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高圧受電設備で送り側(電気室)、送り先(キュービクル600KVA)でよく送り側にVCB、送り先もVCBが使われて両サイドとも過電流保護や地絡保護が入っていますが送り先(キュービクル)には必ずしもVCBではなくLBSなどにして地絡保護は送り側で見ているので安く済ませる事は可能でしょうか。
なぜ、送り側、送り先両方で過電流、地絡保護を取る必要があるのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

高圧受電設備の保護について



※ 電気設備に関する技術基準を定める省令について
電技解釈第40条(地絡遮断装置の施設)第3項に次のように規定されています。
高圧及び特別高圧電路中次の各号に掲げる箇所又はこれに近接する箇所には、電路に地絡(き電線にあっては、過電流)を生じたときに自動的に電路を遮断する装置を施設すること。
1.発電所又は変電所若しくはこれに準ずる場所の引出口
2.他の者から供給を受ける受電点
3.配電用変圧器の施設箇所

上記解釈より、送り側(電気室)のみ地絡、過電流を保護する装置を設置することが法的に決まっています。 送り先(キュービクル600KVA)では保護装置は不要ですのでLBS(負荷開閉器)やDS(断路器)でも問題有りません。
※ 法令に関しましては、各産業保安監督部電力安全課に技術担当がおられますので再確認されると良いです。 担当者により考えが異なる場合いがありますので、法令関係で疑問と思ったらお役人に聞くのが一番です。

上記に記載の2.「他の者から供給を受ける受電点」とは、電力会社から受ける場合の受電点や特別高圧においては特別高圧から高圧に変成する変圧器が施設される場合は2次側電路も本項に該当する旨を担当管から教えて貰いました。
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この回答へのお礼

ご指導ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/04/13 12:46

LBSはPFーs型だと思うのですが、LBSは300kva未満までとなってます。

だからvcbにしてるのではないですか?短絡に関しては、カスケード遮断と言って配線ごとに、地らくに関しては変圧器ごとに保護しないとダメです。
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この回答へのお礼

ご指導ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/04/13 12:46

聞き流してくださいね。



送りVCB:受けVCB=1:1ですよね・・・
またCTも同じレシオですよね・・・

私も経験があり、基準や規格を調べたことがあります。
どちらが切れても受けは全停になるので受けはDSで十分と主張しました。
しかし説得され受けもVCBにしました。

当然OC(51)やDG(67)はいずれも同じ設定としました。

<PS>
異電気室の場合は維持管理上受けもVCBにしてもOKの条文があったような記憶があります。何の条文かは忘れました(ペコリ)
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この回答へのお礼

ご指導ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/04/13 12:46

 需要設備は携わったことがないのですが、保護協調を図り、需要設備


の保護を段階的に構成しているのだと思います。短絡保護は過電流Ry
51を使い、地絡保護は、地絡過電圧Ry64或いは地洛電力方向Ry67と
併用していると思います。
 保護Ryが一箇所ですと、需要設備のどこかに短絡or地洛があると
大元を(送電端)を開放する恐れがあります。末端の事故で需要設備
全体が停電するのは効率的はありません。そのため、保護Ryを部分毎
に設け、その保護協調を図り、短絡や地洛が生じた場合、事故発生部分
だけの停電で済むようにします。ただ、コストは上がりますので、その
需要設備の重要性とバランスさせる事が必要と思います。なお、断路器
は事故電流を遮断することは出来ません。
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この回答へのお礼

ご指導ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2011/04/13 12:45

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