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幼き息子の一周忌が来月あります。
両家の父母と私達夫婦のみで集まります。
曹洞宗のお坊様と日時も決めました。

そこでみなさんにお聞きしたいのが
仏壇前にお供えするものは
四十九日と同じであればいいのでしょうか?

また、午後3時からの法要なので
その後の食事はお金もかかるし必要ないと、義母が言ってきました。
でも、自分の祖母の法要にはちゃんと折詰めの料理とか
引出物と一緒にお渡ししていたのを見ていたので
そのくらいの時間帯であっても、軽い折詰めの料理とかを
用意しておいたほうがいいのか、迷っています。
気持ちの問題なんでしょうけど...。
用意した場合は、「御膳料」は必要ですか?

また、身内だけの法要なのですが引き出物は必要ですかね?

細かいことですみません。
はじめてなので、アドバイスを
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

幼い息子さんの一周忌という事で、この一年は大変悲しく辛い一年であった事とお察しいたします。


ご法事は本来「亡き人を偲びつつ今生きている人が如何に生きていくのが本当の生き方なのかを考える場」としてあります。
人の「死」をどう考えるか、どう受け止めるか、ここが最も大事なポイントです。
私たちは人の「死」は人の終わりと考えてしまいますが、死と生は紙の表裏と一緒で離れないものです。生には死が常に一体で存在しますし、死は生そのものを表しています。
つまり仏教では人の「死」が終わり始まりということではなく、自然の摂理の中で当たり前の事とされています。私たちは死すべき生を今生きているという事です。
幼きお子様の死を前にご家族の方々はきっと深い悲しみ包まれた事と思います。そしてその短い人生の一コマ一コマが皆さんの脳裏をかすめた事でしょう。
その中から一体今生きている私たちは何をなすべきなのか、どのように生きていけばいいのか・・・・
その上でいかなる「ご法事」を行いたいのかという事になる訳です。
仏前のおかざりは基本的には四十九日と一緒でいいと思います。
お花・ロウソク・お香(線香)・お飾り(お菓子や果物でも可)
仏前をお飾りするということの意味は「浄土を表現する」ということです。
宗派によってその表現はいろいろ有りますので詳しくはご住職に聞くのが一番いいことと思います。(曹洞宗だとおりくぜんは必要かも?)
お膳の事ですが、正式には「御斎」(おとき)といいます。歴史的にはお釈迦様が托鉢のとき民衆が差し出した食事が起源とされる等いくつかの説があるようです。
法事の時間が午後3時でしたら、簡単なものでもいいですので予算が有るようでしたらしたほうがいいと思います。
「御善料」は基本的に要らないです。
「引きで物」は予算が取れるのでしたら、「一周忌を行った」という証みたいなものですが用意した方がいいかも知れません。
最後に「あ~疲れた~!やっと終わった」という法事ではなく、亡きお子様としっかりと向き合う、声無き声を聞くご法事にしてください。
文章書くのが苦手なので、うまく書けませんでした。参考にしてください。
真宗の僧侶より
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この回答へのお礼

とてもご親切にアドバイスいただき
そして奥深いお話をいただき、ありがとうございました。
わかりやすく教えていただき感謝しております。
息子を亡くしてから、人の「死」について深く考える日々でした。
なぜこんな悲しみや、痛みを感じなければいけないのだろうか?
悶々とした日々のなか、ちょっとしたことでも自分に気づかせてくれる
学びが多くあったように思います。
息子の魂は、帰るべきところへ旅立ち
私はこの世で人生を生き抜くのだと思うようになれました。

とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/02 12:21

 お子様を亡くされて、まだ一年ではさぞお気持ちの整理もおつきになっていないこととお察しします。



 ご冥福をお祈り申し上げます。

 私も曹洞宗です。ただ、お寺さんによってお供物は違いますので、お聞きになったほうが良いと思います。私のところでは四十九日忌と同じでした。

 お食事ですが、お義母様が不要とおっしゃっておられるならそれにしたがって、軽いお茶とお菓子くらいでお子様を偲ばれるのも良いかもしれません。
 引き出物はやはり形だけでも必要に思います。
 私のところのお寺さんでは「御膳料」はありません。お寺さんに直にお聞きになると教えていただけます。
 あと、老婆心ながら、お塔婆のことはお身内ですからお聞きになっておいた方が良いでしょう。“当然”と思って言ってこられない時もあります。

 お彼岸、お盆と結構めまぐるしく法要がありますが、こんなところで故人を思って落ち込んでいる暇を無くしてくれるのかも知れません。
 お寂しいこととは存じますが、亡きお子様のためにも乗り越えてください。                             合掌
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この回答へのお礼

心温かいアドバイスをいただき、ありがとうございました。
この一年は本当にめまぐるしい日々でした。
出産してから10日の生涯で、お葬式なども想像もしていなかったので
気持ちの整理も追いつかない日々でしたが
なんとか前向きになれました。

参考にさせていただきます。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/02 12:30

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