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いま、高校3年生です。将来、環境アセスメントの調査員や環境分析技術者やもしくは環境教育指導者などの環境問題に関する仕事に就きたいと思ってます。
いま、文系の大学で環境問題が学べる大学に行こうか、もしくは分析技術が学べたり生態系の調査が学べたり、生物技能検定や公害防止管理者などの環境問題に関する仕事に役に立つような資格が取れる専門学校に行こうか迷っています。文系の大学か専門学校どちらへ進学したらいいでしょうか?それとも、専門学校の方は編入学ができるので専門学校に入って理系の大学を目指したらよいのでしょうか?

A 回答 (2件)

分析の方に進みたいのであれば、理系に進学した方がいいです。


理系で学ぶのは基本的に「環境科学」で、文系では基本的に「環境学」となります。
この2つは似ているようで、実態は学習内容にかなり大きな差があります(共通している部分もありますが、必要とする知識はかなり違います)。

将来的には分析方面の方が進路の幅は広いでしょうかね。
ただ、できることなら二次試験も数ⅡBで受験できる理系の大学を探した方がいいでしょうし、環境分析方面の学科・コースのある短大を選択肢に入れてみるのもいいのではないでしょうか。
専門学校よりは短大の方が理系大学に編入したときの単位認定が有利になるかもしれません。
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この回答へのお礼

文系と理系では、内容が違うということですね。ありがとうございます。

お礼日時:2015/09/22 11:43

環境問題というのは、一見、表に現れている現象そのもののように見えますが、奥はいろいろと深いと思います。

「自然科学」「人文科学」「社会科学」が複雑に関係します。

 「自然科学」の中でも、気象とか、環境汚染物質の生成・分解・蓄積だとか、生態系・人体への影響だとか、遺伝的影響だとか、切り口となる側面は様々です。
 「文系の大学」で学ぶ「環境学」は、そういったものの人間の営みや社会学的側面ということで、よく言えば「総合的・人間的側面」であり、「分析や調査」を行う「自然科学的側面」とは異なります。文系では、「役人」にはなれても、「研究者」「技能者」にはなれません。

 「分析や調査」を行い、深く「原因」や「発生メカニズム」などの「根本」まで追求して、改善や影響緩和のアクションにまで踏み込むなら、「化学」とか「生物」とか、あるいは「薬学」といった理系の大学でなければなりません。「専門学校」では難しいと思います。
 むしろ、文系であれば、都市政策とか、地域活性化とか、住環境の整備・改善といった、人文科学・社会科学の面から「環境対策」を扱う仕事を目指した方がよいのではないでしょうか。

 いま「高校3年生」では、理系への変更は難しいと思いますので、「分析や調査」といった理系の内容ではなく、社会科学・人文科学の分野で、「文系」で環境に関して何ができるのか、自分のやりたいことのできる学部や学科を探してみることをお勧めします。
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この回答へのお礼

丁寧に説明してくださり有難うございます。

お礼日時:2015/09/22 11:45

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