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五年で成木になるという桐の樹を植林し、
林業の収入と森林面積による温室化ガス排出権取引で儲かるので出資しないか、という話を聞きました。

しかしよく調べてみるとこの樹に関する学術的なデータがありません。
スーパー・ポローニアとは植林事業をしている会社が取った商標です。
正確な品種名ではない可能性があります。

一度だけ、去年の年初に産経新聞が報じました。
しかしどちらかといえば「こういうことをしている会社がある」という事業紹介のような記事で、
桐のスペックはその会社の説明を丸写しした可能性があります。

それから一年半、科学雑誌、農林水産系雑誌およびサイトで取り上げられた形跡がありません。

自分が見落としているだけかもしれませんが…

林業関係の仕事をしてらっしゃる方、
植物学を学んでいる方、
海外の科学トピックに明るい方、
この桐の事を知っていたら詳細を教えてください。
(一応オーストラリアで品種改良されたと聞きました。)

A 回答 (3件)

早成桐は確かに実在します。

日本にいると5・6年で成木すると聞くと、にわかに信じがたいであろうかと思いますが、実際パパイヤなどは、1年で「木」と呼べる状態まで成長しますし、ポプラなども、5年もあれば成木と言える状態まで成長します。
早成種の桐は、アメリカで品種改良されて生み出されました。
しかし、5・6年で成木させる為には、それなりの土壌や気候条件が必要で、日本の本州などでは、これほどの成長速度は見込めません。
元来、桐は「草」である「ゴマノハグサ科」の植物ですので、一般に言う「木」よりもむしろ草に近い分、成長が早いのです。
ですから5・6年で成木すると木というのは、さほど驚く存在ではないのです。
しかし、最近は桐の英語名「Paulownia」の頭にスーパーなどと付けて、投資的植林、しかもマルチ商法の材料とされているようですが、もし何百万本も植林すれば、いわゆる豊作貧乏状態になるわけですから、
当然、生産調整もなされるでしょう。とすれば投資で成功するかどうか、答えは明確です。価格という物は、それを生み出す難易度か稀少度によって決定付けられるわけですから。
なお、CO2の吸収量に関しては、確かに他の樹木より秀でているのは確かです。桐の木をご覧になったことが、おありでしょうか?
葉の大きさは一枚一枚がフキの葉ほどもありますし、おまけに成長が早いわけですから。しかし、くだんのマルチ業者が「自社計算による数値」として示したCO2の吸収量では、杉の木の10倍から20倍とうたっていますが、これは如何かと思います。せいぜい多くみても5倍ほどじゃないでしょうか。地球環境の悪化と共に樹木のCO2吸収量が注目されるようになったのは近年ですので、権威ある学術データが稀薄なため、明確な数値は出せません。加えて、同じ種類の桐であっても、分布している国や地域によって当然、数値が変わって来るので、長野県の杉とアメリカやオーストラリアの桐を比較する事自体、ナンセンスだと言えます。
参考までにアメリカ桐協会のホームページを参考URLとしてご紹介します。

参考URL:http://www.paulowniatrees.org/
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桐だとすると葉の面積はたいしたことがないので温室効果ガスの削減は期待できないと思います。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ただ、植物は成長過程でもっともCO2を吸収し、成長しきると吸収率が下がるため
品種改良しなくても他の樹と比べて成長が早い桐は
早いサイクルで育てて切って製品に加工することでCO2を固定できると期待されています。

(これは例の会社とは関係ないところからの情報です。)
逆に言うとそういう研究をしてる人はいるのに五年で育つ桐の情報が出てこないのが不思議です。

引き続き、五年で成長する桐の情報お待ちしています。

お礼日時:2007/10/19 06:56

完全なしろうとですが、うますぎる話に、騙されないようにした方がよいでしょう。

たとえ実在したところで、酸素を供給できるほどの植林をしたら、生態系を破壊し、大問題になるという、おそれもあるでしょう。投資資金も、莫大な額が必要でしょう。あくまでも、何も知らないしろうとの、たわごととして、お聞きください。
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この回答へのお礼

ご忠告ありがとうございます。

実はこの事業を行っている会社の素行についてはある程度調べが付いています。

ただ、それをこの場に書くのはカテゴリ違いでもありますし、
利用上の注意の「営業妨害」に該当する可能性もあると判断して、
社名も伏せて質問しています。
(私個人としてはこの投資話に噛むつもりは無い…ということでお察しください。)

純粋に知的好奇心として、該当する植物があるかという質問です。

お礼日時:2007/10/15 20:36

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