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掃除の際に混ぜるな危険と書いてある洗剤をつかうことがあるのですが色々と気になっています

まずもし酸性のものと混ざってしまった場合、塩素系と酸性のものの割合によって有害なガスの有害度(濃度や量とか何か)は変化しますか?
例えば塩素系6割酸性4割のほうが、塩素系4割酸性6割より強力なガスが発生するとか

また単純に混ざった物質の量と発生するガスの量(多さとか濃度)は比例しますか?
キャップ1杯ぶんの塩素系洗剤と巣が混ざったものなら大したことないけど、バケツいっぱいは危険だとか



最後に、例えばトイレにつかう洗剤の場合、一度トイレの水を流しただけで成分がきちんと流れるのでしょうか
どのくらい薄まっていれば(そのあと酸性のものを遣っても)有毒なガスが発生しないのか
不安なので塩素系使ったあとのトイレの水なんか10回くらい流しています
だいたいの目安というかあれば知りたいです、よろしくお願いします

gooドクター

A 回答 (4件)

「混ぜるな! 危険1」と書いてあるのは塩素系の洗剤ですね。

塩素系の洗剤には2つの種類があります。(A)塩酸を多く含むものと(B)次亜塩素酸ナトリウムを多く含むものです。この2つは用途が異なります。(A)は主にトイレのしつこい汚れ、特に小便器の黄ばんだ沈着物を除去するのに使います。尿酸や尿素の変化したものが沈着物の主成分になっている場合が多いので強い酸で溶かそうということです(尿酸や尿素はアンモニアの仲間と考えていい物質ですからアルカリ性です。酸に溶けます)。(B)は台所での汚れ落としです。酸化剤として働きますので漂白、殺菌作用があります。
私の家にある(A)のラベルを見ると9.5%の塩酸を含むと書いてあります。これは結構濃いです。pH=1という塩酸よりも10倍以上濃いです(市販の濃塩酸の濃度は37%です。10%というのはかなり濃いというのがわかります)。ものを溶かす時に使うときの酸は濃いものが多いです。ラベルには「他の塩素系の製品と混ぜると危険です。」とも書かれています。(A)と(B)を混ぜると危険だということです。
塩酸が働きの強い酸であるというのはよく知られていますから皆、注意して使います。ゴム手袋をはめたり、しぶきが飛び散らないようにしたりします。(B)を使うときはほとんど気にしなくてもいいでしょう。台所の洗い物がお酢を使った料理の後のものであるかどうかなんて気にする人はいません。(B)は家具や柱、壁などの汚れを取る時にも使いますから家中あちこちで使う可能性があります。

(A)と(B)を混ぜるとどうなるでしょう。塩素Cl2が発生します。
2HCl+NaClO ⇒ Cl2+NaCl+H2O

これは2段階で起こります。
HCl+NaClO ⇒ NaCl+HClO  (1)
HCl+HClO ⇒ Cl2+H2O     (2)
(2)は塩素を水に溶かす時に起こる反応の逆反応です。
(1)の反応は酢酸でも起こります。でも(2)の反応は酢酸ではおこりません。
   10%というような濃い塩酸があれば(1)、(2)の2つの反応が一度に起こってしまいます。
   
 反応式だけからいえば食塩と酢酸でも反応は起こることになります。でも普通の料理に含まれている食塩と酢の量でしたら生成する塩素の量は微々たるものです。塩素は水素や酸素、窒素に比べて水によくとけます。二酸化炭素の溶解度に近いです。意図的に食塩水と酢,洗剤(B)を混ぜない限り気にする必要のないものだと思います。
食酢の濃度は約5%です。でも電離度が小さいですから塩酸に比べると働きが弱いです。食酢をほとんど薄めないで使うような料理もありますが普通に食べることができます。酸としての働きの強さを比べると同じ濃度で100倍ほどの違いがあるのです(濃度が0.1mol/Lの場合、塩酸でpH=1,酢酸でpH≒3)。

台所用の洗剤とトイレ用の洗剤を混ぜて使うということはふつうしませんね。
でも(B)でやってみたがうまく汚れが落ちない、働きの強い(A)を重ねて使ってみたということは起こる可能性はあります。以前死亡事故があったのはお風呂場の汚れをとる作業中だったように記憶しています。家庭の中の、誰でもが手にすることができる場所に2つの薬品があればやはり注意は必要だろうということです。

結論的にいうと
塩素系ということだけで怖がる必要はありません。
注意しなければいけないのは(A)です。

水道水の消毒にも塩素が使われています。
わずかな量の次亜塩素酸を怖がるのであれば水道水も怖いということになります。
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この回答へのお礼

大変詳しい説明ありがとうございます
化学が苦手で全くわかっていないため
丁寧で細かいご説明とても有難いです。

ネットなどで塩素系同士なら混ぜても大丈夫という説明を見たことがあるので、ご回答を読んでハッとしました
塩酸を含むものは酸性洗剤、次亜塩素酸ナトリウムを含むものは塩素系洗剤と表記されているけど
どちらも塩素系というくくりでは同じということでしょうか

