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すいません、明治の頃の文学論で
≪虚像を借りて真実を写し出すという≫言葉があったと思うのですが
出典を忘れてしまいました。

坪内逍遥『小説真髄』 か二葉亭四迷の『小説総論』だったと思い
調べてみましたが違うようです。

言葉を勘違いしているのかもしれませんが、気になります。
出典がわかる方がいらっしゃいましたら教えてください。

A 回答 (2件)

二葉亭四迷『小説総論』に、



  よって試に其大略を陳(のべ)んに、摸写といえることは実相を仮りて虚相を写し出すということなり。

というのだったらあります。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000006/files/1868_ …

この回答への補足

ありがとうございます。
それは見つけたんですよ。

単なる私の思い違いだったのかもしれません。

補足日時:2007/08/20 15:23
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
自分の中で気に入っていた言葉だったんですが・・・
思い違いだったのかな?

自分なりの小説(芸術)論と融合してしまったのかもしれません

お礼日時:2007/08/20 16:14

「虚像を借りて真実を写し出す」なんて、誰の文学論と言うほどのこともない、凡庸な芸術論だと思うけど。

教科書的なオーソドックスなもので、押さえておく必要はある、みたいな。それがお気に入りなんですか?
言葉としては近松門左衛門の「虚実皮膜」などが似てますが、江戸時代だし、意味が異なります。
明治も大正も通り越して、例えば三島由紀夫の『仮面の告白』。主人公の生い立ちは作者の三島に似ている。だから、「仮面の助けを借りて、三島自身の真実を語ったんだね」と理解する人がいる。しかし、それは初歩的な勘違い。真実なんてものは、顔と仮面のわずかな隙間から滑り落ちてしまったのだ。仮面が語る告白は、真実を写し出すことを目指したものではない。

この回答への補足

質問の答えになってないんですけど^^;まあいいです。

補足日時:2007/08/20 23:52
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この回答へのお礼

一般論はどうでもいいんですよ。私が好きなんで。
レトロな少女マンガ、竹宮恵子さんの少年愛の作品とか、大島弓子さんの猫の作品を読んでいて、全くのありえない世界に、現実世界への
メッセージが表現されていて感動するんですよね。
そのときこの言葉通りだなあってしみじみ思うのです。
凡庸な芸術論でもいいんですよ。私の感動ですから。

受け売りの文学論や作家論をあたかも自分の意見のように、したり顔で語るつもりもないんで。

お礼日時:2007/08/21 00:11

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