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道に落ちていたビニール袋が、知らないうちに車のマフラーにくっつき、その熱でドロドロに溶けていました。車内には何かが溶けたような匂いと
空気が立ち込め、それを吸い込んでしまいました。ダイオキシンの危険性はあるのでしょうか。とても心配です。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

随分前の,「すぐに回答ほしいです」というご質問に,すでに,ご回答があって,それでも,まだ,「未解決」.納得はしておられないようですね.



四つの点を指摘しておきます.

(1) ビニール袋はビニールでない
通常「ビニール袋」と呼ばれているものの大半はビニールではありません.「ビニール」というのは,塩化ビニル樹脂のことを指して使われものです.しかし,出回っている,透明もしくは半透明のプラスチックの袋の材料は,大半はポリエチレンです.塩素を含んでいません.

「何かが溶けたような匂い」って,たぶん,ろうそくのような匂いだろうと思います.それならば,ポリエチレンです.

「ビニール袋」と呼ばず,「ポリエチレン袋」もしくは「ポリ袋」とお呼びください.


(2) ダイオキシンはダイオキシンではない
化学物質の名前の付け方は,日本の化学の研究者が組織している社団法人日本化学会が定めています.その命名法に従えば,「塩素化ジベンゾジオキシン」.これが,マスコミが叩いている「ダイオキシン」です.
塩素が含まれる化合物なのです.(厳密には一つの化合物ではなく,複数の化合物の集合をさしていますので,「化合物群」というべきでしょうね)

この物質,英語では,chlorinated dibenzodioxinとつづります.最後の "dioxin" の部分を英語的に発音してカタカナにすると,「ダイオキシン」となります.


(3) ダイオキシンは不完全燃焼でできる
ダイオキシンは,有機化合物と塩素を含む化合物(ポリ塩化ビニル,食塩など)とを,酸素不足の状態で,そう高くない温度(800℃以下)で燃やしたときの化学反応で微量発生します.完全燃焼ならば,二酸化炭素と水と塩化水素になりますが,中途半端だと,わずかながら,塩素化ジベンゾジオキシンが発生するのです.

その塩素源は,ひところは,ポリ塩化ビニルだけが犯人として扱われました.けれどもそうではありません.スーパーで,「燃やしてもダイオキシンをだしません」とうたったラップフィルムが売られていますね.その100 gに0.1 g程度だったと思いますが,ウスターソースを塗って,上記の半端な条件で燃やしたところ,立派にダイオキシンが発生したという実験事実があります.ラップには塩素は含まれていませんが,ウスターソースには食塩が含まれています.

1980年代にアメリカで膨大なデータが集められました.ゴミ焼却炉に投入されたゴミの塩素含有率と発生したダイオキシンの量との関係です.グラフにされました.横軸に塩素含有率,縦軸にはダイオキシンの量の対数(桁数.10 ppm,100 ppm,1000 ppmが等間隔になります).グラフ全体に広がりました.塩素含有率とダイオキシン発生率とは,関係なしなのです.

ダイオキシン発生量は,燃やし方(温度や酸素の供給量)によるものだということがわかったのです.


(4) 燃えていないのだから心配ありません
さて,ご心配の件です.仮に,それがポリ塩化ビニル樹脂だったとしても,50 cm x 50 cmくらいの量が,ドロドロに溶けていたのでしょう? ならば,心配ご無用です.ポリ塩化ビニルは燃えると,黒い炭のようになります.ドロドロに溶けた程度ではまだ全く燃えていません.「中途半端に」燃えたときに発生します.全く燃えてなかったり,完全に燃え尽きていたりしたら,ダイオキシンはできません.
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随分前の,「すぐに回答ほしいです」というご質問に,すでに,ご回答があって,それでも,まだ,「未解決」.納得はしておられないようですね.



四つの点を指摘しておきます.

(1) ビニール袋はビニールでない
通常「ビニール袋」と呼ばれているものの大半はビニールではありません.「ビニール」というのは,塩化ビニル樹脂のことを指して使われものです.しかし,出回っている,透明もしくは半透明のプラスチックの袋の材料は,大半はポリエチレンです.塩素を含んでいません.

「何かが溶けたような匂い」って,たぶん,ろうそくのような匂いだろうと思います.それならば,ポリエチレンです.

