プロが教えるわが家の防犯対策術!

過敏性腸炎・自律神経失調症と診断され、掛かり付けの内科で処方された整腸剤・胃潰瘍の薬・ソラナックスを1日2回(食事が1日2回しか採れないので)、ずっと服用しています。

私は父を亡くしてから母の介護を含め、多忙な日々を送っていているのですが、とくにイライラしたり暗くなったりする事もなく的確に毎日やる事をこなしているんです。
頭痛や腰痛がある事もありましたが整形外科に行ったら頚椎や腰椎に異常が認められたり、風邪が治りにくいなと思ったら耳鼻科で異常が見つかったりと必ず病名が出てきたりもしています。
(胃潰瘍の薬や整腸剤は効いているのが分かるのですが、ソラナックスは眠くなるだけで正直効いているのかよく分かりません。)

そんな中、時々腹痛があり、最近では食欲がなくなってきてしまいました。(食べられる時はちゃんと食べられます)
以上を掛かり付けの医師に伝えたら「鬱チェック(12問程度の質問)」をされ、結果「あ~少し鬱っぽいのかな~?」と言われパキシルを処方された次第です。ちなみに胃の検査等は一切しておりません。

パキシルについて色々調べてみましたが、長期服用になりそうな事から服用に不安を感じるのですが、やはり飲むべきなのでしょうか?
あまり薬に依存したくなくてソラナックスも少しずつ減らしている最中なのに併用して飲むのは少々疑問に思います。
しかも内科での処方。。妥当な判断だと思われますか?
診察してもらっていない皆様にこんな質問をするのは検討違いかとも思いますが、今の私でパキシルの必要性がどれほどのものなのかを参考にさせて頂けると助かります。アドバイスを宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

一般論から言えば、うつ病は内科よりも本職の精神科にかかったほうが良いのですが、精神科医はヤブの多い業界なので、とりあえず様子見で、今の内科で、いかがでしょうか。

もし、本物のうつ病であれば、薬なしには治りません。それから、内科的な病気が見逃されている可能性が無いのか、再度、聞いてみてください。甲状腺障害はよくうつ病と誤認されます。当然、胃の検査も依頼すべきです。

坑うつ剤は多数存在しますが、現在の第一選択薬はトレドミンかパキシルですので、まずは妥当な処方と言えるでしょう。パキシルは雅子妃が使っている薬と思えば、親近感もわきます。精神安定剤に、デパスではなくソラナックスというのも、よい感じです。デパスは人気の品で、整形外科や内科医がそこらじゅうで処方しまくってますが、依存性が強いため、本職の精神科医は使いません。ソラナックスは精神安定剤、パキシルは坑うつ剤で性質の違う薬ですので、パキシルは飲むべきです。

医師が事情を説明してくれたかは不明ですが、坑うつ剤は効果よりも副作用が先に発現するので、少量から投与をはじめ、徐々に薬を増やし、十分量に達してから効果が出るまで最短で2週間という、気の長い薬です。成功率はたった60%。失敗したら、別の薬で同じことをやります。だから、2回、3回と薬を変える人が多いのです。パキシルだけでなく、どの薬も同じです。パキシルは特に効き目が遅い部類に入ります。治療効果の向上より、副作用の軽減を目的に作られた薬だからです。

坑うつ剤の副作用は多岐にわたり、個人差も大きいため、事前に全てを説明し尽くすことは実質的に不可能です。インフォームド・コンセントの通用しない世界なのですね、うつ病治療は。それでも、副作用を覚悟で薬を飲まなければならないのが、うつ病です。

医師との関係や、処方の適切性について、3ヶ月単位で、見直しを行ってください。医師には、処方薬の意味について、必ず質問するようにしましょう。納得のいく説明が得られない場合、別の医師に替える必要があります。しかし、プロの精神科は良い人にめぐり合えば最高の治療が受けられますが、ヤブが多い業界なので、ドクターショッピング状態になってしまう人がいます。

パキシルの副作用に耐えられないようであれば、「最新薬はトレドミンと聞いたんですが、使わないんですか?」と聞きましょう。ソラナックスが効かない件ですが、プロの精神科医であれば、精神安定剤が効果不十分と認められた場合、てんかんの薬を処方します。良い精神科医は意外な薬を使って、あらゆる薬の知識を総動員し、患者が快適に暮らせるよう考えてくれるのです(とは言っても脳神経の薬に副作用が多いのは事実で、ある程度の妥協は必要です)。知識のない医者であれば、効かないというたびに、ひたすら量を増やしたり、新しい薬を追加して処方を複雑化するという傾向があります。