お礼日時:2014/01/25 08:06

化け学の専門家ではない素人ですが。


混ぜなくても危険です。
混ぜるな危険ではなくpHを下げるのが危険なのです。混ぜてもpHが下がらなければいいのです。つまり単純な混ぜ合わせ比較なら塩素系洗剤(水酸化ナトリウム入り)が多い方が安全。と思う。

話は最初に戻るが、10回流すよりも(発生材料を減らすよりも)、鼻から危険なのだから(単独使用時から)塩素ガスの換気問題です。端的には距離の問題になります。
余談をすれば小便は酸性だったりしますけど。尿検査正常値は、pH6.0~6.5という。

この問題もですが専門家がろくな回答をまとめていない放置問題の一つです。基本が解明改善されないままの、多機能化や新機能の現代ジャパンは、無能専門家と愚民の空騒ぎ自滅経済です。

ガス(の曝露濃度)の方を心配しやがれです。貴方も私も素人ですが。
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この回答へのお礼

ご回答あるがとうございます
pHを下げるのが危険なんですね
まだいまひとつ化学を理解できていないので
勉強しなければとおもいます^^;
換気のご指摘もありがとうございます
余談も興味深かったです

お礼日時:2014/01/25 07:42

>酸性のものと混ざってしまった場合、塩素系と酸性のものの割合によって有害なガスの有害度(濃度や量とか何か)は変化しますか?



もちろん変化します。塩素系のものの正体は次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)です。これが多いほど、つまり濃かったり、量が多かったりするほど出る塩素の速度も量も大きくなります。しかし、それはあくまで「上限」の話です。相手である酸の強度(化学でいえばpKa、つまり水素イオン「H^+」の出し易さ)と量に関わります。酸が水垢落とし用の塩酸などの「強酸」では爆発的に反応しますが、酢酸(薄めると食酢)やその他の酸類たとえば寿司酢に使われるクエン酸などの「弱酸」では、塩素の発生速度は小さくなります。もちろん次亜塩素酸ナトリウムと酸の比も両者の濃度も塩素の発生速度に大きな影響があります。

>単純に混ざった物質の量と発生するガスの量(多さとか濃度)は比例しますか?

はい、比例します。でも両者の比が一から離れると効率(速度も量も)は低くなります。

>キャップ1杯ぶんの塩素系洗剤と巣が混ざったものなら大したことないけど、バケツいっぱいは危険だとか

上記のように両者の比が大きく効いてきますから、バケツ一杯の塩素系漂白剤に酸一滴ではたいしたことがありませんが、ホームセンターで「業者用」として売っている「濃塩酸」入りの水垢落としもバケツ一杯分入れたら、運が悪いと死にます。

>トイレにつかう洗剤の場合、一度トイレの水を流しただけで成分がきちんと流れるのでしょうか

一度「大」で流せば充分薄くなります。それより皮膚に付かないよう出来れば便器全体を水洗いした方が良いのですが、無理なので「流せるワイパー」で出来るだけよく拭いて下さい。塩素系漂白剤は「強アルカリ」でもあるので皮膚を侵します。
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この回答へのお礼

酸の強度がとても大きく関わっているんですね
とても勉強になりました
また流せば十分薄まるとの事で安心しました
ありがとうございます

お礼日時:2014/01/25 07:39

酸洗剤と塩素系洗剤を混ぜる割合についてですが、発生する有毒ガスの種類は


変わりません。どのように混ぜても発生するのは塩素です。酸洗剤が多いと、
わずかに塩化水素も発生するでしょうが、無視できる量です。

割合によって大きく変化するのは塩素の量です。
しかし、これは何対何で混ぜると最も濃度が高くなるのかは明確ではありません。
なぜなら、洗剤のメーカーによって内容物の濃度や割合が違います。
また、塩素系洗剤は安全のためにかなりアルカリを強くしてあります。
ですから、少しくらい酸が入っても塩素は発生しません。
酸の量がある一定量を超えると急激に塩素が発生します。
塩素は塩素系洗剤に由来する物ですから、塩素系洗剤の量がある程度多い時に
最大量の塩素が発生するでしょう。逆にいうと、キャップ1杯の塩素系洗剤から
出る塩素は全てを吸わなければ大丈夫です。
少量を窓を開けながら使えば何の問題もありません。


>トイレにつかう洗剤の場合、一度トイレの水を流しただけで成分がきちんと流れるのでしょうか
ある程度の薬剤(次亜塩素酸)は残ると思います。
しかし、微量でありここから発生する塩素を吸っても健康に被害はありません。
1回流すだけで大丈夫と思いますが、念のために2回くらいでいいでしょう。
とにかく、塩素は刺激臭の強い気体なので、においにがまんをしなければ健康被害がある
濃度まではいきません。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく丁寧な回答ありがとうございました^^
取り扱いにかなり不安がありましたが
冷静に使用できそうです

お礼日時:2014/01/25 07:34

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