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こんにちは。
タイトルのとおりなのですが、福祉と看護の違いがよく分かりません。
分かる方、よろしければ教えてください。
また、福祉と看護の仕事の特徴も教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

老人福祉業務に携わっているものです。



福祉といっても、様々なものがありますよね。
高齢者や障害者を対象としたもの、また子育て支援として育児環境であったり、子ども自身を対象ともします。
そしてすべてと関連があるのですが、地域福祉として、地域での生活環境全体を支えるということも大きな福祉のテーマです。

福祉の最大のテーマは、私の考えでは「生活」支えるところだと思っています。
対象となる人(基本的には個別での対応が重要)の今ある身体状態等を維持できるよう関わり、受け入れたうえで、その人らしい「生活」を送っていただけるよう支援することだと思います。

看護とは、基本的には人体を対象とするものではないでしょうか。
身体の悪いところ、精神的に支障がある部分を改善していくための支援として看護等の医療職が重要になると思います。

福祉は医療と並行し実施することもありますが、医療としての役割を終えた後により必要になります。
高齢者は特に、治療しきれない部分が残ったまま、在宅での生活を送らなければなりません(施設という場所もありますが)。
そういった不自由な身体もその人の個性として受け入れて、満足できる生活を送っていただくために福祉職の役割は非常に大きいものだといえます。

看護等の医療面でも、最近では「生活」を意識し、対象者と関わる病院等も増えてきました。大変嬉しいことです。
ただし、福祉(とくに介護)で言えば、対象者を治癒させることが目的ではないということが大きな違いだと思います。

期待する質問の答えになっているかどうか心配ですが、簡単に私の考えを書かせていただきました。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまい、大変申しわけありません。
福祉の面からの回答、ありがとうございました!
とても詳しく教えていただき、参考になりました。

お礼日時:2007/09/23 10:39

夏風邪で旨く言えないけど



質問が少し違うかな

医療と介護は社会保険制度のジャンルで違いを見出すことは出来ます

福祉は社会保障、一部は社会保障制度に入るけど、制度外の福祉もあるから

基本的な部分、価値観や視点が大きく異なります。
医療では生きることが大切です
福祉では生活することが一番です

同じと思ったら10回考えてください。
全然違うことだから・・・

あかんな・・・ 夏風邪で目の前クラクラ
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまい、大変申しわけありません。
簡潔で簡単に理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/23 10:41

はじめまして、看護師をしています。


福祉の仕事は福祉関係の方がお答えされておられますので、看護師の役割についてお話させていただきます。

看護師の役割は、看護の対象となる人の健康の回復と健康の維持、
また、なんらかの身体的、精神的障害や疾患を有した状態で日常生活を送る方の生活の援助と生活の指導を行う事。
そして、医師が治療を行う際に必要な治療の介助が役割となります。

例えば、病院などの医療機関で入院されている場合は、急性期は治療の介助と健康回復に向けた看護が中心となり
回復期や在宅の場合は生活の援助と生活の指導が中心となります。

生活の援助は、実際に食事や排泄の介助もあれば、患者さんに生活上必要な事柄にないするアドバイス。
また、ご家族の行われている生活援助が、どのように行われているかをチェツクし、改善の必要性が有るかを科学的根拠に則り、判断する役割もあります。
それらの援助を行う際には、全身状態を観察し、そこになんらかの異常がないかを判断、異常の早期発見と回復に勤めなければなりません。

また、患者さん自身の生活について、現状を維持、もしくは健康回復に向けて生活上見直しが必要な事がないかを判断し、指導する役割もあります。
糖尿病患者さんの生活指導などがこの役割になります。

また、看護を提供する際には、患者さんの個別性を重視し、より、その人らしく、より良い人生を送る為に必要な援助とは何かを考えます。
そして、看護の対象は特に、患者さんの身体面だけではなく、生活全般であり、また、そのご家族に対する援助も看護対象となります。

さて、では福祉と看護の違いとは何か?
提供されている看護と介護には行為自体には大きな違いはありません。
ただ、そこに提供者としての視点の違があると思います。
看護師の行う看護には、医学的な根拠が必要です。
このために、看護師は医学的知識と看護技術が必要となります。
看護には常にその方の生活を、医学的根拠に則り、正常か異常かを判断し、必要が有れば、医師の診断を受けるようにコーディネイトする役割があります。
看護師には医療職としての責任があるのす。
これは、福祉職の方には福祉職としての責任があると思います。
同じ援助でも、看護師が行えば看護の視点で行われ、福祉職の方であれば福祉の視点で行われているのだと思います。


最後になりましたが、
>看護等の医療面でも、最近では「生活」を意識し、対象者と関わる病院等も増えてきました。大変嬉しいことです。

最近よく福祉職の方から耳にします。
ですが、何も最近の事ではなく、生活の援助は常に看護師の大きな役割でした。
もしかしたら、福祉関係の教育現場で、「看護師は患者の身体しか見ていない」と教えられているのでしょうか?疑問です。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまい、大変申しわけありません。
看護の面からの回答、ありがとうございました!
この二つの違いが良く分かりました。

お礼日時:2007/09/23 10:41

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