副作用で便秘になれば、下剤をくれます。手が震えるという副作用もあるのですが、これには坑パーキンソン病薬やβブロッカー(本質的には、何と狭心症の薬です。小沢一郎が飲んでるやつかよ…)で対応できます。頑固な不眠には、睡眠薬に加えて、メージャートランキライザーと言って統合失調症(分裂症)の薬を出すこともあります。睡眠薬については、依存性も耐性も出来ない安全なものがほとんどですので、気にしないでください。てんかん薬に加えて、ここまで出来る医師であれば、完全に精神科としても一線級です。

坑うつ剤の主な副作用は、口の乾き、便秘、それから意外な点ですが、性機能障害です。これは、どの坑うつ剤を飲んでも同じです。口の乾きは、本人が不愉快なだけで実害はあまりないのですが、まれに、唾液が減ることによって、虫歯になる人がいます。口が臭くなるかもしれませんね。これには、アメを舐めるとか、乾燥梅干を舐めるとかの対応策しかありません。

うつ病は薬だけでは治りません。環境の改善やストレスの軽減がなければ、治らないのです。

これで、うつ病治療の基本知識は身についたと思われますので、3ヶ月間、今の内科につきあってあげてください。納得がいかなければ、3ヵ月後からよい精神科医を探すようにすればいいと思います。これが、いきなりヤブだったりするんです、悲しいことに。
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この回答へのお礼

詳しく、ご丁寧なご回答を有難うございました。
精神科領域の薬について無知に近い私にとっては大変参考になりました。
今の病院を掛かり付けにしたのは8ヶ月ほど前で、ソラナックスはその前に10年ほど掛かり付けにしていた病院でワケも分からず処方されていた薬なんです。最近になって精神科領域の薬の怖さを知りました。
パキシルを頭から否定しているわけでもなく、安易に病院を変えない方がいい事も心得ております。必要があれば服用しようとは思うのですが、私にとっては「初めて自分の意思でチャレンジする精神科領域の薬」になるわけで、ためらいが残っているんです。
3ヶ月様子を見る前の第1歩が踏み出せないんですよね。。

認知症である母の精神科医も私の状況をよく分かってくださっているのですが、その精神科医は「パキシルなんか必要ないよ~」と言っていて意見も割れています。先生によっても違いがあるようですね。それも迷ってしまう要因の1つですね・・
とにかく、内科的な病気が見逃されている可能性が無いのかも確認してみたいと思います。

お礼日時:2007/09/28 13:26

同じSSRIのジェイゾロフトを飲んでおります。


パキシルは非常にポピュラーで有名な薬です。

発売から10年ほどたってメリットもデメリットもはっきりしています。
少なくとも効果があれば(なければ種類を変えるなどします)楽になるのですから飲んでも良いのではないでしょうか。
もちろん副作用についての説明はかぜ薬よりやや多いので聞いておく必要があるかもしれません。

もちろん胃腸に精神的ではない病気があるのなら無意味なので、内科的に問題がないか検査などをしてから利用してください。

やめるときの問題はたしかに考えると複雑ですが、医師の指示に従っていけば問題ありませんよ。
自分で急に止めたりすると大変なことになることがあるのは事実ですが。

意見が割れるのはよくあることです。
最近の考え方だと、副作用も少ないし楽になるように薬を出しましょうという方が多い気がします。鬱、鬱気味、鬱っぽいなど脳の風邪のようなものだという考え方です。
鬱病にしか出さないという方も居ます。昔の鬱病の薬は副作用がひどく気軽には出せなかったからでしょうか。

SSRIやSNRIなど、新型と言われるタイプなら副作用をさほど気になる必要はありません。
最初の2週間ほどだけ副作用が出やすいので少し気をつけてください。
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この回答へのお礼

詳しく、的確なアドバイスを有難うございました。
薬についてもよく分かりました。
そうですね。内科の検査をちゃんとやってもらってからの方がいいですね。
信頼出来る医師と相談して、偏見を持たずに服用を決めてみようと思います。

