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- 回答日時:
1.格助詞「の」
名詞の連体修飾用法では原則として「旬の…」です。
「旬の筍はうまい。」「いま旬の魚はなんだろう。」
2.断定の助動詞「だ」
その連体形「な」が使えるのは、形式名詞と助詞「の」「のに」の場合だけに限定されます。
「焼き芋は今が旬の<はず>だ。」「いま旬の<もの>で揃えた。」「旬の<の>が食いたい。」
3.形容動詞扱い
基本的に「旬」は盛りの時期を表すので形容詞のような機能とは相容れにくいのだが、抽象的な意味が嵩じて「あの戦場カメラマンは今が旬だ。」といった使い方を進めると、いわば「ナウな」と同様な言い回しで「旬な」といった形容動詞扱いにもなりかねません。「旬な男」などと。
以上から、文法的には1だけですが、くだけた言い方で形式名詞限定では2もあり、そして形容詞のように使う動きさえ今や「旬」になりつつあるということでしょうか。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/11/18 13:43
御礼が遅くなって申し訳ありません。
分かりやすいご説明、ありがとうございました。
きちんとした文章を書く時には「旬の」としたいと思います。
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