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時計修理を1年半ほど前に依頼し、昨年9月に直ったという事で修理代金を6万円支払いましたが、その一週間後の外出の際に使ってみたら、一日後には動かなくなりました。それで再度その時計店に送ってからそのままになっています。何回かメールでやりとりしたのですが、いまだに返してくれません。修理屋さんが言うには「錆を落とした後は表面が凸凹になる為錆が出やすくなるので、薬品を使って処理したが、予想外に錆が出てきた、それが時計の狂った原因である。今修理し直し、時計店では正確に動いている。しかし、そちらでは(我が家は海から50m)の潮風があるのでどうなるか分からない」と言って返してくれません。それでこちらから提案で「時計と修理代を返して欲しい。動くかどうか確認し直っていれば修理代金を再度支払うか、こちらでヨーロッパに持って行きアンティック専門店で見てもらって直っているのが確認できれば修理代金6万円を支払うと伝えましたが、1ヵ月半過ぎても何の提案も無く、返してもらえないので、内容証明(私が書きました、時計と修理代金の返還請求)を送りました。すると修理屋さんから内容証明が送られてきました。内容は「水をかけたまま長い間放置して深刻なコンディションだった。それを時間をかけて再調整の為預かったが調子も良く動いている。使用する場所の潮風をもろに受ける影響をなんとかしなければならない。当方の信用問題に深く関わるのを理解して欲しい」旨の内容証明が来ました。私はどうしたら良いか分かりません。時計は以前から宝石箱の中に仕舞い、それを戸棚に入れていましたし、外出(都会のみ)のみにしか使用した事がないので潮風は大丈夫だと思います。又時計は約100年前にスイス時計メーカーが器械を作り、ロシアで外側を作ったそうで、夫の祖母の遺品で、私自身は20年前から使用していました。約8年前に日本に戻り、水仕事をしてから動かなくなり修理先も見つからないまま宝石箱の中に置いておきました。潮風が問題なら今回からはヨーロッパの親戚の家に置くつもりでもかまわないのです。直っているのであれば喜んでお支払いします。確認できたらきちんと支払うと伝えてあるので良いのかと思ったのですが、駄目なのでしょうか?修理屋さんは我が家に来ており、私が逃げも隠れも出来ないのは分かるはずです。どのように対応したら良いのか助けてください。inge

A 回答 (3件)

trickstar7です。



再度補足です。

少しお答えしきれてない点がありました。

>3)もし、最悪の場合、直っていなかった場合に瑕疵担保請求をしても「以前の深刻なコンディションがいけなかった、潮風の家だからいけなかった」と言われたら私がいけなかったからだという持ち主の責任になるのでしょうか?

これは単純に訴訟上の立証のお話で、要は
「ちゃんと修理していなかったのか」「使用環境がわるかったのか」というどちらの原因によるのか、ということを裁判官に立証しないといけないというお話です。結論としてはどちらもありえます。

ちなみに、私がお金を支払うどうこうと言っているのは、2回目の修理のお話(調整といっていても、法律上は修理する別の「契約」です)です。

>既に修理不能状態になっているのではと恐れています。クリーニングに何回かスイスに出しているのは知っているし、私がヨーロッパで確認するかもしれないとは伝えてあるのです。だから怖いのでないでしょうか?

このような問題で相手の考えを推測するのは無意味です。
「あなたのものであるので、あなたが取り返せる」という事だけでよいと思います。修理不能である(壊された)ということでしたら、損害賠償等別の手段があるでしょう。

>5)もう返してくれないような気もします。
どうしても大事な品で、絶対取り返したいのなら、
最終的には訴訟で取り戻すのみです。ただ、普通は弁護士を通じた交渉等で大丈夫だと思います。法律相談でご相談ください。
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trickstar7です。



補足です。

瑕疵担保請求は法律的な請求権なので、わざわざ相手に伝える必要はありません。
というか、普通そんな物言いをすれば、余計に話がこじれる気がします。
それに権利があるといっても、相手が正直に払ってくれるとも思えないので、訴訟等の手段によることになるでしょう。
そうなると修理代がいくらくらいかわかりませんが、
総合的にみて費用倒れ(弁護士費用等)になる可能性が大です。
つまり、瑕疵担保請求は最後の手段です。

今回の請求の主目的は、
「時計を取り戻すこと」ですよね。
であれば、「時計の所有権に基づく返還」をメインに請求を考えたほうがいいと思います。

とりあえずは、相手とコンタクトをとることが必要です。
その上で、私なら、ということで参考にお聞きいただきたいのですが、
(1)時計を返せ、と主張する
(2)修理代を払えといわれたら、修理内容の報告を求める。
(3)修理をしているようならお金を払う。していないようなら、お金は払わずに取り戻す(時計屋は仕事をしていないではないか、ということを、やんわりと主張)
(4)それでも、修理代と引き換えを主張するなら、払う。ただし、後の(瑕疵担保)請求の確認をしておく。

という交渉をするかな、と考えます。

(1)にいたるコンタクト方法には、直接交渉、弁護士名での内容証明、調停の利用等いろいろあるでしょうが、この辺はそちらの詳しい事情がわかりかねますので法律相談でお聞きください。

また、(4)の後の請求の確保方法としては、一番いいのは公正証書ですが、手間も費用もかかりすぎですし、相手が応じるとも思えませんので、念書、ダメなら録音でいくしかないでしょう。

