日本ではなぜ安楽死が認められないのか？

オランダでは安楽死が認められていると聞く。
日本人はよく長生き長生きと言うけど、植物状態で生きてなにが楽しい。ぼくは植物状態になったら死を選びたい。これから日本はどんどん高齢化社会になる。安楽死は日本では認められないのだろうか？

No.1 回答者： noname#44023 回答日時： 2007/09/25 10:23

積極的安楽死については確かに違法とされていますが、違法性が阻却された判例がありますよ。

患者が希望しており、苦痛などから開放するために医師が行なう場合で、死期が切迫している場合は、判例により容認されていたはずです。

だから、あなたの場合は意思さえ伝えておけば希望はかなうと思いますよ。

この回答へのお礼

そうですか。一応妻には文書の形で渡してあるのですが、病院が言うことを聞いてくれるか疑問に思っております。
日本の病院は安楽死を認めないどころか、モルヒネもあまり打ってくれないし、痛み止めの座薬もしぶる。なんかこう、苦しませるのが医療と思っているようなところがある。これから団塊の世代が老人になって行きこういった問題が増えます。なんとか医療スタッフに意識改革をしてほしいです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/09/25 10:33

No.2 ベストアンサー 回答者： okonomi99 回答日時： 2007/09/25 10:42

日本では”尊厳死”と言う言葉が多く使われています。

リビングウイルとも言います。
貴方が望むのであれば、植物状態にならずに死ぬ事が出来ます。

宣言書を書くことで全うされますが、
基本的にはそれらの病状が近づいてから・・・となりますが。

以下のサイトなどをご確認下さい。
http://www.shizukujimusyo.com/gyousei/gyoumu/sou …
http://www.osoushiki-plaza.com/library/data/data …


ちょっと古いのですが「振り返れば奴がいる」というドラマの内容に、
この尊厳死も題材に含まれており、考えさせられました。
織田裕二・石黒賢が出演している一見のドラマです。

この回答へのお礼

尊厳死協会は知っています。
姉が交通事故で植物状態になったとき、自分がなったらたまらんと思いまして尊厳死協会に申し込みましたら書類を送ってくれたのですが、年会費がかかるんです。当時まだ42歳だったのでこれから死ぬまで払うであろう会費の総額を計算した結果、入会せず書類だけ書き込んで妻に渡してあります。
ご回答ありがとうございました。
あ、ところでついでの質問で申し訳ないのですが、わたしがサイトアドレスを載せようとするといつも青くならないのです。なぜか薄い色なのです。それでもジャンプはするので問題はないのですが、どうやったらこんなにきれいな青になるのでしょうか？　わたしは左上のアドレスにカーソルをもっていって右クリックしてコピーして、それを貼り付けています。できましたらご回答願います。

お礼日時：2007/09/25 11:06

No.3 回答者： kazuo1969 回答日時： 2007/09/25 10:42

場合によろうが、安楽死って認められてましたっけ？？

延命処置をしないことはよくありますが、安楽死はだめだったような。

まあ、判例がどうかは専門家にお任せして、私も自分がそうゆう状態になったら、積極的に安楽死を希望したいとおもっていますが、こと自分の家族がそうゆう状態になってしまった場合、植物状態で生きていても仕方がないと割り切れるかどうか、、、

私の場合は、家族がそのような状態になりつつある段階では、早く楽にしてあげたいとおもいましたが、いざそうなってしまうと、弱いもので少しでも長くと思ってしまいました。
実際は延命処置をしない判断をしましたが、安楽死まで同意できたかどうか・・・

ただ、終末医療の現実を考えると、将来的には法的にも認められるようになるんではないでしょうか？

この回答へのお礼

姉が交通事故で植物人間になって医者からどうするか聞かれました。わたしが唯一の家族なら死なしてあげてくださいと言っていたと思いますが、聞かれたのは元気だった母だったので「生かしてください」と答え延命させました。10年生きました。母のお金がなくなったとき、亡くなりました。毎月30万円使ってました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/09/25 11:11

No.4 回答者： akira-45 回答日時： 2007/09/25 10:51

医療事情や死後の世界観の違いもあります。

ヨーロッパでは助かる見こみがないと判断された時点で移植に回されます。つまり魂が天に召すことが主観とされますが、日本では奇麗な体のままでという観念がありますから尊厳死は認められないのでしょう。医師法では医療行為の放棄は認められていないはずです。

この回答へのお礼

経済的負担が問題ですね。健康保険がパンク寸前という事態になっているのに意識が戻る可能性がない人を病院に何年も寝かせておくというのは疑問に思います。
植物状態になったら延命させないという法律ができれば助かる人も多いと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/09/25 11:27

No.5 回答者： okonomi99 回答日時： 2007/09/25 11:34

>わたしがサイトアドレスを載せようとするといつも青くならないのです。

>なぜか薄い色なのです。
それは、nishikasaiさんが一度見ているサイトだからであり、
nishikasaiさんのブラウザーの設定が、
一度見ている(キャッシュに残っている)サイトは灰色にする設定になっているからだと思います。

もう一度、私の書き込みを見ると灰色になっていませんか？

実際、nishikasaiさんの過去の書き込みを見ると、
リンクは綺麗な青色でしたよ！！

この回答へのお礼

＞実際、nishikasaiさんの過去の書き込みを見ると、
リンクは綺麗な青色でしたよ！！

そうですか。それじゃあ、自分のパソコンで灰色でもよそではちゃんと青色になってるのですね。良かったです。本来の質問ではない質問に答えてくださいましてありがとうございました。

お礼日時：2007/09/25 13:06

No.6 回答者： phj 回答日時： 2007/09/25 12:35

日本では刑法の問題点もあります。

日本の刑法では、生きる可能性のある人に対して、積極的に医療を施さないと、医師が医師法違反と刑法で罰せられる可能性もあるのです。

また、死の判定も難しく、日本では基本的に心臓が止まったときが死亡（心臓死）で、回復の見込みのない脳死を死亡とするには、一般の市民感覚が追いついていない状態だと思います。

これは特に災害の報道を見ているとわかります。
日本の場合、何かの災害時に、死亡○名・行方不明○名と表示し、遺体が確認されるか、一定の時間が経過した後、遺族が死亡届けを出すまでは生きている前提ですべて処理されます。
欧米諸国だと数日で行方不明の捜索（つまり生きていることを前提に医療スタッフも準備した捜索）から遺体の捜索に切り替わりますが、日本ではそのタイミングがすごくのです。

ですので、医師や医療従事者だけが意識を変えてもダメです。法律や一般人の意識も安楽死・尊厳死を認める方向にならないと変わらないと思います。
私も近い身内を植物状態から亡くしおりますので、忸怩たる思いはありますが、積極的に安楽死を認める気にはなれません。

この回答へのお礼

たしかに日本人は義理人情を重んじる民族ですから割り切るのが難しいかもしれません。わたしは姉の植物状態が確実になったとき「死なせてやってください」と言っただろうと言いましたが、それは末弟だからでして、母がいなくて、もし私が長男で責任ある立場であったとしたら、躊躇なく「死なせてやってください」と言えたかどうかはちょっと疑問です。やはり人の生命は重いですねえ・・・　法律で決めてくれたほうがいいです。そうすれば身内として「姉を生かしてあげたいけど法律には従わねばならない」ということで、その後10年間30万円を払い続けるなんてことはなかったと思います。
義務付けるというのではなく、たとえば「意識回復の見込みがない植物状態になった場合は延命措置をとらないことを勧告する」くらいの文章でいいのです。そうすればお上が勧告してるのだから・・・となります。ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/09/25 13:22