No.3ベストアンサー
- 回答日時:
はじめまして。
ご質問:
<「名詞+の」という解釈にならないのはなぜですか?>
1.おっしゃる通り、名詞+格助詞「の」の連語になりあす。
2.また、「名詞+の」は連体詞になるのです。
3.「AのB」と言う時、Aが体言または形容詞語幹など体言に準ずるもので、Bが体言である時、「Aの」は連体詞になります。
4.この時、「Aの」が表す内容は2つに分類されます。
(1)AはBの属性に関する事柄を表す時。例えば存在の場所、所有主、性質、名称、関係するものなど。
例:
日本の都市、兄の家、紺の服、彼への手紙、懐かしの歌(形容詞語幹から)
(2)Aが比喩的にBの属性に認められる場合。
例:
花の都、花の顔(かんばせ)、
5.現代国語では、上記(1)(2)の「Aの」の部分は、全て連体詞に分類されます。
6.ご質問の「例の」は、上記の(1)になります。「例」は対象となる名詞Bとの「関係」を示唆しており、「件の」「いつもの」「あの」などと同じ用法です。
7.古語では「例の」は「いつものように」という副詞で用いられており、和歌を嗜んだり古典に親しむ人には違和感があるかもしれません。
例:
例の急ぎたもうて(源氏物語)
「いつものようにお急ぎなされて」
以上ご参考までに。
No.4
- 回答日時:
No.3です。
すみません、タイプミスです。1の「なりあす」は「なります」のタイプミスです。
細かいですが、失礼にあたると申し訳ないので、、、。
No.2
- 回答日時:
う~ん, 「品詞をどのように立てているか」によっちゃうんじゃないかな. 個人的には「例の」を連体詞にするのは違和感を覚えますが.
#1 で挙げられた「あの」=「あ」+「の」とか「この」=「こ」+「の」については, まあ今さら「あ」とか「こ」を単独で使う場面はほとんどないでしょうからこれはもう 1語にしてもいいかなという気がします. これに対し, 「例の」とか「いつもの」は「例」とか「いつも」だけで名詞としても使うので, これを 1語で連体詞にするのはちょっと極端じゃないですかねぇ. じゃあ「花の蜜」の「花の」は連体詞なのかと聞かれると困る (さすがにこれを連体詞にする人はいないと思うけど, だとするとどこで区別しているのかが曖昧な感じ) ような....
No.1
- 回答日時:
もちろん「名詞+の」とみなせます。
しかし、「名詞+の」を連語とみなすとするならば、「連体詞的」にはたらく、または、「連体詞」としてはたらく、ということなのです。
連体詞はもともと連語的なものが多いのです。「あの」「この」なども、もともとは「あ+の」、「こ+の」ですよね。
連語としての感覚が薄れた「あの」や「この」を連体詞と位置づけてしまうと、教科書文法的には「例の」「いつもの」なども連体詞として分類せざるを得なくなってしまうのでしょう。
広辞苑や岩波国語辞典のように連体詞とは明記していない辞書もあります。
(結論)
考え方、分類方法によって「連体詞的な連語」「連体詞」のどちらともとれます。
おそらく学校文法では「連体詞」と決めているのであろうと推測します。
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