A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
私の考えはシンプルです。
まだまだ生物は試行錯誤の真っ最中であるので、
完全な生物が生まれていないだけ
と思います。
宇宙ができて以来、生物が誕生したのは宇宙からみれば
ごくごく最近でできたてのほやほやではないでしょうか?
人間の主観ではものすごい時間が流れているように思えますが、
それはあくまで人間の主観です。
地球には以前、カンブリア紀といういろいろな形をした生物が
爆発的にあらわれた時期があり、その時期に生物はいろいろな可能性を
試したという人もいますが、それはあくまで今の生物が優れているという
ことで以前はためしてんだよねって人間か言っているだけで、
現在の生物も、さらに先の未来には「いろいろ試したもんだね」
って言われることになる日がくるのではないでしょうか?
なので、完全な生物は、「今」 はいないだけで、
まだまだいろいろ試しているのだと思います。
しかし、生物を取り巻く環境も変化することから、
完全性の定義もまた変化すると思われるので、
完全な生物の誕生には莫大な時間が必要だとおもいますが。
No.9
- 回答日時:
Jagar39再びです。
質問者さんも純粋に生物学的な考察を望んでおられるようですし、私もDNAを「神」などになぞらえるのは好みません。そもそも「なぜ生物は不変でないのか」という疑問に不変の存在である神を持ち出すのは、その問題に対する思考停止に等しいとも思いますし。
というわけで、あくまで生物学的に考察します。
>でも、その生命体のそれぞれの意思は共有されておらず、時として同族同士でも争い、殺し合いますよね。
>これでは本末転倒なのでは?とも思うわけです。
これに対する答えはNo.8さんの回答でも十分だと思うのですが、ひとつ付け加えれば同じようなことは生物の体内でも起きています。他の細胞を殺して回るのが専門の細胞がありますし、細胞には「自殺」のプログラムも組み込まれています。
ミクロで見てもマクロで見ても、起きていることは大差ない、ということができるかもしれません。
>>なので生物がDNAとタンパク質を基礎とする以上
>タンパク質を基礎するのに理由は何かあるんでしょうか?
>他のモノではいけなかったんでしょうか?
DNAの本質は「自己複製する化学物質」なのですが、もうひとつの本質は「タンパク質の設計図」です。
DNAの塩基配列3つで1つのアミノ酸を指定し、アミノ酸が連結して複雑な三次元構造をとったものがタンパク質、ということは高校あたりの理科で習っていると思います。
なので生命の設計図がDNAであることと、生命の基礎がタンパク質であることはセットなのです。
タンパク質が生命の基礎であることにはちゃんと理由があります。
まともに書くと非常に長くなってしまうため、ざっくり単純に書いてしまうと、
1.生命活動は全て「化学反応」である
2.生命を維持するためには非常に多くの種類の化学反応が必要である
3.化学反応はその物質の「形」が決める
4.つまり「多くの種類の化学反応」を行うためには、「多くの種類の"形"を取りうる物質」が必要である
5.そんな物質はタンパク質以外には存在しない
ということです。構成要素であるアミノ酸の配列や折り畳み方を変えるだけで無限の"形"のタンパク質を作れますから。
ですから、タンパク質以外の物質では、「何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在」しかできない、ということなんです。
繰り返しになりますが、そういう物質は既にこの世にありますが、それを「生命」と呼べますか?ということです。
まあ元々、生命の定義に「自己増殖する」がある以上、不変の存在は生物の定義から外れます。
そこを敢えて「そんな生物は存在しないのか」という疑問を抱くことは、「経済に関与しない"金"はないのか」と問うのと同じくらい根本的に矛盾した疑問なんです。
そこを敢えて問うのであれば、そこに転がっている石ころを生物と呼べば良いです。上手く埋めれば地球最後の日まで不変です。
No.8
- 回答日時:
>でも、その生命体のそれぞれの意思は共有されておらず、時として同族同士でも争い、殺し合いますよね。
>これでは本末転倒なのでは?とも思うわけです。
その結果、より強く、よい種が生き残るという状況が生じるわけですね。もしかしたら、生命体は完璧を目指している過程にあるのかもしれません。
それに、殺し合いをした結果、生命体全体が死滅するなら本末転倒で好けども、何がしかが生き残れば、別に「生命体」という集合としては、たいしたことはない(怪我をした程度)なんじゃないでしょうか。
いずれ、生物に代わって魂と呼ばれるものがこの世を支配するようになったとしたら、それが完璧な生命体なのかもしれませんね。物質という器が存在しなければ、永遠に壊れることもないわけですから。
