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6歳になる子供の歯並びのことです。

0歳の頃から指しゃぶりをしていて、3歳児検診で開咬を指摘され、指しゃぶりをやめるように注意されました。今年の夏にやっとやめることができましたが、小学校の就学前検診で開咬を治したほうがいいと通知されました。
今下の前歯が抜け変わり始めています。永久歯に生え変わるときに自然に治ることはないのでしょうか?もうすでに骨の形が変形してしまっているのでしょうか?見た目は正面も側面も歪んでいるようには見えません。
治療するとしたら全部の歯が抜け変わった後がいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

幼児期に指しゃぶりをすることによって、上顎の骨はしばしば前方へ向けて成長してしまうことがあります。

そうすると、上の前歯は下の歯に向けてではなく、骨に沿って前方へ向けて生えてしまいます。これが「指しゃぶりによる開咬」です。

指しゃぶりを止めることによって、この骨は徐々に本来の方向へ戻って行きます。

ところで、永久歯は骨の方向に沿って生えますから、上顎の骨が本来の方向へ完全に戻り終わってから生えれば、本来の方向へ生えてくれます。
問題は、永久歯が生えるのと、骨が元の位置へ完全に戻るのとで、どちらが早いかです。

骨の変形が大きすぎたり、指しゃぶりを止めるのが遅すぎたりすると、骨の変形が元の位置へ戻るのが間に合わず、永久歯は前方へ向けて生えてしまいます。

永久歯が生えてからも骨は少しずつ元の方向へ戻りますが、2番目、3番目の歯が生えて並んでしまうと、骨は歯にじゃまされて、本来の位置へ動くことができなくなってしまいます。

こうなってしまうと、開咬あるいは出っ歯の状態になってしまい、場合によっては抜歯を伴う矯正をする必要が生じるかもしれません。


ですから、このままにしておいて、自然に治るかもしれませんし、治らないかもしれません。それは矯正歯科の専門医が検査をしなければわかりません。

私のお奨めは、矯正歯科の専門医に一度見せてどんな状況か診断をしてもらうことです。
それによってはじめて、そのままほっておいてもかまわないのか、治療が必要なのかがわかります。

今なら、簡単な装置を短期間口に入れるだけで治るものが、ほっておいたために、抜歯矯正をしなければならなくなった、ということもありえます。

というわけで、専門医にお見せになるのが良いと思います。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなり申し訳ありません。
早速の回答ありがとうございました。とても参考になりました。

3歳児検診のときに、かなり開咬が進んでいると言われていたので、骨の変形も大きいのかもしれません。上の歯が抜ける前に1度矯正歯科に診ていただこうと思います。

お礼日時:2007/10/21 18:24

6歳でいま下の歯が生え変わり始めてるということですので上の歯はまだ生えてませんよね。



歯並びは舌の圧す力と唇の力のバランスの取れたところに並びます。
つまり指しゃぶりは指をくわえることで歯に余分な力が加わって上の歯が前に出たりかみ合わなくなるわけです。

これから永久歯が生えて顎の巾も高さも大きく変化してきます。
「乳歯の歯並び」=「永久歯の歯並び」ではないです。
すでに指しゃぶりは卒業されたとのことですし、ご心配されなくてもいいと思いますよ。

それとは関係なく顎の大きさや歯の大きさは遺伝しますからもしご両親の歯並びが悪い場合は矯正が必要になることが多いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
早速の回答ありがとうございました。
まだ下の歯が1本抜けて半分生えてきたところなので、永久歯が素直に出てくれることを祈りたいです。

顎の大きさや歯の大きさが遺伝するなんて思ってもみませんでしたが、両親共に歯並びが悪いので少し心配です。
一度矯正歯科に行ってみようと思います。

お礼日時:2007/10/21 18:06

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