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高校一年生です。
今まで本なんか数えられるほどしか読んだことが無かったんですが、
模試なんかの現代文の問題で、問題文を読むのが嫌になるほど難しく感じることも良くありました。
そこで自分の読書力の無さに気づかされました。
それで、本を読む習慣をつけようと思って早速書店に行ったんですが、本の量が膨大すぎて…

大学受験なんかで、本を読む習慣がついている人とついていない人ではやっぱり差が出てくると思うんです。
何か高校生の間に読んでおいたらいいような本を、何でもいいので教えていただけたらうれしいです。

A 回答 (6件)

受験を前提にした読書ということでしたら、どのレベルの大学を狙うかによっても回答の仕方は異なってくるとは思いますが、一応お答えしておきますと、



●A.ほとんど本を読まない人が本を読み始めるための本として、優れているもの

 星新一とか清水義範、中島らも、ライトノベルと言われる中高生向けの小説。あるいはハリーポッターなどでもよいかもしれません。まずは「文章を沢山読む」ということのできる身体を作ることが第一か、とは思います。ここらへんの本は気楽に読めます。

●B.評論、エッセイの導入として優れているもの

 簡単な評論、エッセイの類は手放しで推奨できるものは難しいのですが、わたしの好きなもので読みやすそうなものを適当にあげておくと
 ナンシー関、橋本治、山形浩生
 とかの著者の本あたりでどうでしょうか。40代ぐらいの人とかだと、朝日新聞の天声人語を読めとか、河合隼雄とか、加藤周一とかをすすめたりする人もいるとは思いますが……まあ、そういう世界もあるということを知っておくのもいいでしょう。著者に賛同するかどうかはともかくとして、呉智英、本多勝一なんかもちょっとバカっぽく読めて面白いとは思います。
 あともうちょっと、高校生ターゲットで書かれたものだと、「よりみちパン!セ」シリーズなんかも高校生ぐらいに向けて書かれた評論、紹介文としてはそれなりによくできたものもちょいちょいあるかな、という印象です。岩波ジュニア新書、岩波ブックレットとか、山川ブックレットなんかもいいのかな?あんまりそっちのほうは読んだことないですが。

●C.人生における教養として、時間のある時期に読んでおくと良いという意味で「高校生の間に読んでおいたらいいような本」

 必読書150 というのを日本の有名な知識人たちが書いています。
 http://www.gem.hi-ho.ne.jp/yamame/sub5.html

 高校生でこれらを読破していたら結構なもんだと思います。一流大学に受かる受験秀才でも読んでいない人が99.9%なので、もしこれを高校生の間にぜんぶ読んでいたら、だいぶ威張れるとは思います(笑)
 ただ、いきなりこれらにアタックしても何言っているかわからない本だらけだと思いますのであまりオススメしません。

●D.受験用読書としての目安
 受験したのはもう10年近く前になるので、記憶はもうだいぶ薄れていますが、受験に出てくる論説文等のレベルはだいたいこんなレベルだったか、と思います。

・偏差値70前後:蓮實重彦、柄谷行人、多木浩二とか
・偏差値60前後:竹田青嗣、浅羽通明とか
・偏差値50代:河合隼雄、朝日新聞の論説

 まあ、柄谷、蓮見とかを高校生の頃から読むような人は東大等に入る学生などでもそんなに多くないと思います。ので、受験用に本を読みとおすという目的に限るのであれば、せいぜい竹田青嗣とかのレベルとかでよいか、と。
 あと、効率的に現国の問題で出てくる用語を学ぶという目的であれば、受験用に出版されている現国の評論文用の用語集などが800円前後で売られていると思います。50語~300語ぐらいの「アイデンティティ」とか「イデオロギー」という言葉について解説してるものです。そういうのを買って、ぱらぱらとめくって読んでおくと、ある程度違うと思いますので、オススメします。
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私もNo1さんの意見と同じです。


まずは気になった本でも薦められた本でも、とりあえず興味の湧いた本を一冊読み切る事です。
始めっから長たらしい本などを手に取ってしまうと1、2ページで嫌になって来てしまうかもです(^^;)

