dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

色検査に使える精度のよい白色LEDを探しています。
青領域で制度がよい白色LEDは見かけるのですが、赤領域(波長700nm付近)までカバーできている白色LEDがなかなか見つかりません。
今見つけている白色LEDでもっとも適していると考えているのは、日亜化学工業のNSPL515Sです。それでも波長700nmでの発光強度は約0.2です。
もしこれ以上に適しているLEDをご存知であればお教えください。
(値段はあまり気にしていません)。
また探していると電球色LEDというものがありましたが、これがどういうものなのかわかりません。もしご存知であれば、こちらもよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

色検査というものがどのようなものか存じませんので、的外れの回答になるかも知れません。



現在市販されてる白色LEDには赤/緑/青の三色を混合するタイプ(少数派)と青色LED+蛍光材料(多数派)の二種類が存在します。
日亜化学が最初に開発した白色LEDは青色LEDとYAG(黄色の蛍光材料)を組み合わせたもので青と黄が補色関係にあることを利用して白色を発光するもので、YAGは黄色の蛍光材料であり、幅広い蛍光スペクトルを有するとはいえ赤はほとんど発光しません。
演色性を改善するため(ようは赤を発光させる)に赤色の蛍光材料をYAGに添加する方向にあると思いますが(電球色もその流れ)効率の良い赤の蛍光材料がなかなかみつからないのが現状だと思います。日亜化学の製品もその流れではないでしょうか(すみません日亜の製品の詳細知りませんので間違いかも知れません)。
ANo.1のご回答にもあるように蛍光灯のように紫外LEDで蛍光材料をたたいて白色をだそうという製品も開発されているようですが、LEDの短波長化がむつかしく360nm程度程度であること、紫外LEDの発光効率が低いこと等々から効率のよい蛍光材料がなかなか開発されておらず、従来の青LED+黄YAGからなる白色LEDに比べて発光効率は相当低そうですね。

色検差なるものが単に赤/緑/青の三波長の光があれば良いのであれば、話は簡単、赤/緑/青三色発光型のLEDをご使用されれば話は簡単です。
赤のLEDは緑、青に比べ短寿命という欠点はありますが、個別に電流を調整すれば良いだけのことですのでご対応は簡単だと思います。
色温度の補正も簡単ですよ。 赤、緑、青の色混ぜは相当高度な技術的な問題ですが。

連続スペクトルの白がご必要とあれば、現状ではLEDでの達成は相当むつかしい、やはり蛍光灯、白熱灯の世界(放熱、光学設計やりなおしで面白くないのですが)ではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。
やはり連続スペクトルの白を白色LEDで達成するのは相当難しいのですね。
赤/緑/青三色発光型のLEDの観点からももう一度考えてみたいと思います。
専門的な知識を本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/22 17:45

もともと白色LEDは、太陽光と違って、全域でスペクトルがあるわけではなく、紫外光を励起して蛍光体に当てRGBの適当なスペクトルを発行させて、白と認識させています。



 従って色検査に使うのは適当ではないと思いますし、そのような長波長を出すものは、単品でもないと思います。

700nm近辺のスペクトルの励起効率につきましては、あくまでも一例ですが
参考urlをご確認ください。

参考URL:http://www.mitsubishi-cable.co.jp/jihou/pdf/99/0 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。
やはり白色LEDで長波長を出すものは難しそうですね。
検討したいと思います。
文献も大変参考になりました。

お礼日時:2007/08/22 17:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!