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 生後5ヶ月になる息子が、府立母子センターで片眼性網膜芽細胞腫と診断されました。
 現在のところ、眼球外の転移はなく、まず抗がん剤治療を初めて、それで腫瘍がなくならなければ眼球を摘出する旨の説明を受けました。
 放射線治療については一切しないそうです。
 私がいろいろと調べたところ、早い段階で眼球摘出してしまった方が、義眼もきれいに入り、今後の再発の心配のないそうですが、現在はメルファランという特効薬や、硝子体注入という技術があると聞きました。ただ、今の病院ではできないそうです。
 現在息子の右目は異常なく、左目も十分見えているそうで、腫瘍は左目の中心部より右目よりにあり、石灰化もあるそうですが、視力を遮る部分にはないそうです。
 ただ、腫瘍が眼球ないで崩れ、中で浮遊しており、5段階の評価でいうと5だそうです。
 このままでは、摘出になってしまいそうです。なんとか息子の左目を残したまま病気を完治させたいのですが、いいアドバイスがあれば教えて下さい。

A 回答 (1件)

大学病院の眼科医です。



小さいものは放射線治療をまず考えます。その他、光凝固、化学療法があり、進行したものでは眼球を摘出する手術が行われます。
罹患した眼にかなり視力が残っている場合や両眼が罹患している場合は化学療法を行い、手術を避けて眼球を温存できるように努めます。
化学療法薬としては、シクロホスファミド、エトポシド、カルボプラチン、ビンクリスチン、などを用います。
化学療法で癌が完全になくなることもあります。
または癌がかなり小さくなって、残りの部分はレーザー療法、凍結(超低温)プローブ、
放射性物質を含むアイマスクなどで除去できる程度になることもあります。
これらの治療法でも癌が消えない場合は、眼球を摘出するか放射線療法を行います。

ただ、放射線療法は低年齢(3歳未満)では放射線による晩期障害が問題となるので、
これを回避するため大量化学療法が代替治療として採用されることがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まずは全身化学療法で、経過を観たいと思います。
家族で頑張ります。

お礼日時:2007/12/01 17:43

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