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みなさん、こんばんは。

質問の通り、なぜセルロースはプラスチックにならないのでしょうか?

私の知識ですと、
プラスチックは非常に多くの物質が化合している。
熱で溶けたり、硬くなったりする。

セルロースは、
砂糖の元がたくさん集まってできている。
熱では溶けたり硬くなったりせず、燃える。

セルロイドのように薄いフフィルム状のプラスクックに加工できる?

私の知識はこんな感じです。

なぜセルロースは砂糖がたくさん集まっている高分子?なのに、
プラスチックのような性質を示さないんですか?

A 回答 (4件)

まず、


>ルロースは砂糖がたくさん集まっている高分子
ではありません。砂糖は、ぶどう糖と果糖の各1分子が(結合部位の番号を忘却1)で結合した、ヒケ付六角形の板が横に2枚並んだ形です。
セルロースは、ぶどう糖が(結合部位の番号を忘却1)で、横に並んだ形ですが、1つおきに向きが変わっています。ヒゲが上に出て、隣はひげが下に出ている、という順番があります。このヒゲの影響で、丸まりにくく、ひも状になりやすいのです。しかし、ヒゲに別のセルロースの頭が結合(結合部位の番号を忘却2)して、立体的な形を作ります。

ヒゲが同じ方向に揃っていると、でんぷんになります。ヒゲが外側に飛び出すことで、中空のリボン状に中心に穴がある長い棒のような形になります。水を加えてちょっと暖めると、リボンの筒が緩んで伸びます。水を除きながら冷やすと、元のリボン状筒には戻らなくて、こんがらがったリボンのようになります。実際には、リボンの輪か隣り合っている部分で、「水素結合」という他の結合よりも弱い結合があります。だから、水素結合をもつ水を加えてちょっと暖めると、結合が切れて動き出して、水がなくなると新しく水素結合を作って(餅の様に)硬くなってしまうのです。

セルロースは横にやたら長いですから、隣の分子との結合が切れるのと、同じ位の熱を加えると、セルロースを形作っている結合が切れてしまいます。水素結合は、隣り合う板どうしがつながることに使われていますので、途中で切れるでんぷんとは異なり、ある程度の数が切れないと動けません。でんぷんは外から水が近寄ってこられますが、セルロースは、一番外側だけで、結合に使われている内側には水が近寄れません。
これが、違いです。

プラスチックとして知られている「熱で溶けたり、硬くなったりする」というと塩化ビニールとか、ポリエチレンあたりでしょう。
これは、水素結合がありません。
結合に番われている塩素と結合に使われている水素との、静電引力とか、
同じ性質の物が集まりやすい(再結晶法で純度が高い結晶を得る時のない様を思い出してください)という性質で、-CH2-Ch2-のHどうしが集まってくるという現象で、形を作っています。
セルロースは、コレラよりも強い力で結合する「水素結合」で形を作っています。

水素結合の有無が、性質の違いの原因です。
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セロファンというものもあります。


パルプを水酸化ナトリウム等のアルカリと二硫化炭素でとかし、ビスコースとした後、薄い平面に加工し硫酸で中性化したものです。
人工透析の膜として長く使われてきました。水により強度が著しく下がるので、他の用途の膜としてはあまり使われなくなりましたが、セルロースに戻すことが可能なので、リサイクル出来る利点はあります。
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昔々セルロイドというプラスチックがありました


人形や下敷き、定規、食器、映画のフィルムなどに使われました
脱脂綿を硝酸に浸けるだけで簡単に作れたのです
その正体は
硝酸セルロース
硝化綿
ニトロセルロース
などと呼ばれていました
なんとニトログリセリンと並ぶ高性能爆薬だったのです
合成樹脂の普及によって禁止されたのです
火をつけると激しく燃えるし繊維状削って固めたものに火をつけると爆発したのです
私たちの年代のものはこんな危険なもので遊んでいたのです
だからそれまではセルロイドの事故がが多発したのです
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セルロースも酢酸や硝酸と硫酸の混酸で処理することで酢酸セルロースや三硝酸セルロースにすることでプラスチック(可塑性)にすることができます。

これら物質はアセトンに溶かし、乾燥させると透明のプラスチックになります。
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