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権利という物は、義務を果たした者にのみがもらえる物なのに、義務はそっちのけにして権利ばかりを主張する社会風潮があります。

そのような状況下で育った人間が、現在親の世代になり、教育現場に身勝手な要求を持ち込む(モンスター・ペアレンツ)ので現場が混乱しているような気がします。


例えば「叱られないで教育を受ける権利」というのは、最低限授業を妨害しないという義務を守った者のみ主張できる権利のはずです。

しかし現実は、授業妨害をする子どもを叱ったりその場に立たせたりすると、「体罰である」「子どもが傷ついた」「うちの子が騒いだのは、担任の先生の指導力が足りないからだ」などと騒ぎ立てる親が少なくありません。

校長の所にやって来て長々と苦情を言うので、その親を説得するだけの力量がない校長は抗議を全部受け入れて迎合する場合もあります。

極端な場合は手っ取り早く問題解決をする為に、騒がれた該当教員を「指導力不足教員」にでっち上げて県教育センターに送ってしまったケースも耳にします。

底辺校などでは、正常な授業を行う事が困難な状況がずっと続いている事は有名です。被害を受けるのは、真面目な子ども達です。

「どんなに落ち着きがなくやる気のない子どもでも、真剣に目を輝かせて授業を受け」させる事ができるほど優秀な腕の教員ばかりがいれば良いのでしょうが、現実には困難です。

モンスター・ペアレンツの子どもは、叱ると親が騒ぐので強く注意する事が困難であるという状況をどうしたら良いでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

モンスター・ペアレンツの子どもは、叱ると親が騒ぐので強く注意する事が困難であるという状況をどうしたら良いでしょうか・・・・



そういった親と子どもと同じ学年の保護者です。
結果的に他の保護者同士が共通理解を得なければ無理だと思います。
2年生のとき、娘のクラスは学級崩壊しました。
あまりの節度のなさに、授業中座って話を静かに聞くことは、誰が教えるものなんですか?と保護者会でとんでもない質問をしてしまいました。そりゃあああああ、一瞬凍りつきましたよ!
お陰で、その方と六年間同じクラスです。おまけにその方は今PTA会長やってます。やりたい放題ですよ!毎年学年で誰か先生が休職します。(でも、ワタシが参加する保護者会では静かですよ・・)
だから、先生もその子が何かやらかしても見ないことにするようです。先生という職業がサラリーマンであることを思い知らされた瞬間でした。もう私も含めて周りの保護者も、呆れて関わりたくない様子。
それを見てきた子どもたちは批判的です。最終的には家庭ですから、ワタシの価値観を伝えるしかないと思います。幸い小学生ですし、まだ親の声が聞こえますから。ただ、小さいうちから理不尽なモノを目の当たりにして、大人にならざる状況を作ってしまった事に対して切ないです。
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この回答へのお礼

「他の保護者同士が共通理解を得なければ無理だと思います。」…おっしゃるとおりだと思います。でもそれが本当に大変ですね。

自分に直接被害がなければ、「触らぬ神に祟りなし」という場合が多いですからね。

先生も後難を恐れて見て見ぬふりをしているのでしょうね。注意した後のトラブルとそれに掛ける精神的・時間的な負担を考えると、注意しない方がいいという結論になるのでしょうね。

お礼日時:2007/10/23 02:47

No.10です。


なるほど、そういうタイプの親は確かに。
私自身は学習塾(学校に目の敵にされてます)運営に携わっていますが、そういった親御さんもちらほらいます。代金未納なのに、逆ギレする親とか、瑣末なミスをしつこくクレームしてくる親とか。ミスであれば当然こちらは頭を下げます。とにかくゴメンナサイです。理不尽だと思うことでも、それ以外に方法ないですから。とにかく、クレームつけたがる人(特に学校に恨みがあるなど)を落ち着かせるのは、こちらに1%でも落ち度があればゴメンナサイです。

しかし、授業中に騒ぐなどして教師として叱ってクレームが来たのならば、自信を持って「私は○○君(さん)の今後を思って叱りました。」と、保護者の方に説明します。本当に、感情的にならず、理性的かつ信念を持って「叱れる」先生ならば、それは可能ですし重ね重ね申し上げますが「プロ」なのですからそれができないというのは、私は指導力不足という烙印を押されても当然だと思います。こんな世の中だからこそ、現場の教師にもっと頑張ってもらいたいと思います。それが全員できることが当然になって、それでもというのであれば第三者機関の設置などを検討してもよろしいかと思います。現に、引退した教師による相談センターなどはできつつあるようです。東京なんかでは職員会議が上意下達等と動きにくい面もあるかと思いますが、頑張ってください。

ただ、無意味にランニングさせて7時、8時まで部活動をさせて、勉学に支障をきたす教師、信念を「塾の先生に負けないこと」と勘違いして点数を取らせないテストをつくる教師、結果的に困って頼ってくる生徒は、受験前に勉強の仕方すらわからないという現状を見るとなんともはや…な気分ではあります。正直。
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この回答へのお礼