宗教家たちは、その永遠を求めて神や仏の世界を思い描いたのでしょう。
物や環境や生物が変化せざるを得ないのは、宇宙という器そのものが、まだ膨張して、変化を続けているからしょうがないんじゃないですかね。「どんな環境にも」の「どんな」の可能性は、器が変化している以上無限ですから、想定しきれないでしょうし。
1つで無限の可能性に対応するよりは、数を多くして、どれか1つが困難を乗り越えて先に進めるようにするほうが、楽だと思いますよ。
No.7
- 回答日時:
http://kikitai.teacup.com/qa3687023.htmlにも、人間の不完全性ということで、類似のご質問がありました。人間ということで、私は以下の回答を書き込みました。同じことしかいえませんので、どうかご参照下さい。
地上に現象してきている存在はみな不完全で、失敗ですね。
完全であれば、それは五感や知、その他で経験したり、知覚することはできない。現象し知覚・経験できているのはみなそういう傾向と原則がでいるのであると言うことですね。
そしてまた、それが故に上に行こうとするか、流れるままにするか。
その二通りの道が用意されていて、たった一つの、唯一の存在たるあるもの、創造者が自分の意識の中に、そんな全てのものをつくり、存在させ、そしてまた、破壊し、そして生まれさせている。
ある意識、唯一なる存在者がそうやって遊んでいるのです。
ということを人間だからこそ、わが身にそのことを同調し、同じ遊びもできるよ、創造者と同じにね。ということでしょうね。
私達はそうやって自分の中の全創造者である意識を意識する精進をし、学んでいます。
そういう意識を意識すると、結局欠点がなくなっていくからだんだん人からはそうだとはわからなくなっていくようですね。
つまり、私達が歩き回っているここでも、たくさんのそういう方が折られて、そういう働きをされているとしても、(私)達みたいな欠点だらけだと、判りえない、ということですね。すみませんね。
参考URL:http://www.yogananda-srf.org/
No.6
- 回答日時:
Jagar39です。
>ただ一つ、「外部の~突然変異云々」ですが、外部が変わった次の瞬間に、体内でその外部の環境に耐えうる変異を意図的に起こす事は不可能、という意味で言ったのですが、これは正しいですか?間違った知識だったら訂正します。
No.2での問題の一文は、このとおりでした。
>生物がDNAあるいはRNAを元として生活する限り、外部の状況によって突然変異は起こりえません。
「突然変異」というのは、その生物にとって有利なものだけとは限りません。有利なものだけを意図して書いたのであれば、そう書かねばならないでしょう。
なので試験の答案でしたら0点です。
生物を専攻されているとのことなので、ここは厳しく採点しました。アメーバの件もそうですが、まだまだ勉強不足のようですね。頑張って勉強してください。
>KOOL_Lv30さん
>輪廻や循環の規格から外れた存在、何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在、それではいけなかったのでしょうか?
環境と無関係に生きられる生物ではなぜいられなかったのか、
まあ、この宇宙に「不変の物質」は存在しないのですが(原子ですらいずれは壊れる)、10歩くらい譲って数十億年の単位で不変のモノ、という意味でしたら、そこらへんに転がっている岩石なんかそうですね。
まあ、岩石も風化して壊れますが、上手く上から別の岩石が被さって堆積すると何十億年も不変の存在になります。地球上でなくてもよければ、月の岩石などは月が誕生した時から不変です。
あったじゃないですか。「何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在」が。
でも、岩石は普通、「生物」には分類しませんよね?
それは何故かというと、「何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在」だからです。
呼吸したり食べ物を食べたりすることは「化学反応」です。思考することですら、脳内の化学反応です。化学反応にはエネルギーが必要ですから、「何も取りこまず、何も出さない」というわけにはいかないですよね。
つまり、生物の定義からして「何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在」というのは存在し得ない、ということです。
ありがとうございます。
話がズレてしまいそうなんですが、
>生物の定義からして「何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在」というのは存在し得ない、ということです。
では、将来的に、不老不死の技術や呼吸、食事を必要としないという技術が完成した時、人間は生物ではなくなってしまうのでしょうか?
不変の物質はなぜ存在しないんでしょう?
