性同一性障害？

知り合いにゲイの方がいるのですが、
話を聞くうちに自分も重なる部分があると感じました。
私は男ですが、ずっと自分の性別に違和感を感じています。
そんな中、ゲイ、性同一性障害、トランスジェンダーなど自分はどれに当てはまるのかよくわからないのでモヤモヤしています。
好きになるのは男性のみで、日常生活の中で男性的な生き方や役割を求められることに強い嫌悪感を感じます。男らしくとか言われるのが嫌でたまりません。
女性としてみられることを望んでいます。
なのでゲイではないと思います。
しかしカバちゃんみたいなわざとらしいオカマにはなりたくありません。
またこれはなかなか難しいですが、ファッションも女性物を身につけてメイクしたりヒールをはいたり髪を伸ばしたしたりしたいと思っているのですが、
男だとバレると怖いのでできずにいます。
あと身体的な面については、
胸がないことや男性器がついていることには特に違和感はないのですが、
ひげが生えてくることによりいくら女性的な格好をしてもバレるので、
ひげに関してはとても嫌です。
自分は分類上一体どれに当てはまるのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： karina2007 回答日時： 2008/01/14 09:52

おはようございます。

私の推測ですが、質問者様は性同一性障害の可能性は十分考えられま
す。私は精神科において性同一性障害と診断されており、身体は男性ですが、心は女性なのです。幼い頃より自分の身体の性に対して、強い違和感を抱いていました。
質問者様の疑問にお答えしていけば、ゲイは自分の性自認が「男」であると認知した上で、同性である男性を愛してる人たちの総称です。性同一性障害の場合は、自身の肉体と違った性自認を持った人たちを指します。トランスジェンダーは広い意味と狭い意味がありますが、質問者様の意図を察すれば、いわゆる女装を楽しんでいる人たちを指しているのではないかと思います。それらの人たちは「クロスドレッサー」と呼ばれています。
日本は未だに男性社会が根付いていますから、例えば、女性が男性の格好をしてもそれほど咎められないのに対して、男性が女性の格好をすると「オカマ」などと呼ばれ、社会のはみ出し者と見られる傾向が残っています。このことが男性の性同一性障害者がカミングアウトしにくい要因になっています。
私の場合においても、なかなかカミングアウトできないでいたのですが、うつ病を発症し入院したことをきっかけに両親にカミングアウトしたのです。最初は当然戸惑っていましたが、根気よく話し続けるうちに理解してくれるようになりました。家族からのサポートを得られると本当に心強くなれます。また、そのことによりチャットでも本来の「女性」としてチャットに参加していて、親しくなった人にはカミングアウトしています。実際、女性の服装で（髪は元々伸ばしていました）オフ会に参加したこともありますが、体型が元々女性っぽいのとお化粧を自宅で練習していたこともあり、友達も「普通に女性に見えるよ」って言ってくれました。ちなみに私は髭などのむだ毛は家庭用レーザー脱毛器を使って処理をしています。価格も安くなってきていますからお勧めします。
質問者様もまずは精神科か心療内科に受診して、性同一性障害の診断を受けることが第一歩だと思います。それから性同一性障害のガイドラインに沿って治療（女性ホルモン投与など）が始められます。性同一性障害を専門にしているところはまだまだ少ないのが現状ですが、ネットで検索されるとよろしいかと存じます。
性自認は先天性と後天性がありますが、質問者様はいつ頃から違和感を抱いたのでしょうか？先天性の場合は母親の胎内にいるとき、アンドロゲン（睾丸より出る男性ホルモン）シャワーを脳が浴びなかったことによることに原因があり、男性器を持ったのに脳は女性のまま生まれたことに起因します。今は脳のMRIなどにより検査することができます。男性の脳と女性の脳ははっきりとした違いがあるからです。それは脳梁（左脳と右脳をつなぐ神経繊維）の太さが女性のほうが大きいからです。大きな大学病院などではこれらも検査してくれますが、診察料は保険適用されていないため、実費になってしまいますから金銭的な負担が大きくなってしまいますが、自分が納得した上で治療を始められるようお勧めします。
尚、参考に男性脳・女性脳を判別するサイトをご紹介しておきますので、一度自分でチェックされるとよろしいでしょう。

参考URL：http://siestanet.com/sindan/