プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。愛猫(雌・日本猫・13歳半)のことについてお尋ねします。

7月に痙攣(てんかん?ひきつけ?)を起こしました。初めてのことで大変驚き、病院に行きました。血液検査は異常なし、その後は正常なため様子をみることになりました。そして先日(10月26日)同様の症状を起こしました。

2回の発作には共通点があります。
 どちらも朝起床時
 1回目 窓辺の専用ベットから降りてきたと思ったら走り回って倒れて痙攣
 2回目 人間のベッドで寝ていて、起きて、窓辺のベッドへ上がろうとしてすぐ降りてきたと思ったら痙攣
  どちらも降りてきたのか落ちたのかはこちらも寝ていたた為その瞬間を見ていないのでわかりません。
 それから、関係ないかもしれませんが、前回は私が仕事で忙しく家にあまりいませんでした。今回は夫が不在がちです(猫・私・夫の3人暮らしです)。

発作は、1度目は私は見ていないのですが夫によると、全身が硬直した感じだったそうです。2度目は全身をビクッビクッとさせる感じでした。どちらも恐らく1分程度だと思います。実際に見た人間が違うので同様だったのか違ったのか比較も難しいのですが…

獣医さんには血液検査以上の検査となると脳腫瘍等を疑い脳のMRIになると言われました。全身麻酔でする検査、そして、もし異常が見つかったとして投薬治療ならまだしも、手術が必要な場合、手術が可能か、手術が成功したとして術後の長期入院や合併症等のことを考えると、高齢の愛猫にストレスをかけ、下手をしたら寿命を縮めるのではないかと躊躇われます(後述しますがコロナウイルス陽性のためストレスはかけたくありません)。

お伺いしたいのは、まず、MRI検査に消極的なこのような考え方をどう思われますか?素人ですので最新の獣医学の情報は存じません。もし、医学的に積極的にしたほうがよいというご意見があれば再考したいと思うのです。勿論「私ならこうする」という心情的なご意見でも結構です。【質問1】

また脳腫瘍以外の病気の可能性(血液検査が異常なしだったので真性多血症ではないと思われます)、した方がいい検査についてもお教えいただけると有難いです。【質問2】

あと、素人考えですが、上記の共通点からもしやと思っているのですが、
 起きてすぐにいきなり日光を見る(浴びる)こと
 段差(20センチほどですが)を落ちた驚き(ショック)
 家族の不在
等が痙攣等の原因(きっかけ)になることがあるのだろうかかということです。【質問3】

以下、猫の状況です。

元気・食欲あり/体重の増減なし/飲水量・尿量・排便も変化なし/1歳頃に避妊済み/1頭のみの完全室内飼い
病歴 野良猫だった0歳時に猫ウイルス性鼻気管炎(←多分)で入院したことあり・他大きな病気はなし/大きな事故はなし
恐らく生まれつきのヘルニア(臍ヘルニア?)あり・一度手術したがすぐまた出てきた。迷ったが再手術せず
ワクチン 以前は白血病も含め毎年、高齢になってからは副作用を考慮し三種混合のみを2、3年に1回
エイズと白血病は陰性/コロナウイルスは陽性であることが一昨年判明、昨年時点でウイルスは減少傾向(1600→800)。現在もFIPは発病していない。
尿検査は異常なし(半年ほど前)
気になる点 
 若い頃よりさすがに寝る時間が長くなってきたように思う
 最近はないが、数年前から時々(年に数回程度?)びっこをひくことがある。獣医さんに聞いても「年だから…」程度の返事。
  →脳腫瘍の場合歩行障害が出るとか。だとしたらびっこも脳腫瘍の一症状である可能性もあるでしょうか?【質問4】

文才がなくわかりにくい文章になってしまいましたので質問番号を付けさせて頂きました。

長文で申し訳ありません。どれか1つでも結構ですので、どうぞ宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 こんにちは。