No.5
- 回答日時:
No1です。
輪廻とかそういった観点ですと、ここよりは哲学とかの方がカテゴリー的にはあっているような気がします。
そういった点で言うなら、地球に存在する生命を創造した主がそう決めたから、でしょうね。
また、犬、猫、薔薇、トカゲ…といった分類をすれば、確かに進化して枝分かれして主が異なっていますが、もっと大きく見て、何某かの「生命体」は常に存在しています。
核戦争が起きてほ乳類が滅んでも、微生物は生き残ってまた繁栄するかもしれません。
これが、不老不死でどんな環境にも適応している存在といえば、いえますね。
すいません。。
食物連鎖やそういったものを指して輪廻、循環という言葉を用いたんですが、確かに誤解を招く言葉だったかもしれません。
哲学やオカルトな話ではなく、あくまで生物学的にどうなんだろう?
と思い、ここで質問しました。
>もっと大きく見て、何某かの「生命体」は常に存在しています。
私もそう考えました。
でも、その生命体のそれぞれの意思は共有されておらず、時として同族同士でも争い、殺し合いますよね。
これでは本末転倒なのでは?とも思うわけです。
No.4
- 回答日時:
#2です
>>jagar39さん
なるほど、いくつかの点の間違い、ご指摘ありがとうございます。
ただ一つ、「外部の~突然変異云々」ですが、外部が変わった次の瞬間に、体内でその外部の環境に耐えうる変異を意図的に起こす事は不可能、という意味で言ったのですが、これは正しいですか?間違った知識だったら訂正します。
>>KOOL Lv30さん
外界とは一切……という事ですが、それは今の生物の形になってまで生き抜こうとしている根本、DNAやRNAに聞いてみたい質問ですね。
質問とは少し異なりますが、私は、今の動植物は全て、「DNA(最近ではRNAのが主体のようですが)がいかに長く生き延びるか」という事に帰依するのではないかと思っています。
神、という言葉がよく言われますが、私にとって、ある意味地球上の神はDNAではないかと思っています。
我々は、人間もライオンもカエルもタンポポも、ウィルスにしろ大腸菌にしろファージにしろ、全てDNAによって生かされています。
何があっても生き残ろうとするDNAが、一番自分を守り生き抜く最高の形として、我々を作ったのだと思います。
何かが起きた時、人間が生き残り他の動物が死んでも、人間の中にDNAは生きています。
世界が微生物だけになっても、彼らの中でDNAは存在します。
何があっても最終的に生き残れるよう、これだけの多様性を生み出した神=DNAだと、そう捕らえる事も出来ると思います。
何故じゃあDNAが、という点ですが、私はまだ生物を専攻している一般人に過ぎず、専門家は恐らく研究していると思います。
世界が生まれた時、そこに存在する物質によって形成されたから、としか私は考えれないのですが、ほかの理由もあるかもしれません。
何故何も取り込まず、何にも関係なく存在するだけの、というのであれば、動く必要もなく、石や砂、水と同じです。
それらとは違い、それらの普及によって更にあらゆる原子が集合して新たな物質が作られ、それらが形成されて我々を作ったのだと考えるのですが、どうなのでしょう。
これこそ正に、作られたRNAがより長く生き延びようと試みた結果、生物として存在しているのだと思います。
No.3
- 回答日時:
全ての生物の基礎であるタンパク質は変成してしまいますから、永久不変の生物はあり得ません。
そもそもタンパク質はおろか、宇宙に「永久不変の物質」は存在しませんし。また、異なる意味で全ての生物の基礎である核酸(DNAやRNA)は、そもそも「自己増殖する」ことが本質です。言い換えれば「自己複製するために存在する物質」という捉え方もできるでしょう。
なので生物がDNAとタンパク質を基礎とする以上、増え続け進化し続けるのが生物の本質と言えそうです。
環境適応と進化について誤解しがちな点は、「環境変化に耐えるために進化する」わけではない、ということです。
すごく単純に言えば、例えば地球が温暖な時代に栄えた恐竜は、地球が寒冷化したときに、低い気温に耐えるために恒温動物に進化したのではありません。恐竜はその時滅びたのですが、その替わりに既に体温維持機能を備えていたほ乳類が栄えたわけです。
1つの生物が新たな形質を手に入れるまでには気が遠くなるほどの世代数を重ねなければなりませんから、環境変化に対応なんてできません。我々人間が今さらエラ呼吸ができるような進化ができるはずもありません。
つまり、生物は「どれかは滅んでも、別の何かが生き残る」ために、あらかじめありとあらゆる方向に進化して、いわゆる「遺伝子の多様性」を確保してきたわけです。
もちろん多様性は種の中でも大事です。遺伝的に多様性に乏しい種は、僅かな環境変化に対応できず滅びてしまいますから。
でも、生物全体としてみれば、ある種が滅んでもある種は生き残るわけで、生物の本質は核酸(DNA)であり、多種多様な形態はDNAがまとっている衣に過ぎない、と考えれば(どんな生物でもDNAにしてしまえば同じだし)、これこそが「完全な生命」と考えることもできるのでは?