お礼日時:2007/10/01 03:06

こんにちは


>過敏性腸炎・自律神経失調症と診断され
過敏性腸炎て過敏性腸症候群の事だと思いますけど、胃カメラ、腸の透視、内視鏡検査をした上の診断ですか?
自分の場合、上記の検査を経て、器質的病変がなくて始めてそう診断されたのですが。
そうでなければ、診断の根拠を医師に聞かれた方が良いと思います。
整腸剤・胃潰瘍の薬は過敏性腸症候群には効果がありません。それ向けの治療薬は別です。
それから、過敏性腸炎・自律神経失調症も心療内科の守備範囲です。

>鬱チェック(12問程度の質問)」をされ、結果「あ~少し鬱っぽいのかな~?」と言われパキシルを処方された次第です。ちなみに胃の検査等は一切しておりません。
誰でも、抑うつ状態になる時がありますから、ソラナックス等の精神安定剤やドグマチール等の軽い坑うつ剤(元々は胃潰瘍治療薬)を内科が処方する場合があります。
只、パキシルとなるとうつ病、パニック障害の治療薬ですが、比較的新しい薬です。医家向け添付文書(ドクターズレター)で基本的投与の注意、慎重投与、禁忌、副作用等がしばしば変更されている状況です。、
まだ、基本的投与の注意、慎重投与、禁忌、副作用が古くからある同様な薬と違い、判らない部分があるようです。

ですから、精神科医や心療内科医等の専門医以外が安易に処方するのは如何かな?と思います。

まったく別の話ですが、開業医の場合、専門は精神医でも内科を標榜されている開業医の方もいらっしゃいます。(実存する医師を知っています)医師法では医師免許を取得すれば、何科でも標榜出来るので問題はないのです。このような場合は、上記の限りでは有りません。
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この回答へのお礼

経験からなる、親身になってのご回答を有難うございました。
過敏性腸症候群は、今の掛かり付けの前の病院で診断されたもので、内視鏡等の検査はしておりません。前の病院も今の病院も聴診器と触診、幾つかの胃腸薬を試して効かなかったうえでの診断になります。
やはり、パキシルを試す前にちゃんとした検査が必要ですね。

ドグマチールという薬も初めて耳にしました。
元々は胃潰瘍治療薬とは驚きです!!
全ての精神科医が素晴らしいわけではないのでしょうが、皆様の意見を聞いていて自分に合った医師を探す事も大切な事の1つだと感じました。

お礼日時:2007/09/28 13:59

はじめまして。



お母様の看病、大変ですね。
以前は、訪問入浴の仕事をしていたので、あなた様の大変さ、全てではありませんが、わかる気がします。
私は仕事をしていた時から、身体に違和感を感じ、色々病院を受診し、鬱状態、線維筋痛症と診断され、現在、治療中です。
私もパキシルを服用していますが、内科で処方というのはどうかと思います。
出来れば、心療内科を受診されたほうが、良いのではないでしょうか、、、?
あなた様が、不安に思うのでしたら、別の病院も検討されてみてはいかがですか?
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この回答へのお礼

経験からなる、お優しいご回答を有難うございました。
そうですよね、不安に思うようなら転院の検討も必要ですよね。
ただ、転院して「パキシルなんか必要ないよ~」と意見が割れた時にはまた迷ってしまいそうです。。(苦笑)

お礼日時:2007/09/28 13:42

 抗うつ薬は、今後内科でも手軽に処方される時代が来る、そんな動きが確かにありますね。


 抗うつ薬が対症療法として効果があることは否定の余地がありません。しかし、うつは心の風邪だからと、「セキが出て熱があるから風邪薬を飲む」なんていうのと同じ感覚で捉えると、大変なことになりかねません。
 パキシルは断薬に時間がかかる薬です。1,2ヵ月のんであとはそのまま飲まなくていい、という代物ではありませんので、どんなに信頼できるお医者さんだとしても、内科で処方してもらうのは危険な気がします。
 心療内科を紹介してもらってはどうでしょうか。

 もうひとつだけ。

 あなたの身体症状は、精神的なストレスに対する反応の可能性が高いですよね。だとすれば、内科的治療よりやはり『心が疲れている事からくる問題』として早めに対処した方が軽快する可能性が高まると思います。
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この回答へのお礼

不安な私の心の内を読んでのご回答を有難うございました。
確かに早めに対処は大切ですよね。
ホント、私も風邪薬感覚で服用しては危険だと思うので、心療内科も含め慎重に検討したいと思います。

お礼日時:2007/09/28 13:34

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