一回も披露したことのない豆知識

ケイ酸ナトリウムを水に接触させると,
その水のpH値ってアルカリサイドにシフトしますよね。

その理由として,Na成分が溶出しているから,とよく聞くのですが,
なぜ水のなかにNaが増えると,アルカリにシフトするのですか?

単純に,電離しているOHと「NaOH」として結合するから,
という理由なんですか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

pHというのはH+の濃度をあらわしているのはご存じですね。


ケイ酸は弱酸ですので電離しにくく、Naは強アルカリですので電離しやすいのも理解できますね。
では、水のなかではケイ酸はイオンで居づらくなるのも理解できるでしょうか。ということは水の分子のH+とOH-のうちH+はケイ酸と結合しやすくなり、水の中のH+が減少するのはわかるでしょうか。(結果、イオンとしてはNa+とOH-が大多数を占める)
そうするとH+濃度が減少し、pHがアルカリ側にシフトするのも理解できると思います。
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ケイ酸(H2SiO3)は弱酸(SiO3 2- は H+ を離しにくい)、NaOH は強塩基(Na は OH- を離しやすい)ですから、ケイ酸が水中のH+と結合するため、OH- が多くなってアルカリ性に傾くと理解すればよいでしょう。

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『そーだ』というのはもちろん冗談です.



例えば,酢酸ナトリウムは強塩基NaOHと弱酸である酢酸との塩で(化学ではよく使う見方ですね), 水と反応して加水分解により塩基性を示します.

それと同じで,珪酸ナトリウムNa2SiO3は強塩基NaOHと弱酸である珪酸H2SiO3との塩なので,加水分解により塩基性を示すというのが順当な説明ではないでしょうか.
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ケイ酸は弱酸。

水酸化ナトリウムは強アルカリで差し引いて、塩は弱アルカリ。

同様に強酸と弱アルカリの塩では、弱酸になりますし、強酸&強塩基、弱酸&弱アルカリの塩では中性を示すことが多いです
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