私の好きな作家さんは乙一さんや東野圭吾、伊坂幸太郎が好きです。
まずは短編集などから手をつけてみるのがいいのでは?
乙一さんは短編集では失われた物語や少しグロイのですがZOOなどもお薦めです。
東野圭吾は怪笑小説や超殺人事件など面白いです
本格ミステリなどは長編ですね。
今ドラマ化されている探偵ガリレオも原作本、面白いですよ
伊坂幸太郎は陽気なギャングが地球を回やチルドレンがお薦めです。

上にあげたのはあくまで私のお薦めです。
他に森絵都さんのカラフルやエッセイですが電車で読まない方がいい程笑える三谷幸喜のオンリー・ミーなどぜひパラ見程度でも手に取って欲しいです
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No.1の方に賛成です。


読みなれれば名作も面白いんですよ。名作は、超大作!長いのだけでなく、短くて読みやすいものもあるし。

でも、勉強のためと思って古典的名作に行くよりは、単純に「読んでみたい本」に手を出すほうが絶対にいいです。
よしもとばなな、村上春樹、もっと若い世代で今流行している作家の本でも。
そのうちに古典に手を出すときも来るかもしれません。

でも、いくらベストセラーでも名作でも流行でも、自分にとってはつまらない、って本があります。
同じ作家の本でも「これは好きだけど、これは読めなかった」という本も珍しくない。
がんばっても、読めない本は読めません。
読んでいて、「あー、わかるわかる!(共感)」とか、「この先どうなるんだろう?(先が気になる)」などと思える本が良い。

独断と偏見で、
名作なら新潮文庫(新作もいいのがありますが)。
現代の作家なら、幻冬舎文庫、講談社文庫あたりをお勧めします。
http://100satsu.com/
http://www.gentosha.co.jp/bunko/
http://shop.kodansha.jp/bc/bunko/

もしかしたら、名作=堅いと思ってるかもしれませんが、恋愛とか、不倫とか、あばずれ女とか、女ったらしの男とかの話も多いですよ。
だいたい美人が出てきたりして・・・。
(失礼、高校1年生でしたね!)


もしあなたが女子なら、山田詠美の『放課後の音符』をお勧めします。
男子なら・・・・・わからん。
同じく山田さんに、『ぼくは勉強ができない』というのがありますが。
でも好みによります。

エッセイとか対談集でもいいと思いますよ。
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現代文の課題文を読むのは、難しいですよね。


あなたの考えているとおり、本を読む週間をつけることが大切です。それには、まずあなたの興味のあるものから読んだ方がよいと思います。といっても、書店に行くと本が多すぎて「吐き気」がしてしまいます。仰るとおりです。でわ・・・
近くの図書館に行けば、「ヤングアダルト」というコーナーがあるはずです。「アダルト」といってもその手の本ではありません。若者が読むための「こむずかしい」本ではないものが、固まっています。
このコーナーで、何か面白そうな本を見つけてみてください。
大人はすぐに、「読まなければいけない本」のように「こむずかしい本」を勧めますが、このコーナには、くだけた本から真面目な本までいろいろなジャンルの本があるので、ご自分にあった本を探してみましょう。
それが一番です!!
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本を読む習慣→面白い本に出会ってみる。


というのがやはり習慣になる第一歩ですよね!!^^

私の趣味ですが、

佐賀のがばいばあちゃん。は文章が簡単で、
読みやすかったです。
(といっても感動して電車の中で泣いたんですけど・・・)
入門偏だ~ぐらいで読み始めるのには
ちょうどいい文庫だと思います。

後は、文章が滑らかで面白いのは
池袋ウェストゲートパーク。これは物語の展開も面白いです。
ドラマも良かったですが、小説の方がやはり深いです。

後は読み応えたっぷりだったのが、
虚の王という小説です。現代小説なので
結構シリアスですが、展開はハラハラでした。
文章も、一文、一文が長く無く、話が深い割りには
一文が読みやすいのですらすら進めます。
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無理に難しい本を読む必要はないです。


軽い小説など、興味を引かれるものから読んでみて、名作などにも手を出してみる事をお勧めします。
興味のない本を読み進めるようなことは、仕事でなければ読書の達人でもやらない事です。
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