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都内ではここのところ天気がよい日が続いて湿度も快適な数字なのに、どうして夜になると80~90%くらいになってしまうのでしょうか?
これは今の時期(秋晴れが続く)ころ毎年そうなのでしょうか?

A 回答 (4件)

この時期の夜は放射冷却で気温が下がるので、同じ湿気状態でも湿度としては高くなるのです。

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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 17:58

日差しがあるので湿度は蒸発されますが、夜は日差しがないので重い湿度は低く漂うからです。

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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 17:59

湿度は乾いた空気にどのくらいの水蒸気が含まれているかの数値です。


 水蒸気は空気の温度により含まれる量の上限があり、上限いっぱいまで含まれた時を100%
と言います。すごく単純に温度が8℃上がると、含むことの出来る水蒸気はおよそ2倍になります。

仮に昼夜を通して空気が全く移動しないと考えます。昼間30℃で50%だったとしましょう。秋は夜になると涼しくなりますね。22℃まで下がると80%(ここは表で計算してしまいました)になります。同じ空気でも温度で湿度は変化してしまうのです。

 そうして昼夜の気温差が大きくなると夜間の湿度が高くなりすぎて、水蒸気として存在できない過剰分が草や地面に「露を結ぶ」のです。

草木に露を結ぶ頃が「白露」、そしてその露が冷たく感じる頃を「寒露」と昔の人は呼びました。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい説明をありがとうございました。
露のできる理由も温度で湿度が変わることもはじめて理解できました。

お礼日時:2007/09/22 18:08

水が蒸発して気体になったものを水蒸気といいます。



その温度の空気の中に、水蒸気が入り込める限界の量を、飽和水蒸気量といいます。

湿度というのは、飽和水蒸気量を100%としたとき、何%の水蒸気が空気中に含まれるかを表す割合です。

飽和水蒸気量は、温度が高くなるにつれて大きくなります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C% …

ですから、空気中にある水蒸気の量は変わらないのに、分母となる飽和水蒸気量が変わると、その分数(比)が変わるということです。


こういう例え話がよいかもしれません。

200ccのコップに50ccのジュースが入っているとしましょう。
ここで、
コップの大きさ200cc → 飽和水蒸気量
ジュース50cc → 水蒸気量
と置きましょう。
「湿度」は、50÷200×100 = 25%

(そして、夜になって温度が下がり、飽和水蒸気量が小さくなり)
コップの大きさが100cc になったとしましょう。
コップの中のジュースは50ccのままです。
「湿度」は、50÷100×100 = 50%

晴れた日は、夜になると放射冷却で気温がガクンと下がるため、
飽和水蒸気量の変化も大きいということです。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい説明をありがとうございました。
まるで遠い昔の学校の授業をきいているようでした。
冬に湿度が下がって乾燥してしまうのも温度が関係していたのですね。

お礼日時:2007/09/22 18:16

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