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学問は本来、自然科学・人文科学・社会科学の三つに分類されるとのことですが、高等学校においてなぜ文系・理系という分け方をするのでしょうか?どなたかご教授ください。
ちなみに僕は、文理選択で迷っている高校生です。

A 回答 (10件)

こんにちは。


私は理系の高校に入学してしまった("してしまった"のです。したかったわけではありません)ので、文理選択、というものをしてません。
ですから、質問者様の求めている答えに合うものを出す自信がありませんが、参考までに。

歴史的なことは何も知らないので何も言いませんが、
学校側からすると、教えやすさではないかなと思います。
センター試験または国公立2次において、
それぞれの大学・学部で受けなければならない教科が違うからです。
けれど、どの大学であっても、その学部ですることが同じ・似た内容であるならば、当然ながら受ける教科は似通ってくるわけです。
たとえば、A大学の法学部では国語・英語・社会がいるけど、B大学の法学部では数学・理科・国語がいる。なんてことはほとんどありえない。
ですから、学校側にしてみれば、何方面に進みたいのかということを生徒に聞いたうえで文系・理系に分類したほうが教えやすい。
高校では「学問」というものにほど遠いものを教えていますから、学問の定義とかしったこっちゃないって感じでしょう。
その代わり、大学からは学科ごとにそういうものに分かれてます。

ちなみに、大きなお世話かもしれませんが、私は理系進学を勧めます。
私は高校のときに自分が何になりたいのかわかってなかったし、今もわかってません。けれど、高校では自分探しをしてる間に3年間たってしまいます。時間はあまりないのです。全部の教科をするのが一番役に立つと思いますが、まず無理でしょうし(私は理科を3教科、文系を2教科やってましたが、結局物理と地理を捨てちゃいました)
私は大学は今文系ですが、理系で学んだ3年間を無駄だと思ってませんし、むしろこの先自分がかかわることのない分野を学べたと感謝すらしています。また最近は、看護士・薬剤師・助産師などの一般的に「理系じゃないの?」といわれるような学部(看護学部・薬学部等)でも文系で受けることができ、また逆に文系学部であっても「数学受験」なるものが存在しますから、理系だと後が楽な気がしますね。この間、先輩が「理系は就活では引く手あまただけど、文系は見てもらえないことがある。特に大学院なんか入ったら…」って愚痴ってましたよ。
どうしても自分のしたいことが見つからない場合は、よく言われますが東大を受けることがお勧めです(笑)まずは教養学部で色々学べて、専門分野に進めますから。他に似たようなところだと、早稲田大の国際教養学部も似てますかね。医者や弁護士になるには×ですが、色々な分野を学べるそうです。ただあそこは英語ができなければキツいようです。留学生・帰国子女が多い学部ですから。

まずは情報収集から始めましょう。
長文すみませんでした。
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私は情報系に進んでいるので情報についてしか説明はできませんが…


まず情報○○学部は理系と文系に存在します。一般的に理系…コンピュータ、文系…情報社会という風に分かれています。情報は理系にも文系にもまたがっている珍しい分野です。
情報は比較的新しい分野で文系、理系双方で個々に発達してきた分野であるとど同時に切っても切れない関係です。
理系と文系に分けてしまったことによってこのような歪ができています。
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 確かに#1さんが分かりやすいですね。


 ちょっと補足。
 明治になって、欧米の学制を参考にして我が国に大学を創る際に、単に書籍から学べる分野と、それ以外に実験の必要な分野では金のかかり方が違う(後者の方が金がかかる)ので、予算がないため後者の分野への進学者を絞り込むべく、後者の分野に進む者に特に数学の試験を課したのが文系(前者)・理系(後者)の始まりだそうです。