やはりその種のタイプの親はいますか。でも「そこちらに1%でも落ち度があればゴメンナサイ」というのはおかしいです。

ういう親に対しては、塾の先生・学校の先生・相談センターなどが協力して対処しなければならないと思います。お互いに揉めていてはダメです。

指導力不足教員に認定されると研修センターに送られ、殆どの先生が退職に追い込まれます。そういう事実を考慮せず「指導力不足という烙印を押されても当然」というのは変です。

もう一度繰り返します。悪いのはモンスターペアレンツです。塾の先生・学校の先生・相談センターなどが、お互いに相手を「目の敵」「指導力不足という烙印を押されても当然」と非難しあっていたらモンスターペアレンツの思う壺です。

お礼日時:2007/10/23 02:57

>第三者機関を設けるというのは、良いアイディアかもしれません。



結局は人間関係のトラブルというのは、よほどのスキルがないと当事者間では解決できないものです。ですから学校からの説明に納得できないという時点で、もう当事者間では解決できない問題になります。それを無理矢理当事者間で解決しようとしているので不幸な事態に陥っているのだと思います。

問題がこじれたときには当事者間から問題を切り離すことをまじめに考えなければいけない時期になっていると思います。そうなれば先生も「この問題をこれ以上話し合うのは業務に支障を来しますので、今後は×××××に異議を申し立ててください。」と言うことができれば、とりあえず通常業務に戻れると思います。
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この回答へのお礼

そうですね。腹を立てている保護者への説得に心身をすり減らして、ノイローゼになる教員も多いと言いますからね。

「問題がこじれたときには当事者間から問題を切り離すことをまじめに考えなければいけない時期になっていると思います。」…おっしゃるとおりです。参考になりました。

お礼日時:2007/10/23 02:41

「結果を見据えて」お好きな手法でどうぞ。


A 叱らない
(1) 叱らないで放置して、責任転嫁
(2) 叱らないで済むだけの魅力ある授業を展開する(そしてその方法を後輩の先生やら本を出すやらして伝えていく努力をする)

B 叱る
(1) 子供との信頼関係を醸成してから感情的にならず「叱る」
(2) その親との信頼関係を築いて、理由を説明してから生徒を「叱る」
(3) その子だけを集中砲火せずにクラス全員に対して叱る
(4) その子とその保護者以外との信頼関係を強固にする(つまりはその家庭だけを悪質なクレーマー+問題児として処理し村八分にする)

B' 叱り方
(1) あの先生に歯向かうとヤバイという恐怖心を植え込む「叱り」
(2) なぜ叱られたのかを考えさせ、自ら直す努力を促す「叱り」

C 特殊型
(1) 悪いことをしたら先生が悲しむ→自主的にやめさせる
(2) 騒がしい場合は手を止めてその生徒をじっと見つめる

などなど。全員が1つに集中しても効果はないので、色々先生の中で分担してみてはいかがでしょうか。というよりは、本当に「俺が子供を一人前にしてやるんだ!」という信念があれば、とてもハードルの低い問題だと思いますし、プロとして失格でしょう…と思うのですが。こんなんにわざわざマニュアル作るなんて幸せだなぁ、公務員。
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この回答へのお礼

色々なアイディアを有り難うございました。ただ極端なモンスター・ペアレンツは、非常に大変だそうですよ。その親に振り回されて、担当の教員は仕事がなかなかできない位ですから。

私の知人の先生が、今一人のモンスター・ペアレンツの抗議に1ヶ月もさらされていて困っています。元暴走族の親で、学生時代先生にたくさん叱られたので教師じたいに恨みがあるようです。原因は些細な事なのですが、どれだけ誠意を尽くして説得しても引き下がらないそうです。

お礼日時:2007/09/25 23:56

はじめまして。



学習不振のお子さんの中には、発達障害があるケースもあるそうなので、一概に子供だけを責めるわけにもいかないのですが…。

1.基本的なルールを事前に定める。
2.守れないときの対応も明文化する。
3.職員間で理解を得る。
4.生徒と保護者に通知し、事前に了承を得る。

としては、いかがでしょう?
処分をするときは、そのときの詳細を記録に残しておきます。

なるべく「解釈の問題」が生じないことと、透明性が高いこと、責任の所在を明確にすることなどを、念頭に置いたルールにすると、問題が減ると思われます。


大変ですが、やるしかないのですよね。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

そうですね。確かに学習障害(LD) 、注意欠陥・多動性障害(ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい・ADHD)などの発達障害も考えられますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/26 00:33

あまりこの用語を安易に使うのは良くないと思うのですが「モンスター・ペアレンツ」と呼ばれる保護者は増加してきているのが学校現場の実感です。


つまり、個々の性格というよりも、社会的な「何か」が「モンスター・ペアレンツ」を生んでいるという見方をするべきと思っています。

その大きな要因として「損か得か」を人間性や正義より優先させる昨今の政治・経済の流れを指摘したいと思います。

本来は、学校は保護者と教員が協力して子どもを育てる場所であるべきです。
しかし、現在の教育行政はファーストフードのメニューを選ぶように出来合いの教育サービスを選ぶ場所に学校を変えようとしています。
それが教育・福祉予算を極限まで削ろうとする「構造改革路線」なのでしょう。