地球環境がどう変わろうと、おそらく地球が存在する限り未来永劫DNAは存在し続けるでしょうから。真空、絶対零度近くの低温でも生存できる生物もいますから、「地球がなくなってもなんとかなるかも」とすら思えます。
「外部の状況によって突然変異は起こらない」ですが、起きます。
紫外線はDNAの変異を誘発しますし、放射性同位体などを持ち出さなくても多くの物質がDNAの変異を誘発します。その多くは「発ガン物質」と呼ばれています。
それと「子孫を残す場合に新たな形質を発現するのは♂♀分かれた動物だけ」というのも違います。あらゆる生物が進化を続けています。
アメーバは太古の昔からずっとアメーバだったわけではなく、何十億年かかけて今の形態のアメーバに進化してきたわけです。
「新たな形質」すなわち遺伝子の変異には、大きく分けると2つあります。DNAを構成する塩基ごとの変異と、数百から数千、場合によっては数万塩基から構成される"遺伝子"ごとごっそりと組み替える変異です。まあその中間に非常に多くの「変異」があるのですが・・
雌雄別体となって交配や接合によって子孫を残す方法は、この「遺伝子単位での組み替え」をむちゃくちゃ効率良く行うための手段です。全ゲノムの半分を組み替えることができますから。
それに対し、1塩基ずつ変異していくやり方は高率は良くないです。1塩基変異しても遺伝子としての機能に差はない場合が多いですし、そもそも差が生じてもそれが有利な変異である場合は少なく、ほとんどが不利な変異ですから。
でも、「組み替え」は既存の遺伝子を混ぜ合わせるだけですから、基本的に「新たな形質」を得ることはできません。まあ高等生物になれば、ある1つの形質を構成する遺伝子は1つではなく、多くの遺伝子が関与して「ある形質」を構成していますから、組み替えることによって新たな形質が発現されることは多々あります。でもそれは既存の遺伝子の組み合わせを変えているに過ぎません。
でも、塩基単位での変異は、確率は非常に低いですが「まったく新しい遺伝子と形質」を得る可能性があります。
というわけなので、多くの生物はこの2つを併用して進化し続けているわけです。
「遺伝子単位での組み替え」も、雌雄別体の生物だけがしているわけではありません。
細菌ですら、「別個体」の細菌とプラスミドというオプションのような遺伝子をやりとりしていますし(別種の細菌間でも可能)、染色体の遺伝子だって組み替えています。
細菌が進化も変化もしないのだったら、MRSAなんかも出現しないので楽なんですけどね・・・
ウイルスですらやっています。
インフルエンザウイルスは遺伝子が8本に分かれているのですが(分節ゲノムと言う)、同じ動物に異なる種類のインフルエンザウイルスが感染した場合、分節単位で遺伝子を組み換えています。これによって突然大きく変異したウイルスが出現することがあり、「新型インフルエンザの出現」が恐れられているのはそういう理由によるのです。
現に、ヒトに関係ないインフルエンザであれば、この20年ほどの間に2つも「新型」が出ていますね。私が学生時代にウイルス学を学んだときは、HA亜型は14種類だったのですが、10年ほど前には15種類に増えていました。つい数年前にもまた増えて、今では16種類です。
この分節単位での遺伝子組み換えは、インフルエンザだけでなく分節ゲノムを持つウイルス(他にはロタウイルスなど)では一般的に見られる現象です。
このDNA(ウイルスはRNAを遺伝子に持つものが多いので"核酸"という表現を使ったのですが)の暗号、すなわちどの塩基対の組み合わせがどのアミノ酸を指定するか、というルールは、地球上の全生物でほとんど同じです。
つまり核酸から見れば、ありとあらゆる多種多様な衣をまとうことによって、地球の環境がどう転んでも何かが生き残る、すなわち核酸は存続するようになっているわけです。そういう多様性を展開してきたのもDNAの持つ性質によるものです。
なので、上で述べた「生命の本質は核酸で、多種多様な姿はDNAがまとった衣に過ぎない」という考えは、私にはけっこう実感なのですが。
なので、質問者さんの定義からも「DNAは完全な生物」と言えるのではないでしょうかね。
この回答への補足
ありがとうございます。
>なので生物がDNAとタンパク質を基礎とする以上
タンパク質を基礎するのに理由は何かあるんでしょうか?