あと、
>私がいけなかったからだという持ち主の責任
とのことですが、このような責任はありません。
所有者はモノに対して全面的かつ直接的支配権をもち、壊そうが捨てようが自由です(管理方法についてのお悩みはわかりますが)
一方、時計屋は、潮風で壊れようが、水没で壊れようが、「修理します」といって引き受けた以上、修理する義務があります。
修理した後、所有者が壊そうが捨てようが所有者の自由で、そこは時計屋の関与できるところではありません。
時計屋の(法律的な)権利義務は「時計を修理すること」「それについての報酬を受け取ること」につきるのであって、それ以上でも以下でもありません。

個人的には、
時計屋の意図が意味不明です。
どちらにしろ、もし(仮定としてお聞きください)、
別の第3者の手に渡ってしまえば、別の法律問題が浮上しますので、ここは早く取り戻されたほうがよいのかな、と思います。
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この回答へのお礼

trickstar7様、有難うございます。感謝です。何故なら、1)混乱して取り乱している私に何が問題なのかを気づかせてくれた事・・そう、何よりも時計を返して欲しいんだった。2)契約と言う社会での基本のルールを分かりやすく説明してくださった・・納得です。毎日の日常野菜を買うのも同じなのに、どうも焦ってしまいました。3)自分だったらどうするかという視点で方法を論じてくださった・・この視点を持っていらして、ヒントを与えてくださったのには、心からの有難うしか言えません。
頭にきちんとこの大事な情報を入れて、どのように対処するかを考えます。多分法律のプロに依頼します。ドキドキしながら内容証明を送ったその翌々日には相手から手馴れた内容証明が来たのですから、私にはこの時計屋さんと交渉するのは無理だと分かりました。有難う、本当に心からの感謝です。これからも色々な方を助けてあげてください。inge

お礼日時:2008/02/12 00:27

企業法務をやっております。



具体的事案が分かりかねますので,即断は出来かねますが,一般論としてお聞きください。

あなたと時計屋さんは,時計の修理という契約を結んでおります。
ここで,当然ながら,時計の所有権はあなたにあります。
ですから,時計に関する支配権はあなたにあるわけで,時計をどうしようが,本来はあなたの自由です。

さて,法律的には(契約書等で別の合意があれば別),
このような場合,時計屋さんの修理代を確保するため,留置権(民法295条)と同時履行の抗弁権(同533条)というものが認められています。
これは,厳密にはちがう権利なのですが,要は,この場合は「時計返してほしかったら修理代払え」という事です。

よって,時計屋さんには,
(当然,修理がちゃんとされているのを前提として),「金を払ってくれなければ返さない」という権利「のみ」が認められているわけです。
修理がされていなければ,当然この権利はありません。

つまり
修理完了→「金払ないと返さない」という権利
修理未完了→なんの権利もなし

ということです。
「修理を待ってほしい」とか「そっちに返すと壊れるから職人魂で」云々といった主張は,法的になんの意味ありません。
今回は,お金も払うという意思(口頭の弁済の提供)ですから,
取り戻すときに(修理代払えば)なんの障害もありません。

さて,今後の方策ですが,
当事者間の話合いでラチがあかなければ,
弁護士等に相談したほうがよいでしょう。
費用がかかるのがイヤでしたら,まずは市役所等の無料法律相談をご利用になるのがよろしいでしょう。
私が申し上げたのは一般論で,法律的解決のためには具体的事実の把握が不可欠ですので。

個人的には,「確認できたらきちんと支払う」というのは,両者の合意があれば別ですが,法律的には,前述のとおり時計屋さんには「金払うまで返さない」という権利があるので,この点は難しいかなと思います。
お金は払っておいて(当然そのときに返してもらう),後に,修理が不完全等であれば,瑕疵担保請求をするのがよいでしょう。

この回答への補足

有難うございます。少し私の現在の立場が分かり始めています。修理が不完全であれば瑕疵担保請求という事なのですね。これは有難い知識です。ここで質問です。1)もう支払ってあるので「修理ができてない場合は瑕疵担保請求します」と伝えて時計を取り戻し、確認して不完全であれば請求出来ると解釈してよろしいのでしょうか?2)「今現在は修理屋の家で調子良いが、潮風をもろに受ける影響をなんとかしなければなりません」と書いてありますが、私には理解不能です。しかしながらその意見を聞いて、「潮風を受けない親戚の家に送ってもらい、そこで専門家にみてもらい修理ができているかどうか確認する。しかし不完全であるならば瑕疵担保請求する」という形はどうなのでしょうか?3)もし、最悪の場合、直っていなかった場合に瑕疵担保請求をしても「以前の深刻なコンディションがいけなかった、潮風の家だからいけなかった」と言われたら私がいけなかったからだという持ち主の責任になるのでしょうか?4)個人的には「何故それなら修理を受けたのか?何故直ったといってお金を受け取ったのか?」という気持ちでいっぱいです。そう思う私がいけないのですか?修理屋さんからの内容証明を読んでいると「ほったらかしていて、海辺に住んでいるお前が悪い」というように非難されているような気がしてしまいます。5)もう返してくれないような気もします。メールの中で「不具合が修理後に急に進んだ錆びのせいで不具合が出た。東京なら気にならないのですが、頭を痛めております」と言っているのを読むと壊してしまったのではと不安です。私自身はヨーロッパでもう一度修理をしてもらおうと思っていますが、既に修理不能状態になっているのではと恐れています。クリーニングに何回かスイスに出しているのは知っているし、私がヨーロッパで確認するかもしれないとは伝えてあるのです。だから怖いのでないでしょうか?「海辺に住む人には渡せない」と言っている人に私がなんとかして使えるようになって欲しいという気持ちは通じるのでしょうか?ゴメンナサイ。これは愚痴になってしまいました。アドヴァイスありがとうございます。5になったらどうしましょう?Inge

補足日時:2008/02/10 19:04
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