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私は趣味でピアノをやっています。プロのソリストなどは音楽記号も含めて全て暗譜して演奏しているのでしょうか?

A 回答 (5件)

私はこのような楽器のプロ奏者です。


http://www.10holes.com/chromatic/silver.html

基本的に楽譜なんて頭に浮かびません。
譜面は目で見た瞬間に頭で音楽になるので練習してる時点でも記号としては見てませんね。
記号ではなく音楽として頭に入れます。
曲を力加減まで正確に体で覚えていたらそれを楽譜に書くときも正確に音楽記号や指示も含めて全て書き写せます。

何年か前に私も気になって他のミュージシャンにも聞いたことありますがアマチュアは記号で、プロは音楽で頭に入れてる人がほとんどです。
中には「音楽が頭に浮かぶ=楽譜が頭に浮かぶ」と同じになってしまうぐらいのプロ奏者もいましたが。
モーツアルトもそうですが、そのような人たちは頭に音楽が浮かんだら瞬時に楽譜に変換できるので音楽と楽譜の区別をする必要がないのです。
(私は読むときはすぐに読めますが書くときは少し考えます。でも正確に書けますよ)

役者でもプロは芝居の流れで覚えるので自然な言葉が出てきますが、素人は台本の文字が頭に浮かぶので舞台では何も見てないのに棒読みになるようなものです。
ようするに頭にある台本を読んでるわけです。

楽譜は音楽を紙に記録するためのものです。
頭にある音楽を記録し、それを見て頭で再現するためだけの役割です。

音楽家にとって大切なのは音楽であり記号ではありません。
しかも記憶するときに音楽や絵は右脳で大量に覚えられますが、文字や記号を覚えるのは左脳を使うので大量には入りません。
非効率極まりないのです。

CDの音楽を0と1のデジタルデータのままでは覚えられないのと同じです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。曲を記号でなく、音楽で覚えるというのは新鮮でしたが、考えてみればもっともなことですね。

お礼日時:2007/09/19 18:43

>プロのソリストなどは音楽記号も含めて全て暗譜して演奏しているのでしょうか?



すべて暗譜しちゃってるでしょうね。リサイタルで暗譜で弾くというのはリストから始められたわけですが、現在はリサイタルとなれば暗譜で弾くのが常識となってますね。リヒテルのような例外もありますが(汗)

反対に同じピアノでも、ヴァイオリン・ソナタなどで伴奏する場合。その他、弦楽四重奏のような場合は楽譜を目の前に置いて演奏するという昔ながらのスタイルが今でも残ってますね。(もちろん彼らの記憶力が劣っているわけじゃないですよ(笑))
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。楽譜を見ないで演奏するのは常識なんですね。

お礼日時:2007/09/20 03:57

自転車に乗るときに自転車の乗り方を頭で考えながら乗る人はいません。

体で覚えているからです。

それと同じように暗譜で演奏するというのは、音楽という自然な流れが体に染み込んでいるのではないでしょうか?

歌いながら「今日の晩御飯は何かな?」とか考えている人もいるそうです。
このスタンスがどうかということは別として、それほどまでに自然に体で表現できるようになれば本物だと思います。
むしろまだ演奏しながら楽譜が出てくるうちは、素人だと思います。

私自身も表現に関わる人間ですが、常に考えるようにしています。

音楽を演奏することと、その曲の楽譜を書くことは全くの別問題です。楽譜は自分の音楽を引き出すためのただの記号ですから
それを覚えただけでは暗譜ではなく、ただの暗記です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。楽譜ではなく音楽そのものを体現するということですね。

お礼日時:2007/09/20 03:56

自分も趣味でピアノやテンホールズをはじめ幾つか楽器をやってます。

自分の場合は、何度も弾いていれば自然に覚えてしまうし、より情動的に演奏する際にいちいち楽譜を確かめていたらいまいち気持ちをこめることができません。

曲は暗譜しますが(むしろ譜面を見ながら演奏というのは苦手)、印刷物としての楽譜そのものを覚えているわけではありません。「何小節目の何音目」とかいわれても、どのなの音かわかったりはしません。
むしろ「体が覚えている」というヤツで、本や無関係のWebページを読んだり、誰かと話しながらでもそれなりに演奏することができますから、暗記といっても歴史上の人物を覚えるとか数学の公式を覚えるのとは意味合いが違いますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。楽譜を常に見ていたら、気持ちを込めて演奏できませんよね。

お礼日時:2007/09/20 03:53

プロの演奏家は、暗譜はもちろんのこと、楽譜の全てをなめるように覚えていて、まっさらな紙に楽譜の全てを再現して書くことができるほど頭と身体に叩き込んでいると思われます。


練習を積んでこの位はしておかないと、聴衆の前で(それも批判しようとうずうずしている人もいる中で)自信を持って自分の世界をさらけ出すことが出来ないのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。全て暗譜してるんですね。

お礼日時:2007/09/19 18:39

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