他のモノではいけなかったんでしょうか?
DNAは地球上に不変でいられる物質がなかったから、このような多様性を展開しただけで、もし不変でいられる物質があればただ1つの個体のみとして存在したのでしょうか?
No.2
- 回答日時:
地球は様々な要因によって、そのつど環境が異変しています。
たとえば簡単に言っても、朝と昼、昼と夜、春夏秋冬だけでも随分と気候が違いますし、何千年も経てば全体的にも更に変化していきます。
そういった環境全てに適応出来る完全な生き物を作り出すのは、恐らく不可能でしょう。
例えばある日突然、他の惑星から隕石が降ってきて地球が灰に覆われたり、あるいはある日突然、酸素が地球上から無くなったり。
そういったとき、その新しい環境に耐えうるためには、生物自身も突然変異により新たな呼吸器官を作り、生活網を立て替えなければなりません。
生物がDNAあるいはRNAを元として生活する限り、外部の状況によって突然変異は起こりえません。
様々な種類の形質を発現し、時代に合わせて少しずつ進化をし、子供に託して新たな形質の発現や可能性を増やしていく動物によって、どんな環境にいても耐えうるように我々の身体はなっています。
ちなみに子孫を残す場合に、新たな形質を発現するのは♂♀分かれた動物だけです。アメーバなど、分裂して増えていく動物は、ずっと同じ遺伝子を持ち、進化も変化もしません。これは、彼らの住む場所に変化が余り見られず、ずっと変化せずとも生きていけるため、こういった種類が生き残ったのでしょう。
また、陸上のように、環境によって随分と異変がある場所では、より生き残る可能性を伸ばすため、雌雄のある動物が生き残っていったと考えれるのではないでしょうか。
また、何故老いる必要があるのか、ですが、それは動物の身体を作っている、たんぱく質などといった物質が原因です。
もし例えば、動物の身体が一生変化する事のないもので作られたのであれば、老いる事も無かったでしょう。
時間が経つにつれてどんどん衰退していってしまう物質により、身体が形成されているからこそ、動物は老い、子孫を残そうとするのです。
これは、地球が作られた後、何千年何万年の時を経て、地球に存在するあらゆる物質が、より長く生きよう、より後世に伝わろうと様々な変化や合体などを起こした結果、今の動物の形が一番効率よく、可能性が高いとして、最終的に生き残っているのだと思います。
例えば地球が出来た時、他の原因によって違う物質が地球上に溢れていれば、恐らく生き残っていく動物の形はまた異なるものであるに違いありません。
ありがとうございます。
>そういった環境全てに適応出来る完全な生き物を作り出すのは、恐らく不可能でしょう。
なぜ不可能なのでしょうか?
輪廻や循環の規格から外れた存在、何も取りこまず、何も出さない、ただそこにあるだけの存在、それではいけなかったのでしょうか?
環境と無関係に生きられる生物ではなぜいられなかったのか、
というより、なぜそういう生物として生まれなかったんでしょうか?
No.1
- 回答日時:
時間があるからじゃないでしょうか。
時間が流れれば、地球の環境が変わってしまいます。環境変化のせいで恐竜が滅んだと言われています。
それ以前の環境で不老不死であったとしても、次の環境でどうなるかはわかりません。物質には耐熱温度もあれば、水に溶けたり沈んだり、いろいろと性質がありますから。
種の絶滅を防ぐためには、どうなるかわからない不安定な環境に完璧に適応して動けなくなるのではなく、たとえ死ぬ必要があっても数を増やして、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの論理で絶滅を防ぐ方向に移行したのではないでしょうか。
老化は、ゲノムの設計図におけるミスという話もありますね(トンデモ?)。
ありがとうございます。
どのような環境の変化にも適応可能もしくは、耐えられる生物がいればいいんですよね。
そういう生物が存在しないのはなぜでしょうか?
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