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「しない後悔よりした後悔」
(しなかったことを後悔するより、したことを後悔するほうがいい。)をフランス語にするとどういう文になりますか?
フランス語全くの初心者です。教えてください。

A 回答 (3件)

はじめまして。



ご質問文で使われている後悔は、「した後」の後悔と、「する前」の後悔の対比ですから、どちらの「後悔」もregretでいいと思います。

remordsはremordre「再び噛む」→「良心を苦しめる」という動詞から派生した名詞で、本来の意味は「良心の呵責」という意味になります。

regretもremordsも、「してしまった後悔」「しなかった後悔」どちらにもとることができます。例えばしなかったことで、それが「良心の呵責」になれば、それはremordsになるのです。

ご質問文の仏訳は、以上を踏まえ下記の通りになります。

初学者でいらっしゃるということなので、敢えて複雑な文学的、詩情的な表現を避け、なるべく文法に添った、わかりやすく、簡潔明瞭な仏文にしてみました。文法上の説明も加えてあります。

1.Mieux vaux regretter ce qu’on a fait que ce qu’on n’a pas fait.
(直訳)「しなかったことより、したことを後悔することの方がいい」
→(意訳)「しなかった後悔より、したことの後悔の方がいい」

(1)Mieux vaux+原形動詞で「~した方がいい」という意味になります。

(2)ce que:先行詞+関係代名詞で「~するところのこと」という意味です。

(3)on:一般に「人」という不定人称代名詞として使われます。

(4)ce qu’on a fait:この部分全体で、「人がしたこと」という意味になります。

(5)que:このqueは「~より」にあたる接続詞です。


2.Mieux vaux regretter apres qu’on a fait qu’avant qu’on ne fait.
(直訳)「する前より、した後に後悔する方がいい」
→(意訳)「する前より、した後の後悔の方がいい」

(1)apres que:「~した後」という意味の接続詞です。

(2)avant que:「~する前」という意味の接続詞です。

(3)on ne fait:このneは虚辞として用いられる用法で、通常の否定のneとは若干用法は異なります。従って、必ずしも「~ない」と否定的に訳す必要はありません。


3.Plutot le regret au acte qu’au non-acte.
(直訳)「無行動よりむしろ、行動に対する後悔の方がいい」
→(意訳)「しないより、した後悔の方がむしろいい」

(1)Plutot~que…:「…よりむしろ~」という慣用句で、~や…の部分には、名詞や動詞の原形を持ってくることができます。この例文では名詞を後続させています。

(2)le regret a:で「~に対する後悔」という意味です。Regretは名詞として使っています。

(3)au acte:a+le+acteが短縮された形です。Acteは「した行動」という意味の名詞です。その後のnon-acteはそれと対比して、「しなかった行動」という意味で用いられています。


以上、文章的な「座右の銘」であれば1、2になりますし、標語的なものであれば、3が手短でいいかと思います。

以上ご参考までに。フランス語のお勉強頑張っていつかフランスに実践にいらして下さい。フランスよりエールを送りつつ、、、
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この回答へのお礼

はじめまして。
ご丁寧な回答をありがとうございました。
文法のご説明もとてもわかりやすく、
全くの初心者ですので助かります。

10年後フランス人と自然に喋れることを目標に、
少しずつがんばろうと思っています。
また、お聞きすることがあるかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/12/06 00:22

お返しを頂き有難うございます



座右の銘になら、一番です
Un remords vaut mieux qu'un regret

コレならremordsとregetでどちらの名詞も
reの頭韻ですから、語呂も良いです

二番目は、何時も決断をしないでいる
つまり躊躇(hisitation)を繰り返すなら
何事も実行してみるほうが良いとの感じです

三番目は、人生の味わい方でして
如何なる後悔も感じることがないなら
そのことを後悔すると、それが
完全な幸福といえるのだろう

人とはとかく弱いもの
remordsもregretも両方ありの人生のほうが
常夏の国よりも四季(こもごもの感情-喜怒哀楽)を
備える方が味わいが広く深いのではと
申し上げたかったのです フランス語一緒に
頑張りましょう。。。
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この回答へのお礼

ご丁寧な説明をありがとうございました。
1番の文を使わせていただきます。

remordsもregretも両方ありの人生、
素敵ですね。

今は本当に簡単な文しか理解できませんが、
少しずつですが読めるようになるのが、
楽しくてうれしくてといった状況です。

フランス語は難しいですから、
これからたくさん躓くのだと思いますが、
今の気持ちを忘れずがんばっていきます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/12/05 00:32

これは、フランス語よりも、日本語の問題です



後悔の含まれる意味の使い分けが、ご理解
出来ればいとも明瞭な文章を綴るだけです
仏語では、次のように区別されています
何かをした後は-remords-しない後は-regretsです

● Un remords vaut mieux qu'un regret

この二語の違いが、はっきりと弁別しかねる
ならば、後半に-hesitation-の利用の工夫で

● Un remords vaut mieux qu'une hesitation qui se poursuit

左様な人生を送れるなら、人は次のように述べるでしょう

● J'eprouve du remords a ne sentir aucun remords
   Ca doit etre un bonheur parfait...

でもコレでは味気ないと
感じて小筆を執りました
ご不明の点は、何なりと。。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
フランス語の勉強をはじめてまだ1ヶ月なので、
ほとんど文が読めない状況です。
私は、この言葉を来年の目標にしようと決めていて、
文章の中に出てくる一文というのではなく、
「座右の銘」のように言い切る感じが表現できればと思っているのです。
そうなると1番目か3番目の文になるのでしょうか?
そのニュアンスの違いがよくわかりません。
私も1語1語辞書をひきながら調べてみます。

お礼日時:2007/12/03 23:55

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