てんかんのような症状として、
   A.本物のてんかん
   B.脳梗塞など脳血管障害でひっくり返ったのが、てんかんに見えた
   C.心臓の病気などが原因でひっくり返った
などが可能性としてあると思います。

 てんかんは、その原因として二つに分けられます。一つ目は、脳に病変がある場合。二つ目は、画像診断上では病変が発見できない、脳の機能に問題がある場合です。

 前者の、脳に器質上の病変があるケース。脳梗塞などによる古い傷(後遺症)、脳挫傷など外傷による古い傷(後遺症)、脳腫瘍によるものです。画像診断により発見されます。たとえ発見されたとしても、猫の脳腫瘍の手術は難しいでしょう。「猫の額」と形容されるぐらいで、猫の脳は小さいです。

 後者の、脳の機能に問題がある場合。てんかんの原因としては、こちらのケースがずっと多いです。これは画像診断でも発見できません。原因不明として、内科的治療となります。高齢の猫ですから、1ヶ月に2回以上の発作があれば、投薬治療は考えられます。2~3ヶ月に1回ていどの発作では、治療の対象にすらならないと思います。経過観察でだいじょうぶ、という判断です。

 てんかんそのものでは死にません。高いところから真っ逆さまに落ちれば問題かもしれません。異常の前に猫も気づいていて、下に降りてきてから発作が起こるかもしれません。高所からの転落にだけ、ご留意ください。

 質問1の画像診断の是非ですが、原因を究明するには良いかもしれませんが、診断結果が必ずしも治療に結びつくとは限りません。そもそも脳の機能上の問題だとしたら、画像には出ません。人間ならするでしょうが、猫や犬には必要がないと思います。臨床経験が豊富な医者であれば、信用して良いと思います。

 質問2です。心臓に問題があるかどうかぐらいの鑑別は、やったほうが良いかもしれません。

 質問3です。光過敏性てんかんというのが、子供が遊んでいるテレビゲームで問題になったことがあります。きっかけとして、極端に点滅の激しい画面を見つめていると、人によっては、てんかんを起こすことが知られています。自然界では、水面のきらきらした光の反射、木洩れ日による光の明滅なども考えられます。なにかの刺激が原因で、てんかんをひきおこすことはあるでしょう。寝不足のとき、朝起きたとき、安静にしているときに起こりやすいこともあるでしょう。

 質問4です。脳腫瘍が進行してくれば、歩行障害やてんかん程度では済まないことがあります。吐いたり、くるくる回ったり、さまざまな症状が出るかもしれません。

 なお、てんかんの発作ですが、倒れてケイレンするだけではなく、よだれを垂らしたり、ぼーっとしたり、たとえば下肢だけ突っ張ったり、さまざまな神経症状が現れます。発作が起きても、今まで人間が気づいていないだけだった、ということも考えられます。

 てんかんと仮定して、高齢の猫ですから、服薬による内科的治療は慎重に行うべきと考えます。必要以上に原因を究明しないこと、必要以上の治療を行わないことも、選択肢の一つと思います。こう言ってはなんですが、てんかんだからってなにか問題があるのかな、という考え方もあります。ご心配なのは重々承知のうえでの、気の利かないアドバイスです。失礼しました。

 どうぞお大事になさってください。1ヶ月に2回以上の発作があれば、獣医にご相談ください。下記参考URLは、人間の高齢者のてんかんに関する論文です。「治療」の欄をご覧になればお分かりのように、内科的治療が難しいケースがあります。

参考URL:http://www5d.biglobe.ne.jp/~jea/netinfo/kourei.h …
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この回答へのお礼

はじめまして。大変お詳しいアドバイスを有難うございました。参考URLも拝見いたしました。

>2~3ヶ月に1回ていどの発作では、治療の対象にすらならないと思います。経過観察でだいじょうぶ、という判断です。
>人間ならするでしょうが、猫や犬には必要がないと思います。
こうお伺いして私の考えもそれほど間違っていなかったのだと安心いたしました。