そのような流れの中で、「お客様は神様」という極端な商業主義を学校に持ち込むことが当たり前になってきているのだと思うのです。

「罰があるからルールを守る」「怒られるから言うことを聞く」という発想では、「損か得か」の世界に生きる「モンスター・ペアレンツ」に対抗することは難しいのではないかと思います。

「授業妨害」は確かに他の子どもの教育を受ける権利を侵害する行為です。
しかし、子どもがなぜ授業妨害に走るのかという原因の分析抜きで教員が権力や体罰で表面的な平和を実現させたとしても、それは問題をより深刻にして先送りする結果につながりかねません。

保護者のクレームの度合いで指導を変えるべきではありません。
それは不公平を子どもたちに教え込む危険を生むことでしょう。
けれども、「モンスター・ペアレンツ」をきっかけにして、すべての子どもに対して「叱ることを減らす指導」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

教員は、古い常識にとらわれて、無理な注文を子どもや親にしていることに気がつかないことがよくあります。
授業妨害の原因をさぐる中で、そうした部分が見えてくれば、対応策は自然と決まってくるはすです。
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この回答へのお礼

「お客様は神様」という極端な商業主義を学校に持ち込むことが当たり前になってきている…マスコミの報道や知人の先生から話からそう思います。

私は教員ではないのですが、私達の子供の頃に比べて「変な先生・腕の悪い先生」というのはずいぶん減ったように感じます。近くの学校も毎日遅くまで電気が点いており、(先生達、残業代が出る訳でもないのにがんばっているな。)といつも思っています。

それでもまだ教師の責任だというのは、ちょっと酷な気がします。まあ自民党は教育関係の予算割合が先進諸外国に比べて低い事・一クラスの人数が先進諸外国に比べてかなり多い事から国民の目をそらし、教員に責任を押し付けたいんでしょうね。

だから少数の問題教員の不祥事を大々的にキャンペーンしていますし、それがモンスター・ペアレンツが異常に増えた原因にもなっています。また「教員労働組合が教育をダメにした」式の宣伝も盛んです。この回答者の中にもそのキャンペーンに引っ掛かったのか、特定の組合名を挙げて非難している方が一人いらっしゃいますし、ある程度は成功しているのでしょうね(笑)。

お礼日時:2007/09/26 00:22

 誤解している人がいますが、サヨクと左翼は、似ていまし被っている部分もありますが、別物です。


 また、「左翼」にも、さまざまな定義があり、互いに矛盾する定義もあります。
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No2さんへ。



日教組は左翼ではありませんよ。全教組のことをいっているのですか?元は同じでしたが、共産党系の方は全教組として分離しています。

誤解があってはいけないので…
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権利を得るためには義務を果たさなければならない、そのご意見におおいに賛同するものです。

しかし、子をもつ親に限らず、国民の3大義務の何たるかを知らない人が多いのも事実です。自由には支払うべき代償があることをしらないのでしょう。

相談者さんは教員ですか?であれば教組に入って、ベテラン教師の助けを乞うって言うのはどうでしょうか?

組合に入ってるベテラン教師は、今の無理やり入れられた感漂う方々ではなく、志が高かった頃に入ってる方が多いので、良いアドバイスをもらえるのでは?
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この回答へのお礼

私は残念ながら、教員ではありません。ただ臨時の講師を勤めた経験はありますから、教師の世界の事はある程度は分かります(小学校でした)。

確かに組合に入ってるベテラン教師の方で、本当に授業や子どもの心の掴み方が上手なので、感心した事はあります。ご回答有り難うございました。

お礼日時:2007/09/26 00:26

「モンスター・ペアレンツ」の定義が曖昧なままだと、回答者が様々な解釈で回答してしまいます。


一般的に「モンスター・ペアレンツ」とは常識的な判断ができずに、自分たちの権利のみを勝手な解釈で主張してしまう保護者という意味でしょう。従ってどのようなどのような理論的な説明をしたところで、相手が納得して引き下がるということはないと思います。その保護者の対応をするために学校側が無駄な時間や体力を消耗してしまうのは、ほかの子供達のとっての不利益になりある意味学校業務の妨害をしているとも考えられます。

解決策としては学校と保護者のそれぞれから独立した第三者機関を設けて、学校からの一定の説明に納得できない保護者からの異議はその期間に申し立てる形にし、保護者側の主張が明らかに理不尽なものであれば、学校の業務妨害をしたとして罰金を取るなどという形にしないと、こうした「バカ親」を排除するのは難しいでしょう。

簡単にはいかないでしょうね。
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この回答へのお礼

第三者機関を設けるというのは、良いアイディアかもしれません。

「その保護者の対応をするために学校側が無駄な時間や体力を消耗してしまうのは、ほかの子供達のとっての不利益になりある意味学校業務の妨害をしている」…これは私も全く同感です。

最近は訴えられた時のために「裁判保険」に入る先生も、多数いるそうです。嫌になっちゃいますね(笑)。

お礼日時:2007/09/25 23:50

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