 現在でも、理系の方が学費が高いし、教科書も高額であるはずです。例えば、医学部の教科書は一冊で法学部の教科書全期分に相当します(数万円)。
 理系の学部生は、それぞれ研究室に属し、大学内に机がもらえます。その代わり、徹夜で研究するなど勉強べったりです。理系は卒業研究として論文プラス教授陣の前での発表があり、大変です、が、いかにも勉強してるという雰囲気があります。出席管理も厳しいです。
 文系の学生は、大学に机など貰えません(貰えるのは院生以上)。学生生活の大半が大教室での教科書講義という形で、実に金がかかっていません。出席管理はほとんどありません。ゼミも一般教室を借りて行いますし、私大では超有名私大でも全員がゼミに入れるわけではありません。私の大学など卒論すらないのですが、その代わり学部の蔵書の保管してある部屋(図書室)には学部生入室禁止です(大学院生以上のみ入室・閲覧可)。また教室も5時を過ぎれば施錠されます。警備の都合上らしいですが、24時間開いている理系の校舎とは大違いです。結論としては、非常に自由(というか放任)です。
 なお、理系では学外の予備校に通って不足分を補うということはほとんど無いですが(医学部の医師国家試験予備校ぐらいか)、文系学部では外部の学校で司法試験(今後これはなくなりますが)や公認会計士、税理士などに向けた勉強をしている人が多いです。学部での講義ではあまりに足りないからです。

 参考にならないでしょうが、何かの足しにして下さい。
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あなたが定義している「自然科学・人文科学・社会科学」は公務員採用試験の定義であって必ずしも正しい定義じゃないよ・・・。

よく調べてみて下さい。
一番大切なことだけ手短に書きます。それは明確な区分はできないという事。定義なんて状況次第でなんとでも変わります。文系・理系も大学入試のための都合がいい区分でしかない。って私は思います。理系?文系?「そんなの関係ね~♪」だね。
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世の中には、多くの職業が存在します。


体を動かすことや、人間の感を利用した職業、本当に様々です。
まずは、どんな職業があって、その仕事を行うには何が必要なのかを考えてみてはいかがでしょうか?
図書館にいけば、職業を紹介している本があると思います。
また、職によっては資格をとらないとなれないものもあり、中には大学をでないと、その資格の受験資格をてにいれられないものもあります。

ここからが本題ですが、文系理系とわけてはいるものの、専門知識を大学に入ってからは勉強します。
それを勉強するため、または理解するための基礎を高校で勉強します。
文科系というのは、文字を扱うことが中心。
理科系というのは、文字の内容を理解することが中心。
とここで私が勝手に仮定すると、
英語、国語、社会は、文字や書かれている内容について勉強します。
理科、数学は、文字の書かれている内容を理解し考えることについて勉強します。
理系の内容をとくためには文系の能力が必要となります。
しかし、理系にはいると、ものを広くみるというよりは、そのモノ事象について目を向けるということになります。

ようは、どちらを中心に勉強したら自分がしたいことができるか!?ということがポイントなのであって、他の皆様があおっている通りしたいことを探すことが先決だと思います。
変な話が、勉強を教えられるものと捕らえてするのではなく、知識を得たいから勉強するとなったとき、例えば理系から文系へ、文系から理系へ変更しても、時間はかかれど変更できます。
文系クラスで、物理をたまたま勉強したら、それにはまって、理学部いってしまった人も中にはいるので・・・

何に興味を持つかです。
それを探すには、人と話をしたり、テレビを見る、本を読む、自分の考えをなんでも良いから書き出してみる等が自分を知ることが必要かもしれません。
意外な自分を発見できるかもしれません。
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>文理選択で迷っている高校生です


  一般企業に就職するのであれば理系が良いでしょう
  なぜなら
  文系出身の人は理系の仕事は出来ません
  理系出身の人は文系の仕事もできます
ですから、迷っておられるなら、どちらにでも進むことの
出来る、理系を選択されることを進めます
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理系の大卒です。


文系の人が言ってたのですが、
数学が・・・と。
あんた、センター試験で、平均以上取ってるでしょ。
と思いましたが、好き嫌いじゃないでしょうか。
新聞に、理系離れが言われてる(た?)ように。