高所からの落下…気をつけるつもりですが、普段は元気でたんすの上に上るのが大好きなので、悩みどころです。でも、もしたんすの上で発作を起こして落ちたら大変ですよね。下にクッションを敷き詰めるなり対応策を考えたいと思います。思いつかなかったことです。有難うございます。

>心臓に問題があるかどうかぐらいの鑑別は、やったほうが良いかもしれません。
前回の発作時に獣医さんが心音を聞いて「雑音はないので多分心臓に問題はない」と言って下さいました。情報を書き損じていて申し訳ありませんでした。

お礼で再度の質問で大変申し訳ないのですが、もしかして心音を聞くこと以上に詳しい検査をした方がいいのでしょうか?
また、
>服薬による内科的治療は慎重に行うべきと考えます。
これはやはり副作用が心配という理解でよろしいでしょうか。

私もてんかんでもなんでもいいんです。命に別状がなければ…ただただ、(できれば健康で)長生きして欲しいんです。
病院通いは猫にとってストレスになるので、何をどの程度までするか、本当に悩みます。

本当に有難うございます。お手すきのときに、またご教示いただければ幸いです。申し訳ありません。

お礼日時:2007/10/29 02:09

 こんにちは。

No.1です。お礼を拝見しました。

 抗てんかん薬ですが、毎日決められた量を飲むことになります。少量からスタートして、効果がみられないのなら徐々に増やしていったり、薬を替えたりします。肝臓や腎臓の機能が悪くなっていないか、定期的に血液検査をするなど、臓器への副作用に注意しなければなりません。

 また、猫はしゃべれないだけに、薬が知覚などにどのような影響を与えているのか、人間には分からないこともあります。てんかんでは卒倒しなくなったが、副作用による認知障害で転倒したり、フラフラするようになっては本末転倒になってしまいます。良かれと思って治療してみたが、猫にとってはストレスが増えただけ。これでは困りますから、難しいですね。

 薬やその投与量の選択は、まさに手探りであり、長期間の治療や観察が必要となります。かかりつけの病院とよくご相談になり、詳しい説明を受けることが大事と存じます。

 心臓の追加検査も、猫にとっては辛いだけになってしまいます。心音を聴くだけでもよろしいのではないでしょうか。

 てんかんが目立って増えてきたら、床でボール遊びしてじゃれさせるなど、生活スタイルを変えることを考えたほうが良いかもしれません。今のところは、たんすの上で遊んでも、見守っていれば大丈夫でしょう。

 てんかんでも長生きできますので、まあ、ご心配にはおよびません。20年ほど前に私もシャム猫をひろってきて、飼っていたことがあります。今は、わんぱくコーギー(犬)の世話をしています。いつまでも元気でいて欲しいですよね。
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この回答へのお礼

こんばんは。再度のアドバイスを有難うございます。

薬ですが、やはり副作用が心配なので、まだ今の状況では飲まさない方がよさそうですね。症状がひどくなってきたら獣医さんと相談したいと思います。

心臓の追加検査も、今の段階ではまだしなくてよさそうですね。

生活スタイルは、様子を見ながらいろいろと考えて生きたいと思います。たんすの上で遊ぶわけではなくて、寝るんです(^^;なので長時間になるのでずっとみているわけにもいかないので、とりあえずはクッション等で万一の落下に備えたいと思います。人間にとってはすごく邪魔になりそうですが…(苦笑)愛猫の安全にはかえられませんので。

シャムちゃん、20年とは長生きですね。すごいです。うちでも生後2年くらい(?獣医さんの見立て)で拾った子が17年生きたことがありますが…コーギー、可愛いですよね。近所でよく散歩してるのを見かけるコーギーちゃんがとても可愛くて、猫派ながらクラッときます(笑)

本当にいろいろと有難うございました。心より御礼申し上げます。

お礼日時:2007/10/29 18:47

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