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誘導機の短絡環に流れる電流について質問します。
固定子の作る磁束を打ち消すために回転子のバーに電流が流れ短絡環に電流が流れますが、もし短絡環が切れそうな状態(抵抗が大きい)の場合、短絡環に流れる電流は隣の極に流れてしまうものでしょうか。
私の考えでは、固定子の磁極に対応する回転子の部分に電流が流れ短絡環が切れそう(抵抗が大きい)な状態でも電流はそこを流れると思っています。しかし電流は抵抗が小さいほうが流れやすいですよね。
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

回転子のバーは極間隔よりかなり短いピッチで配置されています。

短絡環の電流は切れている手前のバーに流れるかと思います。
また、バーを流れる電流は短絡環で左右に分かれて流れます。ここで、短絡環が近傍で切れている場合には、一方しか流れることができないので、二次抵抗が大きくなり、その影響が出るかと思います。

若干のコメント
すべりが小さい(軸速度が同期速度に近い)通常の運転状態では、回転子電流の作る磁界と、固定子の作る磁界はほぼ直交しているかと思います。(回転子電流は固定子の磁束を打ち消すようには作用しない)

この回答への補足

回答ありがとうございます。
ひとつわからないのは、短絡環が切れていない状態(切れそうで抵抗が大きい状態)のとき、始動時は固定子の磁束を打ち消すために強制的にそこ(抵抗が大きい部分)に電流が流れるものでしょうか。
よろしくお願いします。

補足日時:2007/09/02 08:04
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短絡環の抵抗がどのように(何箇所で)高くなるかで変わるように思います。


一箇所だけ抵抗が上がるようなら、高抵抗部の反対側を通って電流が流れることができますが、二箇所だと必ず高抵抗部を電流が通過する(二次抵抗が大きくなる)ように思います。
また、二次回路に流れる電流は、誘導電圧と回転子のインピーダンスによりますので、二次回路の抵抗が非常に高くなると流れる電流は減ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
必ず固定子側の磁束を打ち消すために対応する回転子側の短絡環に抵抗が高くても強制的に流れるものだと思っていました。
しかし、抵抗が高いところが1箇所ならば反対側を通るのですね。
難しいですね。

お礼日時:2007/09/07 18:56

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