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 設計部門で使用するためCADをリースしたのですが、仕訳でリース費用が製造原価であるか、販売管理費のどちらになるかがわかりません。 製品の設計と考えると製造原価に入ると思うのですが、設計の人が所属する部署(設計=事務)で考えると販売管理費ともとれるのです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

先ず参考として社長の話をします。



社長は会社の全業務の統括者です。企画部門、販売部門、製造部門、管理部門の業務を指揮、監督します。

社長が取引銀行の支店長と接待ゴルフをする場合の交際費は、販売費及び一般管理費(販管費)に計上します。経理部の資金調達業務を円滑に行うための接待ゴルフだからです。社長が工場の外注先の社長との間で両社の業務提携を推進するための会議を行う場合の会議費は、製造原価に計上します。工場の製造業務のために行う会議だからです。

つまり費用は、支出の『目的』を表示するように会計処理すべきであって、支出をする人が所属する部署とは無関係である、と考えるのが会計処理の原則です。

ご質問のケースは、製品の設計のためにCADをリースしたのですから、CADを使用する人の所属部署が営業であれ製造であれ総務であれ、リース費用は製造原価に計上すべきでしょう。
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この回答へのお礼

hinode11さんの回答で霧が晴れました。製造か販売管理?それを判断する基準というものがなければ、また、同じような事例があったときに困ってしまいます。上記のような具体的な回答、ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/19 18:54

製造原価か販売管理費かはNo2さんがおっしゃるとおりその業務の性格が上位で所属部署はその次ですが、現実には、組織によって色分けをしているケースも多いと思います。

(私は会社で経理をやっていますが、私の会社もそうしてます)。
今回設計部門のリース費とのことですが、設計部門の労務費は製造原価・販売管理費いずれにしていますか?設計部門の社員が使う設備に関する費用ですから、設計部門の労務費の仕訳に合わせるのがよいと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、実務上の事例をだしての回答、ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/19 18:50

製造原価に計上するかどうかの判定は、ご存知のとおり、製品製造に要する費用かどうかでおこないます。

この判定基準が上位にきますから、その方の所属部署に関わらず、仮に設計に係る費用が製品製造に要する費用であるのならば、製造原価へ計上すべきといえるように思います。
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この回答へのお礼

ok2007さんの回答をみて、自信を持って仕訳をおこなうことができました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/19 18:47

どちらに分類すれば、御社が経営分析をする上で便利なのかによって判断すれば良いと思います。

判断できるるのは、第三者ではなく御社自身だと考えます。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/19 18:42

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