「ビニール袋」と呼ばず,「ポリエチレン袋」もしくは「ポリ袋」とお呼びください.


(2) ダイオキシンはダイオキシンではない
化学物質の名前の付け方は,日本の化学の研究者が組織している社団法人日本化学会が定めています.その命名法に従えば,「塩素化ジベンゾジオキシン」.これが,マスコミが叩いている「ダイオキシン」です.
塩素が含まれる化合物なのです.(厳密には一つの化合物ではなく,複数の化合物の集合をさしていますので,「化合物群」というべきでしょうね)

この物質,英語では,chlorinated dibenzodioxinとつづります.最後の "dioxin" の部分を英語的に発音してカタカナにすると,「ダイオキシン」となります.


(3) ダイオキシンは不完全燃焼でできる
ダイオキシンは,有機化合物と塩素を含む化合物(ポリ塩化ビニル,食塩など)とを,酸素不足の状態で,そう高くない温度(800℃以下)で燃やしたときの化学反応で微量発生します.完全燃焼ならば,二酸化炭素と水と塩化水素になりますが,中途半端だと,わずかながら,塩素化ジベンゾジオキシンが発生するのです.

その塩素源は,ひところは,ポリ塩化ビニルだけが犯人として扱われました.けれどもそうではありません.スーパーで,「燃やしてもダイオキシンをだしません」とうたったラップフィルムが売られていますね.その100 gに0.1 g程度だったと思いますが,ウスターソースを塗って,上記の半端な条件で燃やしたところ,立派にダイオキシンが発生したという実験事実があります.ラップには塩素は含まれていませんが,ウスターソースには食塩が含まれています.

1980年代にアメリカで膨大なデータが集められました.ゴミ焼却炉に投入されたゴミの塩素含有率と発生したダイオキシンの量との関係です.グラフにされました.横軸に塩素含有率,縦軸にはダイオキシンの量の対数(桁数.10 ppm,100 ppm,1000 ppmが等間隔になります).グラフ全体に広がりました.塩素含有率とダイオキシン発生率とは,関係なしなのです.

ダイオキシン発生量は,燃やし方(温度や酸素の供給量)によるものだということがわかったのです.


(4) 燃えていないのだから心配ありません
さて,ご心配の件です.仮に,それがポリ塩化ビニル樹脂だったとしても,50 cm x 50 cmくらいの量が,ドロドロに溶けていたのでしょう? ならば,心配ご無用です.ポリ塩化ビニルは燃えると,黒い炭のようになります.ドロドロに溶けた程度ではまだ全く燃えていません.「中途半端に」燃えたときに発生します.全く燃えてなかったり,完全に燃え尽きていたりしたら,ダイオキシンはできません.
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もうここ十数年以上、「ポリ塩化ビニルでできたビニル袋」を見かけてことがありません。

おそらく製造していないのでしょう。
しかし、そのポリ塩化ビニル製のものであっても、マフラーの熱程度ではダイオキシンができるとはとうてい思えません。塩化ビニルやその二量体などです。万が一ダイオキシンができてもごくごく微量です。ダイオキシンの人への毒性は言われているほど高くないので安全です。
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実際に見てみないとわからないですが、おそらくそれはポリプロピレンだと思います。


ポリプロピレンは略語でPPと表記されます。身近なところでは頑丈なゴミ袋に使われていたりします。
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大丈夫だと思います。


今現在のビニールはポリエチレンかポリプロピレンでできています。
ダイオキシンが発生するのは塩素を含むポリ塩化ビニルです。ダイオキシンが社会問題になってからはポリ塩化ビニル製のビニール袋は減少しており、今では製造されてはいないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
くっついていたビニールは半透明で、少し厚手のポリ袋といったかんじでした。(よくPCの取扱説明書が入ってる袋と似ています。)
ポリ塩化ビニルではなさそうですか?

お礼日時:2008/02/05 21:55

少量ならとくに問題ないでしょう。


外に出て五分くらい深呼吸してみましょう。

車もアイドリング状態で少し換気してみましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
くっついていたビニールは50×50cmくらいの大きめでした。
車を走らせていたらいきなりロウが溶けるような嫌なにおいがしたので
とても気になりました。明日、すこし換気させてみます。

お礼日時:2008/02/05 21:57

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