これ学部上げていいか分からないけど、
広島大の総合科学というところ(あったと思うけど)は、文理混ざってるようです。
ただ、カリキュラムを組む場合、留年でもしない限り、必然として、文理どちらかになるでしょうね。

さて、高校で文理分けるのは、
両方やってると、一部の例外的な人たちしか有名大学に受からないかと思い、そういうこともあるのかと、いま、これを書き込みながら思いました。
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人文科学と社会科学の境界は曖昧であり、相互に密接に関係しあっています。

学問は本来、自然科学・人文科学・社会科学の三つに分類されるというのは初見ですが、社会科学を専攻した者として言わせてもらえば、社会科学と人文科学は一心同体です。文系の中に、人文科学と社会科学の双方が含まれるというのは、極めて自然に見えます。

例えば、フロイトは心理学(人文科学)であり、美術等にも大きな影響を与えましたが、あれは、ウィーンの社会情勢がなければ生まれてこなかった学問です。フロイト心理学は歴史的に見れば本質的にはウィーンの社会情勢に対する反発であり、社会革命の理論なのです。このことをよく分かっていたのが、例えば哲学者アドルノで、彼の業績を人文科学に分類するか、社会科学に分類するかなどは、無意味な議論です。「音楽社会学」とか「権威主義的パーソナリティ(ナチス等に盲目的に従う人の研究)」とかの研究をやっていた人物ですから、人文科学と社会科学の双方にまたがっているとしか分類のしようがありません。

ルソーの名前は高校生の社会の教科書にも出てくるので有名だと思います。彼は自然法理論との関連で紹介されることが多いので社会科学の人だと思われていますが、人文科学的な業績も見逃せません。あの「むすんでひらいて」を作曲したり、教育論を執筆したり、自伝「告白」を書いたりしています。小説といえば、勧善懲悪ものや、英雄物語や、甘ったるい恋愛ものしかなかった時代に放たれた「告発」は、大きな波紋を呼び、後に、日本の白樺派文学のスタイルに影響を与えたことが知られています。このひとも、見ての通り、社会科学と人文科学にまたがって活動してますよね。

そもそも昔の学者は、一人であらゆる研究をするのが普通で、文理の違いなどという概念はなかったのです。哲学者カントは太陽系の惑星がいかに生成されたかの著作も出しています(多分、高校生むけの地学の教科書にも載っています)。

文理の違いという概念は、自然科学が独立した学問として成立してきた、ここ200年程度の現象に過ぎません。外国に、この概念があるのかどうかすら、怪しいです。

あなたの文理選択のポイントですが、本当は、将来どんな仕事をしたいか、大学で何の勉強をしたいかで選ぶのが理想です。が、どうしてもどちらが良いか分からない場合、尊敬できる先生がいる科目があるほうを選べばよいでしょう。
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完全に説明することは難しいですが、例えば職業を選択する上で計算を必要とするような場合は、理系に分類してできるだけ計算の得意な学生を必要としたりとか、そういう理由もあると思います。

ただ計算を必要とする経済学部が文系に分類されているという矛盾もありますが。
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大学入試が文系・理系に分かれているからです。


進学を目的とした高等学校は大学入試の奴隷ですので学問分類なんか関係ないんです。
文理選択は、何を学びたいか→どこでそれを学ぶか→そこに必要な科目は何か、で決めることになるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
簡潔でとてもわかりやすかったです^^;
なんで大学入試は文系・理系に分かれているのでしょうか?キリがない話ですが.....
では、「何を学びたいか」が分かっていない場合はどのように決めれば良いのでしょうか?たぶんなにに興味を持てるか?ということになるんだと思うのですが、今僕は特に興味があるものがありません。逆に、なんにでも興味があるとも言えるのですが。
ちなみに現在高1で高2までに文理を選択しないといけません。

お礼日時:2007/11/06 00:21

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