
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
otosun28さん、おはようございます。
粗利とは、単純に「売上げ」から「仕入れ金額」を差し引いた金額のことです。
ここでいう「売上げ」というのは、最終的にお客様からいただいた全てのお金のことです。それは一人のお客様からについてでも、百人のお客様からについてでもかまいません。
そして「仕入れ」というのは、そのお客様に売る商品の仕入れにかかった費用を「仕入れ額」と言っております。その仕入れの中には、仕入れのために必要だった「配送費」なども含まれます。ここでは人件費や光熱費、通信費は含まれません。
そしてそれらを差し引いて残ったお金が「粗利」ということになります。
つづいて「利益」ということですが、利益には「経常利益」とか「純利益」と言ったものがありますが、ここでは「純利益」についてお話いたします。
先程ご説明した「粗利」から更に、企業が運営していく上で必要な(ここで初めて)光熱費や人件費、通信費など(全ての費用「総費用」)を差し引いた「最終的に残ったお金」のことです。これを通常世の中では「利益」とか「純利益」とか言っております。
これがないと会社は「赤字」ということになります。
以上です。分かりますかねえ?
この回答へのお礼
お礼日時:2007/10/01 18:15
おはようございます。回答ありがとうございます。
とてもわかりやすい回答で助かりました。
ちなみに売上と売上高は一緒ですよね?
ありがとうございました。

No.5
- 回答日時:
※ 粗利益=売上げ総利益・・・・(1)製品、商品などの売値から原価を差し引いた粗利益。
製品、商品についてのごくかいつまんだ利益であるが、儲けの大小を最も純粋な形で示している。(2)・・・・企業の売上げ総利益を言う。※ 利益(準利益)=本当の儲け・・・・これが貸借対照表の資本の部の剰余金の処に算入されて貸借対照表が完成する。
※ 経常利益=営業利益に営業外損益を加算したもの・・・・損益計算書の利益の一つ。「企業会計原則」上は経常損益計算の区分で、「計算書類規則」上は経常損益の部のうち営業外損益の部で、それぞれ得られる。
※ 売上高=一定の期間に売った商品・製品などのあがり高。・・・・企業の販売活動の成果を示すもので商品・製品の販売、役務の給付によって実現した収益を表す。
(注)売上高は、商社、メーカーでは事情が異なるから、単純に比較できないから一言。
No.4
- 回答日時:
利益には、粗利・営業利益・経常利益・税引き前当期純利益・当期純利益
があります。
売上高 (製品やサービスの提供した代金の合計)
売上原価(製品やサービスの提供をする為に必要なお金。もとねの事)
売上総利益(粗利) (売上高 - 原価)
販売費および一般管理費 (人件費や、賃借料・広告宣伝費等の経費)
営業利益 (売上総利益 - 販売費および一般管理費)
※営業利益は会社の”営業”の実力を顕します※
営業外利益(本業以外で収入があった場合に計上します。為替差益等)
営業外損失(為替差損等)
経常利益 (営業利益 + 営業外利益 - 営業外損失)
※経常利益は会社の”一般的”な実力を顕します※
特別利益(固定資産を売って得た利益等)
特別損失(固定資産を売って簿価より安く売ると差額が損失になります)
税引き前当期純利益(経常利益 + 特別利益 - 特別損失)
法人税等(法人税など)
法人税等調整額(会社会計と税法会計の差異を調整します)
当期純利益(税引き前当期純利益 - 法人税等 - 法人税等調整額)
※最終利益ですから、言い訳無しの会社の本当の利益です※
各々の利益は比較する場合非常に重要になります。
同じ会社で、粗利を5年間比較すると、価格戦略が成功か失敗かが分かります。
(増販、値引き、仕入努力、の結果が粗利です)
他社と、営業利益を比較して見ます。
(同業他社と営業利益を比較して見ます。どちらが優秀な成績かが一目瞭然
です。ただ単年度ですと問題がありますので、5期(5年)程度比較すると
概ね正しい会社評価ができます)
このように、自社の過去から現在の状況分析や、他社との比較する場合に有効
な手段です。
No.2
- 回答日時:
粗利は正式な言葉ではないですが売上総利益に該当するかと思います。
これは売上-原価で計算される利益です。つまりは販売製品そのものの利益(付加価値)と言えます。ここが赤字ならその製品自体に問題がありますね。
経常利益とは営業外損益までのあいだの利益です。
これは会社の経常的な取引での損益を表します。会社の業績と言うときここを良く見るのはまさにここが会社の経常活動の利益だからです。
純利益とはいわば最終利益です。税引前純利益は特別損益のような特殊な損益を踏まえた利益税引後は税金なんかも踏まえたうえでの利益になります。
売上は上記利益とはまったく違ったものです。単なる売上た数値です。
売上が高くても赤字の会社もありますし、売上が低くても黒字の会社もあります。
ただ、売上が大きい会社は会社の規模が大きいと言うことはいえます。
会社の規模は取引をする上での与信にも関わってきますからそういう意味では重要です。また前の年なんかと比べていくとその会社が拡大しているのか縮小しているのかなんかを見ることも出来ます。
簡単ですがこんなところです。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/10/01 18:10
回答ありがとうございます。
とても参考になりました。最後のほうのくだりは
とても興味深いはなしですね。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
売上高は売り上げて、入金される額なので分りますよね。
粗利は売上高からその売上に要する原価を引いて、大体の利益を掴むときに使います。
売上利益も売上高-売上原価ですが、
損益計算書に上がっている正確な額です。
売上利益から販売費や一般管理費も引くと、営業利益になります。
そこから、利息などの営業外費用を引いて経常利益となり、
法人税の分を引けば、純利益ですね。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/10/01 18:07
丁寧な回答ありがとうございます。
粗利=売り上げ利益ではないんですよね?
ちょっと?なかんじですが
だいたいわかりました。助かりました。
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