼日時:2007/08/15 09:46

はじめまして。

 SPとアンプのインピーダンスですが、まぁ、普通に音楽を聴く分には問題ないと思います。テストトーンなどで最大出力を試そう等としないかぎり、滅多に壊れないかと思います。
 音質についてですが、トランス出力なのでダンピングファクターのみならず、F特ももちろん変化しますし、出力管の動作状態も変わります。 ボリュームを絞った状態ならたぶん問題ないと思いますが、フルボリュームなら、ちょっと危険かもしれません。真空管が食われてしまう可能性も。。。。 
よほど ギリギリの設計アンプでなければ、実用上では壊れないと思いますけれど、
 音を出しながら、よく観察して、真空管が明るくなったり、暗くなったり、電源&出力トランスが熱くなったりなど 変化が有ったらすぐ無音にしてください。(壊れるかもしれません)
 どうしても現状の機器で対処したいのでしたら、SPに対してパラレルに16オームの抵抗をつなぐ手段も有ります。(アンプの出力に見合うW数の抵抗を、、、) 

この回答への補足

お礼の後の補足で申し訳ありません。「真空管が食われてしまう」というのは実際にはどういった異常状態なのでしょうか?また、「真空管が明るくなったり、暗くなったりする」理由についても、今後の参考として教えていただければ大変喜びます。できればで結構ですのでよろしくお願いいたします。

補足日時:2007/08/13 23:25
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。周波数特性のずれやダンピングファクターの悪化には目をつぶるつもり(測定は出来ないが、実際真空管アンプとの取り合わせが最も良い音に感じるため)ですが、機器に無理がかかるようでは困ります。普段の音量は多くて11時の位置でそもそも私の場合、生まれてこの方フルボリュームなどということをしたことはありません。またアンプの出力にスピーカー以外の物を繋ぐというのもちょっと気が引けます。実は本日それぞれ8及び16オームのスピーカーを繋ぎ比較してみましたが、OPTについては実際のところ、8オームの方が温度がより上昇したようにも感じます。しかしこの回答をヒントとして、同インピーダンスのツイーターを追加するなどということも考えてみようと思います。(実際ローカットのコンデンサを入れると抵抗がどう変化するかなどは判りませんが・・)暫くは真空管の状態もチェックしながら使用して行きたいと思います。

お礼日時:2007/08/13 23:23

スピーカを負荷コイルとして、等価回路を考えるとすぐ解ります。



トランスは鉄心コイルと考えれば解ります。
マッチングしないとF特が大きく変わります。

トランスの仕様書を見たとしても、交流F特がどの様に変わるか解りません。マッチングを前提としているからです。

トランジスタアンプは、出力インピーダンスが極めて低いので、質問者様のおっしゃるとおり、ロー出しハイ受けOKです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはり周波数特性だけの問題でしょうか。
4~16オームの出力インピーダンスを持つトランジスタアンプも所有していますが、聞き比べてみた結論としてはやはり真空管アンプで鳴らしたいのが本音です。アンプ及びスピーカーに無理がかからなければ、真空管でいきたいと思います。

お礼日時:2007/08/13 07:34

周波数特性が変わります。


高音側の減衰など聴感上でも判ります。(またはその逆)
トランスの場合はぴったりあわせる必要があります。
たいていトランスには8Ω、16Ω、32Ω等の出力が備わっていますので切り替えて使うのがいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。残念ながら所有しているアンプはトランスの出力側が1系統しかありません。周波数特性のみの問題で、アンプ及びスピーカーに無理がかからなければ、このまま使ってみたいと思います。

お礼日時:2007/08/13 07:28

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