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黒砂糖を初めて買ってみました。そこで質問なのですが、原材料沖縄産さとうきびのみで300g、200円位というのは標準的な値段なのでしょうか?「沖縄県黒砂糖工業会」というなんとなく信頼できそうなマークが記してあったので、やや安めだなと思いつつ買ってみたのです。味のほうはもちろん美味しかったです。
私は健康のために食に黒砂糖を取り入れようと思ったのですが、黒砂糖の原材料にはとうきび以外に砂糖とか入っているものもありますよね。健康の事を考えるとそういうのはやはり避けたほうがいいのでしょうか?教えてください。

A 回答 (1件)

沖縄県黒砂糖工業会(沖縄県黒砂糖協同組合)の通販のページに載っている商品は300gで400円程度ですね。


http://www.okinawa-kurozatou.or.jp/html/shohin8. …
健康食品業者の通販では、もっと安いのからベラボウに高いのまで、さまざまです。安いから悪い・高いから良いとは限りませんが、健康志向の強い消費者は高価なものを有難がって買うということでしょうか。

黒砂糖の原料に「粗糖」「原糖」などとあるのは、製糖用の原料糖です。産地でさとうきびを搾り、粗糖に加工して輸入しています。「糖蜜」は精製過程で分離した廃蜜です。グルタミン酸ナトリウムの製造など、色々な食品工業に使用されます。体に悪いというわけではありません。

黒砂糖はミネラルやビタミンが多く含まれているので健康に良いといいます。しかし、実際に料理で使う分量を考えると、黒砂糖から摂取できるミネラルやビタミンの量は微々たるものです。
くだんの黒砂糖工業会のサイトに、「中でもカルシウムは100g中に240mgと多く、これは牛乳1本(200cc)中の量に匹敵する量です」とあります。お菓子作りならともかく、普通の料理で黒砂糖を一度に100gも使うことは少ないでしょう。むしろ白でも黒でも砂糖を減らしてミネラルやビタミンは他の色々な食材から摂取したほうが食生活の変化が楽しめると思います。

砂糖も塩も、精製度の低い黒いものほど体に良い、精製度の高い真っ白なものは体に悪いという俗説を信じている人が多いようです。少なくとも、白い砂糖が体に悪いという説は科学的に否定されています。精製糖の成分はショ糖(ブドウ糖と果糖とが結合したもの)です。黒砂糖の成分も90%はショ糖、残りのほとんどは水分と灰分です。

カルシウムが多いのは、サトウキビの製造工程で搾汁の不純物を沈殿させ、弱酸性を中和するために消石灰(水酸化カルシウム)を添加するためです。黒い色と独特の風味は消石灰の反応によるものです。
精製糖も、その工程で水酸化カルシウムを2度加えますが、精製後の製品には残りません。純粋なショ糖の結晶は透明(氷砂糖と同じ)ですが、小さい粒は光を乱反射する真っ白に見えます。漂白しているわけではありません。

黒砂糖の色や風味を生かせる料理に適量に使うのは良いと思いますが、料理によっては黒砂糖の風味が邪魔をすることは当然あるので、どんな料理も黒砂糖一辺倒というのは避けたほうがよいでしょう。

ちなみに三温糖は上白糖やグラニュー糖を製造して最後に残った糖液を原料にしたもので、精製工程で何度も加熱するためにカラメルと同様に色が付いたものです。精製度が低いから黒いというわけではないので、特に有難がる必要はありません。カラメルで着色した三温糖もあります。
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この回答へのお礼

なるほど白い砂糖は体に悪いわけではないのですね(今知りました・・・)
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/12 14:46

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