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温度を変えずに酢酸水溶液の濃度を小さくすると電離度が大きくなるようなのですが、なぜなのですか?

A 回答 (2件)

電離度α=電離した酢酸の物質量/溶解した酢酸の物質量 ですね。


酢酸の濃度c(mol/L)とすると


      CH3COOH  ⇔  CH3COO- + H+
電離前    c          0     0  (mol/L)
電離平衡時  c-cα → c(1-α)    cα    cα  (mol/L)

この時の電離平衡定数Ka は 
Ka=[CH3COO-]・[H+]/[CH3COOH]=cα・cα/c(1-α)=cα^2/(1-α)  ①

酢酸の電離度は十分に小さいので、1-α≒1とすると ①の電離平衡定数Kaは、
Ka≒cα^2 となる。 ← ここが質問の答えになります。

平衡定数はKaは、温度が変化しない場合、一定の値を取ります。
酢酸の濃度cが小さくなるにつれて、電離度αが大きくなることを意味します。
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薄くすると、分子で溶けていた酢酸が電離します。

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