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定格遮断容量 短絡電流定格の違いを教えて下さい。

A 回答 (2件)

工場などの電気設備は高圧(6,000V)や特別高圧(10,000V以上)で受電


されて、構内の受電用変圧器により低圧(100V,200,400V)に降圧して
照明や空調設備他各種の機械装置の動力源として配電されています。

1)短絡電流
この低圧の配線以降で何等かの事故が発生しますと非常に大きな電流
が流れます。この大きな電流のことを「短絡電流」と言います。
変圧器の容量(kVA)や配線のサイズ(太さ)や長さにより異なりますが
数千Aから100kAを超える大きな短絡電流が流れます。
なお、変圧器の容量(kVA)や配線のサイズ(太さ)や長さが決まります
と、計算により短絡電流を求めることができます。

2)定格遮断容量
これらの短絡電流が継続しますと、電線が焼損したり、変圧器も損傷
することになります。
このため、短絡電流を素早く検出して切り離す必要があり、この目的
で低圧配線の配電(動力)盤に「配線用遮断器」を複数設けます。

この「配線用遮断器」には、どの程度まで短絡電流を安全に遮断(*1)
出来るかが個々に決まっており、遮断器の銘板や遮断器のカタログ・
仕様書等に記載されています。
どの程度まで短絡電流を安全に遮断出来るかを示した電流値のことを
「定格遮断容量(kA)(*2)」と言います。

(*1)電源から切り離しすること。
(*2)定格遮断容量(kA)については、配線用遮断器の各メーカーが実験
  設備により短絡事故を発生させて、安全に短絡電流が遮断できる
  ことを確認しています。
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この回答へのお礼

とても分かりやすい説明ありがとうございます。m(_ _)m

お礼日時:2016/12/16 13:13

違い以前に、それぞれの語が何を意味してるのか不明です。


どこに出てきたコトバですか?
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この回答へのお礼

ブレカーの性能について、調べていた際に、出て来た単語で、違いが読み取れず質問させて頂いた次第です。

お礼日時:2016/12/16 13:17

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